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p.m 22:00

部屋に帰ったリボルバーの携帯に、電話がかかる

リボルバー「…ラピッド!?」

どこに行ったかも分からなかったラピッドからようやく電話がかかる

リボルバーはすぐそれに出た


リボルバー「…もしもしラピッド、応答を_ 」

ラピッド「…すみません」

ラピッドの声は、まるで乾いているようだ

ラピッド「…すみません、しばらく皆様と行動できなくなります 」

ラピッド「引き抜きを受けました、これが最後となると思います。」

リボルバーは”引き抜き”という言葉にたいそう驚く。

リボルバー「何故、今…」

リボルバー「…でも確かに、エージェントである以上、断ることはできないですよね。」

リボルバー「…その、引き抜いた企業の目的は…?」

ラピッド「企業は違えど、目的は皆様とあまり変わりません」

ラピッド「…ですが、規模は違います。miaそのものを、私は壊さないといけないんです。」

ラピッド「…僕から伝えられるのは、それだけです。」

ラピッド「皆様のご健闘を、せめてお祈りいたします」

ラピッド「…………」


ラピッドはそう言うと、すぐに通話を切ってしまう

リボルバー「待て、ラピッ…」


通話の後、1つのボイスメッセージが送られてきた。


かな達の計画は、こうだ。

かながmia関係者に妹のことを話し、接触

反応がどちらに転がるとしても隙を見せることになると仮定し、りさに気絶させてもらう

sepiaは職員用入口から潜入、リボルバーは、全員が窮地となった際の緊急要員として、施設の人間から死角となるところで待機、見つかった際エージェントとバレないよう服装を変えること。





█████


███新たなデータを確認

ノイズ混じりの音が、ラピッドに渡された専用携帯から響く


█識別番号、314503241633

ラピッド「…僕の生年月日と、これは…?」

アニマ「生まれた時間だ。」

ラピッドは冷や汗をかく

アニマ「そんなことはいいだろう、ただ指紋から特定しているだけだ。 」

アニマ「これからラピッドには”エディア”に向かってもらう」

ラピッド「エディアって…1番権力が高いって言われてる国じゃないですか!?いきなり何故…?」

アニマ「そこから、miaは広がっているからだ。」

アニマ「…そして、ある技術が爆発的に流行っているんだ。」

ラピッド「…技術?」

アニマ「あぁ、これはAIやmiaには関係ないが、個人的に興味があってさ。」



swampスワンプ


そこには、使用者のクローンがある

脳みそ、内蔵、肌質、遺伝子、全てが使用者と同じ、そんなクローン。

だがその脳には意識というチップは埋め込まれておらず、腐らない使用者の身体が保管されている。

使用者が何らかの事件等でタヒんでしまった時、保管されているクローンに使用者の意識チップを移すことで、使用者は使用者のまま生き、振る舞う事が出来る。


ラピッド「確かに、今のエイビオの技術では考えられないですね。」

アニマ「そうだろ、スワンプの先駆者が私の知り合いでね、彼も、私も、音楽が好きだったんだ。」




かな一行は、sepiaとケヤキが務めていた mia支社が見える高台で待機する



a.m 1:00

かな「…不意をつけないかなって思って深夜を選んだけど…」

外から見える明かりを見て、それは全くと言っていいほど意味が無いことを全員が悟っていた。

りさ「でも今更作戦変更は許されない、ケヤキのためにも、そんな気がするの。」

かな「そうだね、私達を強く信じて、剣を託してくれた。」

2時に、作戦は始まる


それまでは、話をしていてもいいだろう。


sepia「…りささんとリボルバーさんには謝んなくちゃいけないことがある」

リボルバー「…まぁ、察しはつきますけど…。」

sepia「……ヘリ、墜落させて本当にごめん。」

リボルバー「…きっと社長からの命令なんですよね?」

sepia「あぁ、本来はケヤキがやる任務だった、だけど俺が、ケヤキの代わりにやったんだ。」

リボルバー「…あれはこちら側の所有物ですから、miaには莫大な請求が届くとは思います。」

sepia「それは覚悟して…」

リボルバー「ですけど…」

リボルバー「…貴方を責めたくない、貴方は、貴方の道を行って欲しいんです。」

リボルバー「…私は、この作戦が終わり次第、この罪を被ってエージェントを辞め、ラピッドを追います。」

sepia「…!?そんな無謀な…」

リボルバー「ラピッドは…好きでmiaの破壊をしているという訳ではないんです。」

小さい音量でボイスメッセージが再生される


PLEASE HELP ME, IM Sどうか助けて、1人は怖い

モールス信号で、そう記録されている


彼は恐れているのだ、スケールの大きな任務に、極めて危険と思われる任務に

リボルバー「…私は、仲間を二度と失いたくない。」

リボルバー「…ですから…」

リボルバー「エージェントの身分を捨ててでも、私は仲間を助けたいと思ったんです。」

リボルバー「少しは容易になると思います、エージェントは従う以外、選択肢がないのですから、機密事項だって話さなくてはならない」

リボルバー「…この身分を捨て、一般人として、真の”ヒーロー”になる時が来たのかもしれないんです。」

かな「リボルバーさん…あんなことがあった時は、本当にどうなるかと思った、けど。」

かな「根っから優しくて強いですね。リボルバーさんは。」

かな「…改めて、助けてくださり、本当にありがとうございます。」

sepia「リボルバーさんの身に何が あったのか、俺は知らないけど。」

sepia「…絶対できる、応援してる。」

りさ「リボルバー…本当に、本当にありがとう。」

りさ「β地区爆破に関わってしまった私を、献身的に助けてくれて」

りさ「…ラピッドに会えたら、伝えて欲しい、私達皆、ラピッドとリボルバーを大切に思っていること。」

リボルバー「…皆さん…」


リボルバー「本当に、本当にありがとうございます…!!」

リボルバー「我々が集まっての作戦は、これが最初で最後かもしれません」

リボルバー「私は、この作戦を全うします、エージェントとして、_そして、皆様を助けたいと願った、1人の人間として。」


a.m 1:30


りさ「…sepiaは、ケヤキと共に行くのよね」

sepia「あぁ、俺らは新たな道を探す、共存、いや…”維持の道”を。」

sepia「AIは良いテクノロジーだけど、危険性も同時に孕んでる」

sepia「だからと言って急にすべて壊すってのは…不可能だ。それにかなの妹もAIだから。」

sepia「だから…今のままでいられることこそ、1番の幸福だ、… って思ったんだ。 」

sepia「…リボルバーさんと同じだ、もう仲間を失いたくない」

sepia「だからケヤキも、連れていく」

sepia「ケヤキだけじゃない_社長に洗脳されていたやつ、全員を…願うなら連れて行きたい。」

sepia「かつては共に苦しみを分かちあった仲間だから…。」




作戦が終われば、彼らは離れてしまう

だが彼らの道先で、再会できるかもしれない、それは途方もない、長い長い道先だろう


りさ「私達は、引き続き旅を続けて、ショックを止める。」

りさ「どんなに大きい組織が関わっていようと、悪となったとしても。」

かな「…これは、私達の目的に大きく近づく何か、になるかもしれないですから。」


a.m 1:50


りさ「…後10分。」

sepia「……社長…」

刻一刻と、その時間は迫る

かなはビルの方を真っ直ぐに見ていた

かな (…指名手配されている柏 日向の関係者です_)

かなは頭の中で自分のやるべきことを改めて整理する


りさ「…じゃあ、配置についてくる。」

りさは3人の元を離れ、自分の位置へ移動する


59分


まるで4人の息がひとつになったかのよう、そんな感覚が、4人を奮い立たせる


準備は完了した、mia支社を打倒し、我々はそれぞれの目的へ、足を踏み出すのだ。


シスター・シンギュラリティ

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