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第41話 ユメの過去2/2
前回までのあらすじ
黒野が私のお姉ちゃんを殺した。以上。
※ここから下もユメ視点になります。ゲームがしたい…
・・・。
黒野が家を出てから、私は姉の近くに寄った。
「お姉ちゃん、起きてたら返事して。いつも通りふざけてるだけだよね?」
「・・・」
「ねぇ、お姉ちゃん。いつもみたいに笑ってよ…くだらない話でさ、」
しかし、返ってくるのは冷たく、残酷な静寂だけだった。
一緒に悩んで、悲しんで、笑って、楽しんだ…お姉ちゃんが…殺された。
これは、黒野ととりあえずまた会わないとな。
にちのうcv.イケボユメ
「黒野…」
「ん?やぁやぁユメちゃん。あいつとのお別れは終わったかい?」
「あぁ…」
なんで私はこの黒野の所に来たかみんな疑問に思っているだろう。私はこんなでも一応黒野の彼女だ。
しかし、お姉ちゃんを殺した罪はでかい。ということで、私はこの黒野と同棲することにした。理由は、一緒に暮らしていけば癖や隙が見つけられるかもしれないからだ。
「ねぇ黒野?もう私たち独り身同士じゃん?だからさ、一緒に暮らさない?一応カップルなんだしさ」
「ふむ。確かに。人数が多い方が生活しやすい。よし。いいだろう」
そうして、私たちは同棲するようになった。
にちのうcv.黒野
黒野と生活して3ヶ月。私は黒野の癖や隙を少しずつ発見している。
黒野は驚くと2秒くらいフリーズする。
朝は必ずココアを飲む。
スマホを見ようとするとものすごい拒否する。
そして、よく自分の「固有力」で遊ぶ。
という事がわかった。
この前、「昔は電車に乗っている人に身体を変えて事件を起こしたんだぜ?」と自慢げに話していた。
私は気分が悪くなった。
そして、私にも変化があった。
私は正気を保とうとするとどうしても厨二病気質になるらしい。なんでだろう?
「なぁ黒野…お前は中学校には通うか?」
「あぁ。俺はいいよ。忙しいから。ユメちゃんだけ行ってきて」
チッ、学校なら新しく発見できると思ったのに…。まぁ仕方ない。
その後は、普通に学校に通って、今に至る。