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この物語は、かつて私の住んでいたペペロン星のお話です。
私の住むペペロン星は鉱石や貴金属などが多く潤沢な資材のある星でした。
鉱石をとるために作られた地下通路、そして地上には立派な都市が建設され、まさに発展途上星と言うにふさわしい星です。
近隣の星々のと外交が盛んに行われ、争いもなく私たちは平和な日々を送っていたのです。
私の家族は、母は専業主婦、父は鉱山夫、兄はエンジニアという平凡な家庭でしたが、私自身も図書館司書という好きなことを職にできる大変幸せな家庭でした。
私の家では毎晩必ず家族が揃った上で夕食をとるというのがルールでしたが、なにせ鉱山夫に
エンジニア、図書館司書と、終業時間のばらつきが大きかったので、私と兄ははあまりこのルールを良く思ってはいませんでした。
そんな話はここまでにして、ここからは私の住むペペロン星がポコリンポス星に攻めいられた時の話をしましょう。