鈴side
<ふふ、素敵な回答だね。>
なぜ、”素敵な回答”なのだろうか。
あまり、論理的な回答ではなかったのに。
やはり彼女は、人間なのだろうか?
<質問は、これで終わり。ゲームは、これから。楽しみだわ。>
鈴「やっと終わった…。」
鈴は、出口へと足を進めた。
…連絡用パッドから連絡がきた。
その相手は、一ノ瀬だ。
鈴は、通話ボタンを押した。
鈴「先生…?」
一「何か情報は、掴めたかな?」
鈴「いえ、半年前のメッセージ履歴だけです。」
一「それは、重要なヒントじゃないか。」
鈴「?」
意味が分からない。たかがメッセージ履歴だ。
それがどんな答えになるのだろうか?
内容も分からないなら、何のヒントにもならない。
一「どうした?まだ、分からないのかな?」
……先生は、元々こんな性格なのだろうか。
前はイライラするような性格じゃなかった気がする。
「では、教えてあげよう。」と、煽り気味に言ってきて、再会した時、一発殴ってれば良かったかなとも思った。
一「明日、アメリカの大統領が会食の料理で、毒.殺される。」
何とも、物騒な話だ。
しかし、それが私と何の関係があるのだろうか。
私のこの考えは、先生の次の言葉で完全に消えた。
一「犯人は、”人殺.し”のお前だ。」
鈴「!………………フッ」
鈴は、もう用はない、と言うふうに通話を切った。
………なるほど。
鈴は、ただただ自分の状況が、おかしくて仕方なかった。
最悪な状況で笑っているなど、ヤバい奴だと思ったかもしれないが、これが彼女の”普通”だ。
…人生は楽しむものだ。例え最悪な状況であっても。
鈴「私が簡単に、利用されると思ってるの?
… 覚悟して待っててね?」
その言葉を最後に、鈴は足を進めた。
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多分、短いですよね!?
すいません!
コメント
4件
文章上手くない!?
おお、ミステリアス…(*˙꒫˙* )