「彼女を大切にしたいけど」
みんなでテニスをたくさん楽しみ、車へ戻った俺たちは、宿泊先のホテルへと向かった。
山道を進み、途中渓谷を渡ってさらに進むと、曲がりくねった道の途中にホテルの看板が現れる。
その先の道を進むと真っ白な建物があり、そこが今日お世話になるホテルだった。
「わー!」
ホテルが見えた途端、車内の雰囲気が一気にあがる。
車を降り、チェックイン時に渡されたキーの部屋へ行くと、あかねさん夫妻の向かいの部屋だった。
夕食はバーベキューの予定で、午後6時からバーベキューテラスで始まることになっている。
「30分後ですね。時間になったら現地集合しましょうか」
「はい」
あかねさん夫妻と別れ、部屋のドアをあけると、クローゼット横のあいたスペースに荷物を置いた。
部屋は白と茶色を基調とした、すっきりした内装で、テレビボードの先にチェアがあり、その奥に窓があ*********
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