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#作者干渉型コメディ
澪彩の引き出し【サブ垢】
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yozakura🌸
349
ゆきまる
MaruM
117
第二十二話「未来改変の真実」
地獄との境界。
轟音が鳴り響く。
閻魔の結界。
ケイトの斬撃。
二人の連携は完璧だった。
「今じゃ!」
閻魔が巨大な結界でクロノを閉じ込める。
「ケイト!」
「決めろ!」
「はい!」
ケイトは全力で飛び込む。
「はぁぁぁぁ!!」
神速の一撃。
誰が見ても当たった。
しかし――
クロノの姿が消えた。
次の瞬間。
後方に立っている。
ケイトは目を見開く。
「……は?」
閻魔も驚く。
「何じゃ……。」
クロノは静かに笑う。
「未来改変。」
「結果だけを書き換えた。」
ケイトは歯を食いしばる。
「攻撃は当たったはずだ!」
クロノは頷く。
「当たった。」
「だが。」
「当たった未来を、当たらなかった未来へ変えた。」
閻魔は杖を握る。
「恐ろしい能力じゃ……。」
クロノは静かに歩き始める。
「勘違いするな。」
「未来改変は万能ではない。」
ケイトは睨む。
「……どういう意味だ。」
クロノは笑った。
「教えてやろう。」
「これが。」
「未来改変のルールだ。」
指を一本立てる。
「一つ。」
「過去は変えられない。」
「起きた出来事は消せない。」
二本目。
「二つ。」
「誰も関わらない未来は変えられない。」
「例えば。」
「自分が転ぶ未来。」
「それは変えられない。」
「だが。」
「誰かに足を引っかけられて転ぶ未来なら。」
「変えられる。」
三本目。
「三つ。」
「実力で決まる未来は変えられない。」
「例えば。」
「古流斬に真正面から負ける未来。」
「それは変えられない。」
「だから私は。」
「罠を使った。」
閻魔は目を細める。
「なるほど……。」
クロノは最後に言う。
「そして。」
「逃げる未来だけは。」
「私が最も得意とする未来だ。」
ケイトは剣を強く握る。
「そんな能力……。」
「やれるか。」
「完全に。」
「こっちが不利だ。」
閻魔は静かに前へ出る。
「じゃが。」
「弱点がある以上。」
「必ず突破口はある。」
クロノは薄く笑う。
「見つけられるなら。」
「見つけてみろ。」
三人は再び構える。
未来を操る男。
地獄を統べる王。
そして、防衛軍総隊長。
世界の命運を懸けた戦いは、さらに激しさを増していく。
⸻
第二十二話 完
コメント
1件
第22話、めっちゃ熱かったです🔥 ケイトと閻魔の連携、完璧だったのに「未来改変」でかわされる展開、鳥肌立ちました…。 クロノの能力ルール、ちゃんと制限があるのが逆にリアルで怖い。でも「逃げるのが最も得意」って、なんか彼の生き様みたいでグッときました。 ケイトの「やれるか…完全に不利だ」って焦り、すごく伝わってきた。次、どう立ち向かうんだろう…! 続きが気になるー!😭