こんばんは…!
フォロワー様30人ありがとうございます…!
これからも頑張ります…!
では、本編に行っちゃいましょう…!
『6月』-前半-
街
Y「…は〜…家帰ったらまたレポートか…」
M「溜めていた私たちが悪いのですから、文句を言わないでください…」
S「ぼ、僕も手伝うからさ……」
M「ありがとうございます、千ト」
Y「あ、そーだ兄貴〜、この事件…知ってるか?」
M「……えぇ、子供を使った悪質な事件のこと、でしょう?」
S「その話なら、僕も聞いたことがある…!」
Y「その事件、もう5回目だってよ〜??」
M「…確か、被害にあった方達は全員「人違い」だったらしいですね…」
Y「そうみたいだな〜…後、必ず『お母さんが病気だから』って言ってるらしいぜ〜?」
M「…はぁ、」
「うわぁっ!!」
突然、千トに9〜10歳くらいの子供がぶつかってきた
S「うわっ、!ご…ごめん…!大丈夫…?(ざ、雑菌がっ……)」
??「ご、ごめんなさい…!僕が、前向いてなかったから…」
S「僕も悪かったよ…って、君…その服どうしたの…!?ボロボロじゃん…!」
??「も、持ってる服…これしかないから…」
M Y「………」
S「…よし、1回僕たちの事務所に一緒に帰ろっか!」
??「え、?」
S「いいよね?右手くん、左手くん、」
M「千ト……いくらなんでもお人好しすぎでは…?」
Y「まーまー、兄貴も気にしすぎだって、俺は別にいいぜ〜…?」
M「左手……」
Y「まーいいじゃんか…もしかしたらアレと関係してるかもだしよ…」
俺は兄貴にそう耳打ちをした
M「……そう、ですね」
Y「よし決まり〜、あんた名前は?」
R「る、累、!」
Y「よし、じゃあ累、事務所まで一緒に行こーぜ、」
R「う、うん…!」
S「……(なんか左手くんやる気出した…?)ま、待ってよ〜!」
M「…(誰かがこちらを向いていますね…)」
事務所
僕は“累くん“という男の子を事務所に連れて帰り、お風呂やご飯などを用意した
R「ご馳走様でした…!はぁ……もうお腹いっぱいだよ…」
M「それはよかったです、累さん、」
S「右手くんの作る料理はすっごく美味しいもんね!」
Y「だよな〜、」
R「こ、これ…全部右手さんが…??」
M「えぇ、そうですよ、」
R「す、すごい…!僕の‘お母さん‘みたいだ…!」
S M Y「……」
R「…今は、ずっと寝たままなんだけどね…」
M「……(やはり…)」
Y「あ、そ〜だ累ー、俺、りんごいろんな形にして切れるんだけど…何かリクエストとかあるか?」
R「えっとね…!うさぎさんがいい…!✨」
Y「うさぎだな、りょーかい、」
R「ゆ、左手さん…!近くで見てもいいですか…!?✨」
Y「あぁ、別に構わねーぞ?」
R「やったー!✨」
俺は兄貴と千トに目配りをする
M「…なるほど、」
S「左手くんは、累くんが僕たちのことを信頼できる人だって思わせようとしてる…?」
M「そうでしょうね、左手が自らあんなことするとは思えません」
Y「…(兄貴…失礼なこと言いやがって…)」
S「…でも、そのおかげでさっきより笑顔が多くなったね…!」
M「えぇ、」
S「……僕、あの子が今回の事件に関係していると思う…」
M「私も同感です、‘お母さん‘というのと‘ずっと寝たまま‘という言葉で確信がつきました」
S「…でも、なんでだろう、誰かに言わされている感じがすごい…」
M「あの見た目的に…10歳ぐらいでしょうし、まだ『お母さん』と言う年頃ではないはず…」
S「…誰かに命令されている…とか?」
M「えぇ、多分そんな感じでしょう、事務所に帰る前、視線を感じました…」
S「……もしかしたら、つけられてる可能性がありそうだね、」
M「…そうですね、左手…少し出かけましょう、」
Y「んぁ〜?なんでだよ…」
R「…左手さんと右手さん…どこかへ行くのですか?」
M「えぇ、数分したら戻ってきます、千ト、累さんのことお願いしますね」
S「…う、うん…(2人がいなくて寂しいなんて言えない…)」
R「あ、あの…千トさん、?」
S「ん?どうしたの累くん、」
R「……ぼ、僕…眠くなっちゃいました…」
S「じゃあ、口ゆすいだら寝よっか、」
R「はい…!」
S「……(うん、ぐっすり眠ってる、)」
2人が出ていってから数十分たったが、まだ帰ってこない
その時インターホンの音が鳴った
S「……?(こんな時間に誰だ…?)」
見ると、男の人で顔はよく見えなかった
「あの〜…そちらに息子はお邪魔してませんか…?」
S「息子さん…?(累くんのことかな…?)」
「ほら、10歳くらいの男の子…」
S「…累さんのこと、ですか?」
「あ、そうです…!……すみませんが…中に入らせてもらっても…?」
S「……すみませんが、それは出来ません…」
「え、どうして、ですか?」
S「……出来ないから、です、」
「……そうですか、なら、」
寝室の向こうから悲鳴が聞こえる
S「!?……累くん!!!」
R「せ、千トさんっ…!!助けて…!」
知らぬ間に事務所には人が潜んでいたみたいで、累くんはその人に捕まってしまっている、
よく見ると、手にはナイフを持っていた
「はっ…ネストの事務所も簡単に入れるんだなぁ…?」
S「っ…!!(ど、どうしよう…右手くんも左手くんもいないのに…!)」
「お前の仲間2人も‘雑魚‘かったな〜?」
男はそういうと、倒れている2人の写真を見せる
S「!?右手くん!左手くん!」
「ちょーっとばかし眠ってもらってるだけだ…さて、これでお前は1人だ…」
S「…何が目的なんですか…あなたたちは…」
「あんた、“読心“っていう異能があるんだってなぁ?」
S「……」
「それ、こいつ(累)に使ってくれよ〜…こいつ、どんだけ痛めつけても俺らの欲しい情報言わなくてよ〜……」
S「!?……それ、はっ……」
「じゃないと〜、こいつ刺して✖︎しちゃうよ〜?」
R「うわぁぁぁん!」
S「っ……(どう…すれば…)」
「ほら〜、早く決めろよ〜……」
読心を使えば、僕の命はもっと危険になる、だが、使わなければ累くんが✖︎されてしまう。
S「……(右手くん…左手くん…ごめんね、)…わかりました、」
「お、じゃあ早速やってくれ、おらガキ!大人しくしろ!」
S「…っ…(今の僕にできることは…これしかない…!)」
??「千ト!!」
NEXT…♡200~
コメント
3件
千トくーん!!! 最後の??は右手君と左手君かな…? 次回楽しみに待ってます!(*´꒳`*)