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________風花ちゃん、どこかな。私は教室を見渡す。あれ、何で探してるんだろう。別に話したいこともないのに。 もしかして……いや、でも… 「おーい、ゆめちゃん!」あ、風花ちゃんが来た。 まあ、いっか。深く考えても疲れるし。私は風花ちゃんのところに向かった。
この日がやってきた。今日は始業式だ。これから中1かあ。誰と同じクラスになるかな?楽しみだなあ。「いってきまーす!」 「いってらっしゃい、気をつけてねー!」
…あ。名札を忘れるところだった。玄関にあるんだっけ。『音田 葵』…この字、小さくないかな。名札全体の大きさも小さいし。無くしそうだな。 ゆめちゃんと同じクラスがいいな。ゆめちゃんは外で遊ぶのが好きな子だ。よく公園で遊んでたっけ。これから部活で遊べなくなることも増えてくのかな。なんかやだな。そう考えると、帰宅部がいいのかも。 そんなことを考えていたら、いつのまにか教室に着いていた。
あ! 「あおちゃん、おはよう!」心乃ちゃんだ。心乃ちゃんとは、よく絵を描いている。また遊びたいなあ。「おはよう!同じクラスだね!」「これからまたよろしくね〜」 私は教室を見渡す。
高野くん(小学校の時から5年連続で同じクラスだ。奇跡だな。)、沙奈ちゃん、風花ちゃん、のあちゃん…知っている子、結構いるな。 「おはよ。」ゆめちゃんが来た。「ゆめちゃん、おはよ〜!」「おはよう!今年は同じクラスでよかったぁ!」ゆめちゃんとは、2年ぶりに同じクラスになれた。これから楽しみだなあ。