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めちゃくちゃ遅ればせながら、11月11日はポッキーの日だったので、書きます。(4日遅れ)
というかどうしても書きたかったんです。遅れてでもいいから…!泣
・kyrt
・ポッキーの日パロディ
・若干駆け足
gtusネタ思いつかなくて萎える。
╴ ╴ ╴
rt side
「レトさ〜ん」
「ん〜?」
特にやることもなくゴロゴロしていた土曜の昼。
気の抜けた声でキヨくんに名前を呼ばれたので、こっちも同じように返事をする。
「今日は、なんの日でしょう」
「え、何急に」
ほんとに突然、問題を投げ掛けられる。
今日…?
チラッと携帯を見てみると『11月11日』と表示されていた。
「11月11日…なんかあったっけ…」
数秒考えてみたが、結局答えは出ず。
悔しいが正解を聞くと、「ちょっと待ってて」と言いキヨくんはキッチンの方へと消えていった。
暫くして、何かを手にして戻ってくる。
「じゃーん!ポッキー!ってことは…?」
ピンとくる。流石に俺もそこまで馬鹿じゃない。
「「ポッキーの日!」」
2人声が揃う。
「というわけでレトさん」
「何」
「ポッキーゲーム、しよう」
「へっ?」
予想外の単語が出てきて、思わずマヌケな声を出してしまう。
ポッキーゲームって、あのポッキーゲーム、だよな?
「やだよ」
やりたくないと意思表示したが、当のキヨくんはOK出されるまで諦めない、と言ったようにじっと見つめてくる。
「…ん、分かったよ…1回だけね」
仕方なく承諾すると、キヨくんは大袈裟にガッツポーズを掲げている。
「はいれとはん、ははうひへ」
キヨくんの咥えたポッキーに、俺も意を決して咥える。
二人とも無言で食べ進める。
最初はまだ平気だったけど、段々と近付くにつれ、心臓の音がうるさくなっている気がした。
「…っ」
不意に目が合い、思わず逸らしてしまうと、キヨくんからニヤニヤとした笑みを向けられた。なんだこいつ。
段々とポッキーが短くなっていく。
抵抗するのもなんだか面倒くさかったから、俺は身を委ねるように目を閉じた。
軽く唇が触れたと思ったら、今度は舌を入れられ、 互いの体温を感じられる。
段々苦しくなってきて、キヨくんの胸板をとんとんと叩く。
「…はっ…」
「レトさん息続かなさすぎ」
「うるせ…てか、俺の知ってるポッキーゲームじゃない…」
「あ、因みにレトさん、11月11日は”プリッツの日”でもあるんだって!」
「はぁ…」
なんで急にそんな豆知識みたいなのを…とポカンとしていると、キヨくんがどこに隠し持っていたのか、プリッツを取り出す。
「!?…や、やらないよ!?」
「え〜いいじゃん、減るもんじゃないし」
「いやいやいや…やらないよ。絶対」
■
なんで俺はいっつも最終的に承諾してしまうんだろうか…(結局やった)
「レトさんってほんと押しに弱いよね」
キヨくんがポッキーを食べながら、小馬鹿にしたように言う。
「来年もやろうね」
「絶対やらない!!」
☆HappyPockyday☆
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プリッツの日というのは、本当です。調べたら出てきて吃驚しました。
ポッキーとプリッツならなんでトッポないんだ…!?って思ったけど会社が違いましたね。
私は圧倒的トッポ派です。誰がなんと言おうとトッポです。