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本当は当日に投稿したかった、ド忘れしてたusさん誕おめ小説です。
gtusです。
次からはちゃんと期限守ります。
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gt side
自室のベッドの上で目を覚ます。
一体いつの間に寝ていたのだろうか。
体を動かした時に見えた時計の針は、11時45分とあと少しで日付が変わる時間を指していた。
ちょっとだけ居眠りするつもりが、ちょっと所が大分寝てしまっていたらしい。
こんな時間に起きるならいっそ寝続けていたかった───とも思うけど、日付が変わる前に起きて良かった。
そう安堵し、部屋を出て俺はリビングへ向かった。
リビングでは、うっしーが毛布にくるまり、すうすうと寝息を立てていた。
起こさないように、そっと隣に座る。
安らかに眠るうっしーの寝顔が、いつもよりもなんだか愛らしく見え、その額にキスを落とす。
「ん…がっちさん…?」
ぼんやりとした顔で、こちらを見上げる。
「あら、起こしちゃった?」
「んぅ…」
寝ぼけているのか、うっしーが俺の手を握る。
手を握り返し、少しの間ぼーっとする。
「うっしー、こんな所で寝てたら風邪引いちゃうよ」
そう言いながら肩を揺さぶるが、起きる気配はゼロ。
今日は11月14日。そして、あと少しで11月15日。
つまりそう、うっしーの誕生日なのだ。
だから今、風邪を引かれたら困る。
せっかくの誕生日に風邪を引くのは、本人も嫌だろう。それと、日付が変わると同時に「おめでとう」を言いたいという謎のこだわりもある。
因みに、誕プレもちゃんと用意している。
でも、どうやらやっぱり、俺はうっしーには甘いようだ。寝顔を見ながら、自分自身にそう呆れた。
■
結局、日付が変わるまでうっしーは眠ったままだった。
「プレゼントは明日───朝に渡すか」
手の中のプレゼントを見て呟く。
「ほんとは一緒に見に行けたら良かったんだけど…やっぱり、驚かせたかったから」
と、うっしーを撫でながら言う。本人は聞いてないけどね。
プレゼントをこれと決めるまで、物凄く悩んだ。
これでいいのかとか。重くないかな?とか。もうめちゃくちゃ考えた。
でも、最終的にはこれが一番だって思った。
「喜んでくれるといいな…」
そろそろ俺も寝るか…と思い始めていた時、ある事を思いついた。
■
うっしーの左手に鎮座する、銀色に輝く”ソレ”を見て、満足気に頷く。
びっくりするだろうか。驚くうっしーの顔が想像できて、思わず笑いが零れる。
そろそろ寝よう。あ、その前にうっしー部屋に運ばないと。
毛布にくるまった状態で、うっしーを部屋まで運ぶ。
よく寝るなぁ…子供みたい。
うっしーを運び、部屋から出ようとした時、一番大事なことを思い出し、ドアの前で留まる。
「うっしー、誕生日おめでとう」
そう言っても、やっぱりうっしーが起きる気配はない。
「あと」
少し近付いて、耳元で囁く。
「愛してる」
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usさん誕おめです。
ずっと推します。最近動画見れてないけど()
ほんとは朝まで(usがプレゼントに気付くまで)書いてたんですけど、「愛してる」で終わらせたくて消しました。