同棲してる相方はウザい友達で命の恩人。
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薄い意識の中から鳥のさえずりが聞こえた。
重い瞼を開けて天井を見る。
時計を見てまだ寝れるな‥と思い、二度寝をしようと横になろうと思ったら俺の隣には寝ている相方が居た。思わず固まってこの状況を整理しようと考える。
「は‥、、?」
そもそもなんで俺のベッドに寝ているんだ。
マジで殴ろうかと思っていると
向こうも起きたみたいで目を擦る。
そして俺を見て
『‥‥えっ。』
向こうもどうやら状況が理解してないみたいだ。説明しろ、みたいな顔で見てくる。
俺が知りてぇよ。
『‥‥なんでイトスギのベッドに居るんだ‥、、イトスギくんもしかして俺と一緒に寝たいからって引きずってきたのか〜?♪』
「な訳ないだろ。その顔面ぶん殴るぞ。」
『朝から物騒だなぁ〜。』
澄ました顔をしているこの相方の名前は
鬼灯。死神だ。
どうやら普通の死神とは違い、誰にも見えるし、触れれるらしい。
こいつの肌は暖かいが、脈はない。
ふと鬼灯の髪を見る。。となんていうか‥ふわふわしている。例えるならわたあめだ。
「その髪なんだよ、!w」
クスッと笑いながら指摘をすると、鬼灯は少し恥ずかしい顔をして
『‥別にお前にクソ関係ない…』
そう言った。
「朝起きしたのもしかしてその理由なのか?俺にバレたくなかったから?w」
その新鮮な反応に思わず笑いながら言う。
鬼灯は布団に隠れて
『イトスギだって…双葉いつもセットしてるくせになんだよ、、』
予想外からの攻撃が来て地味に食らった。
拗ねている。自分がからかう時は拗ねても遠慮ない癖に!!
俺は自分の部屋から出て行って朝食を作る。
洗面所の部屋から水の音が聞こえる。
自分用の朝食を机の上に置くと、部屋から鬼灯が出てきて、何事もなかったかのような顔をして
『良い夢は見たか?イトスギぃ〜。』
椅子に座ると、鬼灯は水を飲みながら、ご飯を食べる俺を見てニヤニヤしている。
こっち見んな食べづらい。と思いながら
「なんだよ…」
と言う。
『俺にはご飯ね~の?』
と子犬みたいな顔をして俺を見てくる。
「食えねぇから要らねぇって言ったのはお前だろ‥。」
『それもそーだな。』
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