リクエスト 速水+和中
(R-18、媚薬)
START!!
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妙な物が届いた、と首を捻る。
速水は開いたダンボールの中に入っていた道具を手に持った。
速水が持っているのは、性具。
所謂オナホールである。
性具が入っていた箱に書いてあったのは何とも怪しげな言葉。
【魔法のオナホール☆】
【愛しのあの子とリンクしちゃうよ!】
そんなわけないだろ、と速水は思う。
思うのだが、最近彼の所属する天羽組のシマ内で時々妙な道具が見付かる……という噂話を思い出した。
曰く、弱点を看破する眼鏡だとか。
曰く、動きを止める時計だとか。
曰く、妙な効果の薬だとか。
有り得ない、とは思う。
思うものの、まことしやかに囁かれている事を考えると、もしかすると…と思ってしまうのだ。
愛しの、と書かれた文字に視線を移し、脳裏に浮かべてしまうのは速水の兄貴分である一人の男。
もしもこの性具が美しい彼と繋がっていたら、と考えつつその閉じた穴を指で撫でる。
自分の想像に少し、興奮しつつ、指の腹でスリスリと擦る。
もしも、もしも……と考えながら指を動かす速水の視線の先、ただの道具であるはずのオナホの穴が、ヒクンヒクンと震えたのだ。
速水『っ、まさか……』
ごくりと唾を飲み込んだ速水はカバンの中にオナホを突っ込み、それから家にあったいくつかの道具も一緒に突っ込んで玄関をでた。
事務所の中。
ソファに座って舎弟からのアガリの報告を聞いていた和中は、少し前まで感じていた妙な感覚が無くなったことに安堵して息を吐いた。
腰を下ろしているソファの座面には何もない筈なのに、尻を……しかも、肛門を何かに撫でられているような感触がしていたのだ。疲れているのだろうか、と再度息を吐いて舎弟の報告に集中する。
読み上げられる内容には特にミスは無く、頷きながら聞いていた和中の視界の端、部屋の扉を開いて誰かが入ってきた事が分かる。
とはいえ、自分には関係ないだろうと気をとめずに手元の書類に視線を移し。
和中『……ッ!』
また、先程の感覚に襲われる。
しかも今度は、穴の表面を撫でられるだけではなく、縁を拡げてつぷりと中にナニカが入ってくる感覚まである。
縁をぐるりと何度も周るようにして撫でたナニカは、つぷつぷと浅い所を出たり入ったりしている。
やはり疲れているのだろうかと項垂れて和中は深く息を吐いた。
舎弟『兄貴、どうかされました?』
和中『…いや、何でもな…ッ、ぃ……ン…!』
思わず言葉が詰まり、持っていた紙をぐしゃりと握りしめて俯く和中に舎弟は慌てて傍に寄った。
舎弟『だ、大丈夫ですか?!』
和中『…、ッ……、……?!』
舎弟の言葉に答えられない和中は、自分の身に起こっている事が理解出来ず、混乱の最中だった。
穴を拡げるように、そして中を擦るように掻き回してくるその感覚に混乱しながらも、肛門からどろりと液体が出ていく感触にギクリと身体を震わせた。
頭を過ぎったのは、今座っているソファが汚れてしまう、という不安。
何を悠長に、と思われるかもしれないが傍から見れば舎弟の前で粗相をしたように見えかねないと焦り、慌てて立ち上がろうとする和中。
しかしその瞬間、和中の体内の一点をグッと押しつぶされるような感覚に、立ち上がろうとした和中の足から力が抜けてしまう。
和中『……ッ!?…!………ッ?!』
舎弟『わっ!兄貴?!』
ペタン、とソファの前の床に尻をついてへたり込み、立ち上がれないまま震える和中。その傍らに舎弟も腰を下ろし、心配そうに声を掛ける。
びく、びく、と体を震わせる和中は、兆しかけた中心を見られるわけには行かないと手を股の間の床について腕で隠す。
しかし、そんな彼の孔の中
否が応でも力が抜けてしまう一点を揉みこまれ、和中はガタガタと体を震わせて前屈みに身体を倒す。
ーー何なんだ……何が、起こっている……?!
何も分からないまま、動けずにその場の床に殆ど崩れる様にして耐える。
酷く狼狽えた様子で和中に呼びかける舎弟に反応を返す事など出来もせず、上がりそうになる声をどうにか我慢して息を荒らげる事で精一杯だった。
そんな和中の様子を遠目から眺めながらカバンの中で手を動かし続ける人が一人。
カバンの中には【魔法のオナホール☆】なるものに媚薬入りのローションのボトルから直接大量に中身を注いだ上で自らの指を突っ込み、中にあった前立腺らしきザラつくシコリを指でひたすら捏ねくり回していた。
指で前立腺を虐めて楽しみながら、速水はもう片方の手で別の機会を取り出した。
それは小さな振動機……所謂ローターだ。
速水が疲れてしまった指を休める間代わりにローターをオナホの中に入れ、丁度前立腺に当たるようにセットして、その電源を入れた。
和中『あ” ッッ、ぅ………ッ!!』
明らかに我慢しきれなかった声が和中から上がり、次いで舎弟の心配そうな声が上がる。
床に蹲って震える和中の姿を遠目に確認しつつ、速水はローターの振動を最大に設定した。遠目から見ても痙攣するよう震えている和中の姿に、速水はこれ以上なく興奮していた。
途端、小峠に叫ぶ様に鬼気迫った顔でこちらに走ってきた。
小峠『速水!和中の兄貴を家までお送りするぞ!!』
速水『え、ぁ…はい!』
速水『私一人でやり切れます!!』
小峠『ほ、本当か?!』
速水『皆さん忙しいでしょうし僕は暇なので!』
小峠『そうか、じゃあ宜しくな!』
速水『はい!!』
これが速水の嫌味な企てだった。
皆が忙しい時期に和中の不調を組員に見せびらかし、和中を連れて帰るのが作戦の一つ。
早く、乱れた姿を見たいという衝動に駆られ、急いで和中の元に向かう。それと同時にローターの電源を切った。
床に蹲ったまま、ひ、ひ、と上擦った呼吸を繰り返す和中に目を止め、相手の背をそっと撫でる。
和中『ン”……!ッ、ッ…!!』
たったそれだけで、和中はビクビクと体を跳ねさせて、感じ入った様な声上げた。
速水『和中の兄貴!家までお送りしますので、帰りましょう!!』
この一言を聞いた和中はコク、コク、と何度も首を縦に振った。
目を覚ました和中はこの状況に酷く困惑していた。
そこにはニヤニヤと欲を含んだ目でオナホールを持った速水が居て、和中の手足は拘束されていた。
そして……。
速水『これ、和中の兄貴のお尻と繋がってるんです♡』
説明されたものの理解が追いつかず、ベッドの上に座ったまま固まってしまった。
和中『な……何を、言って…?』
速水『ま、そうなるよねぇ』
速水『じゃーさ、証拠見せるよ、しょーこ!』
速水はオナホを持ちながらベッドに乗り上げて和中へとにじり寄る。
速水『ローション持ってぇ』
和中『ま、待て!何をするんだ!?』
速水『大丈夫♡きっと気持ちいいから!』
にこりと笑った速水は、和中のスウェットのズボンと下着を纏めて掴んでグッと下ろし、萎えた性器を露出させる。
待て、と更に上がった制止の声も無視し、速水はボトルの蓋を開けて容器を押し、潤滑油を和中の性器にどろりと垂らした。
和中『っ……なに、を…』
少しひんやりとした液体が、性器全体に雑に掛けられる。
困惑して眉を寄せる和中に「まぁ、見てて♡」と軽く返し、速水は濡らされた性器を緩く揉みしだき、やんわりと握って扱ってやった。
和中『ん……ッ、は……ぁ…』
直接的な刺激を受け、和中から小さく声が上がる。
扱かれる度にローションが速水と竿に擦れ、ヌチャヌチャと卑猥な水音をたて、その音に煽られるようにして和中の性器は瞬く間に固く勃ちあがっていた。
速水『じゃあ入れよっかな〜♡』
和中『…は…?っ、何___ふアッ!?』
与えられる快感を享受し、小さく喘ぎながらぼんやりとしていた和中の目前。
オナホールに、ボトルから直接ローションを注ぎ込まれた。
その途端、和中は肛門の内部にひんやりとした液体が掛けられたように感じ、ビクリと身体を跳ねさせる。
和中『え?!あぁッ?! な………何…、ど、して……』
速水『不思議ですよね〜♡』
と、軽く笑って返した速水は、ぽたぽたとローションを滴らせているオナホールを移動させ、和中の硬く勃ち上がった性器の先端にそっと添える。
瞬間、孔の縁をほんの少しだけ押しやるようにして宛てがわれた質量を感じ、和中はヒュッと息を呑んだ。
和中『ま……っ、や、待っ___』
グチュと水音を立て、和中の性器の先端に、オナホールがゆっくりと沈んで入ってゆく。それと同時に、何にも触れられてはいない和中の孔の縁を推し拡げるようにして、ナニカがゆっくりと入り込んでくる。
和中『ひ!!!ア!!!?』
性器の先端がオナホールに埋まる。
温度を持たないはずが、内側はやたらと熱く、その上更に中へと引き込もうとするように痙攣して蠢いている。
亀頭への刺激に、無意識に歯を食いしばって耐えようとした和中だが、身体に力を込めようとすると孔をキュンと締め付けてしまい。
和中『あ”あ”あ”ッ?!!』
瞬間、亀頭がギュ、と締め付けられて悲鳴じみた嬌声を上げた。
速水『まだ、先っちょしか入ってないですよ〜?』
和中『やぇっ!や、あ” あ” あ” ぁ!!!』
茶化すように言った速水は、亀頭だけを咥えこんでいるオナホールを、クリクリと回す。
敏感な亀頭部分包み込んだまま、手に持ったオナホを回転させてやれば、和中は仰け反って声を上げた。
内壁を擦られる刺激を同時に与えられては、両腕からは力が抜けてガクガクと震えてしまう。
速水『逆回転〜』
和中『ひぎッ!! あ” !!あ” ーーッ!!』
疲れた(;´ρ`)
続きあるんですけど見たかったら30♡お願いします。
コメント
2件
マッジで良かったです‼ 続き待ってます⁽⁽ଘ( ˊᵕˋ )ଓ⁾⁾
ありがとうございます😭最高です