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再生の朝に咲く

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再生の朝に咲く

23 - 第5話 ー二回戦ー

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2026年03月11日

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トーナメントは進んでいた。


そして。


「次の試合」


「朝比奈チーム 対 風間チーム」


陽葵が立ち上がる。


「二回戦ですね!」


蓮も立つ。


「さっきより強い」


凛が小さく言う。


「風間チーム」


「連携型」


フィールドに向かう三人。


観客席はざわついている。


「三属性の子だ」


「さっきの試合すごかった」


陽葵が深呼吸する。


「よし!」


フィールドの向こう。


相手チームが現れる。


中央にいるのは背の高い少年。


「風間悠斗」


手を軽く振る。


「風属性」


後ろの二人は雷と水。


蓮が小さく言う。


「バランスいい」


凛も頷く。


「厄介」


審判の声。


「準備」


空気が張り詰める。


「開始!」


風間が笑う。


「いきなり行くよ」


ゴォォッ!!


強風が吹き荒れる。


「うわっ!」


陽葵が踏ん張る。


凛が氷を広げる。


「足場!」


床が凍る。


蓮が動く。


「行く!」


風で加速。


雷が弾ける。


しかし。


風間が手を振る。


突風。


ドォン!!


蓮が弾かれる。


「くっ!」


陽葵が叫ぶ。


「蓮!」


水の攻撃が飛んでくる。


バシャッ!!


凛が氷壁で防ぐ。


蓮が立ち上がる。


「連携いいな」


風間が笑う。


「そっちもね」


その瞬間。


雷の攻撃が陽葵に向かう。


バチィッ!!


「危ない!」


凛が叫ぶ。


しかし――


雷が陽葵の腕をかすめる。


ピシッ。


血がにじむ。


陽葵が一瞬止まる。


胸がドクンと鳴る。


暴走


次の瞬間。


空気が変わる。


「……陽葵?」


蓮が振り向く。


陽葵の周りの空気が揺れる。


炎が揺らめく。


氷が広がる。


同時に。


凛が驚く。


「両方……?」


陽葵の目が少し光る。


ドクン。


感情が溢れる。


「やめて」


炎が大きくなる。


ボォォォッ!!


氷が広がる。


シュウウウ!!


フィールドの半分が凍り始める。


観客席がざわめく。


「何あれ!?」


「三属性同時!?」


蓮が叫ぶ。


「陽葵!」


しかし。


陽葵は聞こえていない。


炎と氷が渦を巻く。


ゴォォォ!!


風間チームが後退する。


「なんだこれ!?」


凛が陽葵を見る。


「暴走」


その瞬間。


炎と氷がぶつかる。


ドォォン!!


巨大な衝撃。


フィールドが揺れる。


観客席が騒然。


その時。


空間が歪む。


パキッ。


黒崎理事長が現れる。


「そこまで」


指を軽く動かす。


空間が閉じる。


炎も氷も一瞬で止まる。


陽葵がふらっと倒れる。


「……あ」


蓮がすぐ支える。


「陽葵!」


凛も駆け寄る。


陽葵は目を閉じている。


黒崎が静かに言う。


「試合中断」


観客席はざわめいたまま。


黒崎は陽葵を見下ろす。


「やはり」


小さくつぶやく。


「始祖の力」

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