テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
2,545
設定¦会社パロ
💙···▸先輩 ❤️···▸後輩
(なべだて)
※ ご本人様には一切関係ごさいません。
苦手な方はスクロール ❌
お好きな方は是非ご覧下さい。
↓↓↓
[3話]
✧———✧ ——— ✧ ———✧———✧ ——— ✧
渡辺side
プレゼン当日。
会議室には、
ピリピリとした緊張感が漂っていた。
大勢の社員と取引先が見守る中、
二人はその緊張感と戦っていた。
プレゼンが始まる。
最初は順調だった。
だが───
💙 「まずはこちらの資料を………」
💙「あっ、」
あまりの緊張に手が震え、
滑り落ちた資料が床に散らばる。
💙 (……最悪だ…)
渡辺は、冷たい視線に耐えながら
資料を拾おうとする。
その瞬間───
❤️ 「落ち着いてください」
宮舘の声が耳元で聞こえる。
💙 「……!?」
💙 (ち、近い……)
急な不意打ちに動揺する。
でも宮舘は、
❤️ 「大丈夫です。俺もいますから」
飾らない肯定の言葉。
💙 「……っ」
小さい声だが、その一言が、
渡辺にとって大きな支えになった。
────────────
────────
プレゼンは無事終了。
💙 「はぁ……やっと終わった…」
ゆっくり緊張が解けていき、
渡辺は力無く椅子に座り込む。
❤️ 「お疲れ様です」
デスクにコーヒーが置かれる。
顔を上げると、そこには宮舘が立っていた。
💙 「えっ…これ……」
❤️ 「いつも飲んでたので」
❤️ 「お好きなのだと」
💙 「……」
💙 (俺のこと、見てたんだ…)
黙ったままコーヒーを見つめる。
口元が、自然と緩む。
❤️ 「嫌いでしたか?」
💙 「いや!好きっ…!!」
思わず声が大きくなる。
❤️ 「そうですか」
相変わらずの無表情。
でも、あんなに人に興味を示さなかった
宮舘が自分を見てくれてた。
その事実に、不思議と幸福感を感じた。
💙 (ちょっとは ¨ 期待 ¨ してもいいよな…?)
チラッと宮舘を横目にみる。
丁寧に資料を片付けている。
いつもと変わらない───
❤️ 「…少し、暑いですね」
💙 「?」
小さく独り言を零した宮舘は
自身のネクタイに触れる。
きっちり締まっていたネクタイを、
少し雑に緩めていく。
💙 (は……?)
第一ボタンが外れる。
白い胸元が無防備に晒される。
💙 「……っ!?」
💙 (待って)
💙 (何してんの…)
その自然な仕草に、
渡辺の表情が一変する。
❤️ 「どうかしましたか?」
💙 「……あ、いや、」
見ちゃいけない気がして、
すぐに視線をコーヒーに移す。
バクバクとうるさい鼓動。
💙 (なんで俺の方が意識してんだよ……)
心臓の音を掻き消すかのように、
素早くコーヒーを飲み干した。
────────────
────────
仕事終わり。
帰ろうと鞄を肩にかける。
その時。
部長から声がかかった。
部長 『宮舘と渡辺』
部長 『ちょっといいか』
💙 「はい」
早速帰ろうとしてた宮舘も、
動きを止めて近づいてくる。
部長 『実は急に決まった事なんだが』
部長 『明日からの出張は』
部長 『君たち二人で行くことになった』
💙 「え?」
突然の事で固まる。
二人?
その言葉がやけに大きく聞こえた。
しかも出張ってことは──
❤️ 「その出張って、2泊3日ですよね?」
部長 『そうだ』
💙 (……マジか、泊まり…)
渡辺の頭の中は、混乱状態。
❤️ 「かしこまりました」
一方、宮舘は平然とそれを受け入れる。
💙 (……もしかしてこれ、)
────最大のチャンスなのでは?
つづく。
✧———✧ ——— ✧ ———✧ ——— ✧ ———✧
2話が個人的には短かかったので、
3話は少し長めに書かせて頂きました🙇♀️
(短かったらごめんなさい。)
次回から 『出張編』に入ります。
良ければ是非ご覧下さい。✨️
コメント
1件
わあ、3話お疲れさまです!プレゼン中のハプニング、震える手と散らばる資料のシーンが目に浮かんでドキドキしました。そこに「俺もいますから」って宮舘の声が入るのが、もう…優しさと信頼がじんわり伝わってきて、渡辺さんが救われた気持ち、すごく共感します。それで終わらないのがまた。ネクタイ緩める仕草がなんでこんなに意識させるんだろう。あの「暑いですね」の一言と、無防備な白い胸元の描写で空気が一気に変わって、読んでて自分まで照れました。2泊3日の出張、これはもう…チャンスだよ渡辺さん!次が待ち遠しいです!