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その日の夜、俺は実家に一旦戻って、軽く挨拶と夕飯を食べて1日を過ごした。

俺とみっちゃんの家はお互い徒歩5分。ただみっちゃんの家の土地の高さ?が高く、山の方に近いため、そこまで行くのがちょっとしんどい。


次の日

俺は軽い荷物と財布、それから中学生の頃に趣味で作った、みっちゃん、俺、大樹の名前が刻まれている小さなバッジを手に持つ。

大好きなともだち の証。



「おはよーこーちゃん!!」

みっちゃん家の敷地に入るなり、2階の部屋から叫ぶみっちゃんは、アニメのヒロインのような雰囲気だった。

「おはよー!よろしくなー!」

数秒見つめあって、ニコニコする。


店の入り口の引き戸を開けると、お母さんが立っていた。

「向井くんおはよう。今日からよろしくね。」

「おはようございます!おねがいします!」


みっちゃんのお店でゆっくりするのは何年ぶりやろうか。中学の受験期は、お互い忙しくて連絡すらも取れんかったし、高校生になると俺の知らない人たちが沢山いて行きづらかったし。

多分、中学1、2年以降やろうな。



午前10時 開店

ダンボールを開けて、足りない駄菓子を補充する。その時みっちゃんは、外に出て売り込み。高い声だけどうるさくない、心地いい声や。

番台にはみっちゃんのお母さん。古本屋で見つけた小説を読んでは、店内にいる人を確認。

普段は番台には、おばあちゃんがいる。おばあちゃん、はよ病気治してな。


「すみませーん」


駄菓子屋の扉が開き、この辺では見ないスーツ姿の男性が入ってきた。


「はーい!いらっしゃーー」







「なんで大樹がここにおるん?」

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