episode7 連続
「なんで、麻弥ちゃんが、そこにッ?」
なんでっ、なんでここに緑谷がッ?
さっき仮面を外した。
だけどこの暗闇で……見える か?
息が少し荒くなる。
私の前に荼毘が出る。
震えてる私の前にいる荼毘は頼もしい。
トガちゃんはわたしの手を握っている。
ダビ「麻弥?、だっけ、誰だよ」
デク「そこにいるの麻弥ちゃんですよね?」
震えている緑谷、八百万、轟、切島。
逃げないと、嫌だ、まだ まだ
バレたくないッ。
ダビ「違ぇよ、誰だよ」
キリシマ「そしたら、見せてくださいよ、」
震えてる。
デク「誘拐、ですかッ?、」
ダビ「だから、まずお前ら誰だよ」
シガラキ「……、あいつッ、緑の!!」
トガ「弔くん!!今じゃないです!!」
「ッ……ヒューハァヒューハァヒューハァ」
コンプレス「落ち着いて、ゆっくり」
私の背中をさすってくれた。
「ごめっなさい、ごめんなっさい。……」
本当に頭が真っ白になった。
バレたくなかった。
ヴィランの私を見せたくなかった、
大きい深呼吸をして覚悟を決める。
「荼毘、トガちゃん、ありがとう。」
「ごめんね、みんな」
デク「なんで、君がッ」
少しムカついたのか分からないけど言葉が出た。
「私の事知らないじゃんッ」
少し緑谷の顔がくもる。
まぁ、ド正論だ。
「黒霧、ごめん移動したい。」
クロギリ「はい。」
移動中トガちゃんがこちらを見ていた。
トガ「麻弥ちゃん、……」
自然と視界が曇る。
あぁ、今泣いてるんだな……
と自分でも分かる。
荼毘が髪の毛を少しくしゃっとする。
「荼毘、さっきありがと、」
ダビ「別に」
そっぽを向く荼毘
光が見えた。
シガラキ「は?、」
ダビ「どうしたんだよ」
((オールマイト勝利のスタンディングです
みんなの顔から光が消えた。
先生が倒れているのが見える。
絶望の連続だ
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