テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
🦍🍆で隠してるつもりだけど他のメンバーにはもろバレ
🐷🍌☃️は🦍🍆カップル激推しの腐男子みたいなお話
ご本人様達とは無関係です。
全てフィクション。
トップの注意詳細は必ず読んでください。
それでは、お楽しみください。
「ぼんさん…休みましょう」
「…大丈夫だよ、心配しすぎドズさん」
連日の生配信やら歌みた収録やらゲーム実況やらでぼんさんの目の下には隈が出来ていて、ぽよぽよする目を何度も擦ったり目薬をさしたりと、明らかな疲労が貯まっていた。
ドズルさんがそれを良しとはせず「今からの収録は後輩組で撮るやつなので、今日はもう帰って大丈夫ですよ」と早退を勧めるも、最年長で実は誰よりも責任感の強いぼんさんは決してうんとは頷かなかった。
ビジネスクズを演じているのは分かっていたが、こうも無理をされると、昔収録中にぶっ倒れた事もあり気が気では無い。
俺も「ぼんさん、大丈夫ッスか?」と小声で話しかけると目を細めて「大丈夫よ?」と微笑まれたが、その顔色は明らかに悪い。
この人がこうなると、本当に頑固で困る。
ドズルさんも、長年連れ添って来た相棒の性格をよく理解していて、これでは絶対休んでくれないぞ…と眉間に皺を寄せどうしたものかと悩む。
「…はぁ」
暫くして、仕方ないな…とドズルさんが席を立ち
「ぼんさん、ちょっと来てください、お話があります。」
とぼんさんの肩を数回軽く叩き隣の仮眠室へと連れていった。
ぼんさんは「やべぇ、怒られっかな俺」と嫌そうな顔をして俺達にごめんね、ちょっと抜けるわと席を立ちドズルさんの後に続き姿を消した。
「………」
残されたメンバーはフーッと息を吐き、はめていたイヤホンやヘッドホンなんかを無言で外して、腕を組んで天を仰いだり、両手を額に当てて机に視線を落としたりして、今か今かと耳をそばだてる。
『……〜〜??』
『……ーっ!!』
防音性の高さで小さな声は聞こえないが、ふたりが何か言い合っている声が聞こえるのは確かで、俺達は来るぞ来るぞとドキドキとその時を待つ。
『だから、ぼんさん今休まないと本当に必要な時、動けないでしょ?』
『だから、大丈夫だって!俺もそこまで餓鬼じゃないよ!?』
『そー言って、前も危なかったでしょ?』
『もー、ドズさん、お母さんみたい!』
『お母さんじゃなくて恋人な?!』
ドゴッ!!
おんりーの額が机とこんにちは、した。耳が赤くなっていてフフフフッと何やら不気味な声が聞こえる。
あの二人は隠しているつもりだが…俺達にはバレバレで、なんならドズぼん推しの俺達はそれはそれは美味しく栄養補給させて頂いている。
『ッ…そ、だけどさ?俺も、頑張りたい……』
『…はぁ、ね?ぼんさんはいつも頑張ってますよ?』
『…もっとだよ、ただでさえ足手まといなのに…』
『..ぼんさん….ちょっとこっち来て?』
獣人で耳がいい俺は分かるぞ、これは、ドズルさんがぼんさんをベッドに座らせた。スプリングが軋む音がした。
隣合っているのか、それとも自分の足の上に向かい合うように腰を下ろさせたのかは分からない…が、本当にありがとう。
おらふくんは引き出しから筒状の何かを出して、コソコソと扉に当てて聞き耳を立てる。おい、ずるいぞ!と俺も続き隣で耳を当てた。
『っ、ん』
ひっ!!!
あまりに色っぽいぼんさんの声に変な声が出そうになったのを自身の手で覆い隠す。やばい!今日は、栄養素が高いぞ!!
『ッはぁ、ぼんさん?どうします?ここでグズグズにして気絶するように休むのと…帰って休むのどっちがいいですか?』
『………か、えります。』
『よろしい』
チュッとリップ音がする
『でも、ドズさん…あのさ、』
『ん?』
『も、1回…いい?』
『…………いいですよ』
『んっ…ふっ…ん』
ジュッと何かを吸う音がする…
おらふくんは「くぅ…ドズぼんてぇてぇよ…ううぅ」と涙を流していて、俺はフスフス興奮しながらこれは抱き合う体制でドズルさんの上にぼんさんが座っているなと口角を上げる。
『…はぁ、ぼんさん、これ以上は流石に』
『んっ…そ、だね、ごめん、わがまま言って…』
『いや、嫌だって訳じゃなくて…ここが…』
『ッ…な!?』
『そりゃ、好きな人からキスしたいって言われたら興奮するでしょ?』
『そ、だけどさ…っあ』
『あ〜、ぶち込みちゃ〜…』
『ドズさん…方言出てるッ』
『ふふ、ダメですね、仕事中なのに…あなたの前だと直ぐ気が緩む…んっ』
『んンッ…ドズさん、本当にッん、…これ以上はっ』
『そうですね……今日は先に寝てて下さい…僕が帰る時までにベッド、温めてて…』
『…アホっ』
最後にチュッとリップ音がして、スプリングが再度軋みふたりがこちらに来る気配がする。
俺とおらふくんは慌てて席に戻り、素知らぬ顔でPC画面を眺めた。
おんりーも眼鏡をかけ直してキリリッと画面を見ている。
数秒後に仮眠室のドアが開き、少し顔を赤くして口元を抑えるぼんさんと、澄まし顔のドズルさんが出てきて俺達の心臓と脳内はパーティー状態になっていた。
「皆、ごめん、ぼんさんやっぱり帰すね」
「ごめんな皆…」
「「「いえ、いえいえ、はい、お大事に」」」
俺達は声を揃えて片言に返事をした。ぼんさんが、ん?と首を傾げるが直視できない。
特にすることも無いのにキーボードをカタカタ打つフリなんかして…興奮冷めやらぬ脳内を必死に押さえつけている。
「えっと、なら、お先に失礼するね?」
本当にごめんね?と荷物を片手にぼんさんが部屋から出て行った。その後ろ姿を名残惜しそうに視線だけで追いかけるドズルさん……本当にご馳走様です。
上司2人は長年の付き合いで、二人の間には誰も入れない固い絆と心身共に強力な磁石の様に引き寄せあっている。
一緒に仕事をする仲間として、加えてもらった時は天を仰ぎ、あまり信じていなかった神に感謝したくらいだ。
同じくドズぼん過激派のおんりーとおらふくんとも趣味が合い、定期的な食事会では貴重な意見交換やら互いに蓄えた栄養を分け与えている。
「さてと…なら、続きしますか!」
ドズルさんがPCの前に座り、パンパンと手を叩いた。それに続き脳みそを仕事モードに強制的に切り替える。
室内にPCのモーター音とキーボードのカタカタと弾く音が響き、カチコチと時計が過ぎていく。
短針が1つ数字を跨いだ時、メンバー間でポツポツとしていた会話の中でドズルさんが「確かにね〜それなら、ぼんさんがいいかもね?ね?ぼんさん……あー、そういえば…居なかった…」と居ない人の名を呼び恥ずかしそうに頬を掻いた。
その自然に出たてぇてぇに、俺達は揃ってフグゥと気持ち悪い唸り声を出してドズルさんに「え?大丈夫?」と笑われたのだった…。
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コメント
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物語が…神ってるよぉ…!私もそこの壁になってドズル社メンバーみたいよぉ…🦍🍆のてぇてぇがっ!
あ、あぁ、( ´ཫ`)