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メリーさんの執事【R.s.༗】

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メリーさんの執事【R.s.༗】

92 - 《極夜ノ暁金 編》第92 - 今死難き名状よ!

♥

32

2025年07月12日

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)^o^(「学業・夏日・メンタルブレイク・この世の疲労を受けし作者…」(遅くなり)

記録物語-R.s.༗《レェズ》メリーさんの執事《極夜ノ暁金 編》の続きでございます…では、続きをご覧下さい。作者より



帝神鹿「……ほぉ…あの娘よりかは上出来だ、悪くない」禍々しいオーラが流れオーブが光り辺りをとびかい…

帝鹿神「慈悲無く荒ぶれ…暴威断魂[ボウイダンコン]!」火玉が暴れ回り、周囲のアヴァローズを燃やし尽くす…

ヴィリス「一瞬にして……」…

帝鹿神「隠れている様だが、一際大きな雑草がおる様だ」

禍々しくヴィリスの足元に生成された地雷花が生成され地雷花が爆発し始める…


ヴィリス「まずい…」…


……凄まじい爆発と光が周囲に広がる…

見え難くなった視界から何かが蠢く…


煙が晴れると、そこには他の祝福の薔薇達[アヴァローズ]よりも違った、人型の植物がヴィリスを守っていた。


ヴィリス「私の信託…ローズ=フロー」

ローズ「貴方に支える唯一無二の花』


瀧奈「アレは……」

帝鹿神「釣れたな…後は自力でやれ」

……そう言い帝鹿神はローズ=フローと呼ばれるアヴァローズに大きな角で突き飛ばし連れ回す…

ヴィリス「……有りったけ注ぎ込むわよ」次々とアヴァローズを生み出す


帝鹿神「鹿門の権利をよこせ」

瀧奈「権利?…」鹿門文集を取り出す

緑翠鳳鷹「貸してみよ童、こうするのだ」そう言い鹿門文集に触れると紋章が浮かび上がり帝鹿神に同じ紋章が浮かび上がる。


帝鹿神「鹿ノ神使門道に順次し我に使えよ蜥鼗[シャクドウ]、白羽兎(ヴィネ)、翠雲[スイウン] 、颷雹[ヒョウハク]…」…帝鹿神から呼び出され現れるモノは姿形が成長していた…

……まるでドラゴンの様に図体が大きくなった蜥鼗、大鳥の様に大きな羽と図体になるヴィネ、美しいく長い脚に激流の様に煌びやかな翼を持つ翠雲、そして瀧奈の知らなかった氷の様に冷たい冷気を放つヒョウと見間違える程の大きな鼬[イタチ]が居た。


……呼び出された僕[シモベ]は別々にアヴァローズを制圧してゆく…


ヴィリス「例え1対2でも構わないわよ」

瀧奈「緑翠鳳鷹…」

緑翠鳳鷹「ゆくぞ童」


…瀧奈はヴィリスに接近して緑翠鳳鷹は背後から援護する、

息のあった連携に対しても見劣りしないヴィリスの動き…

ヴィリス『持久戦になれば確実に詰むわ』

ヴィリス「ラームス(枝)!」植物の壁を作り距離を取る…

〈スーーーッ〉っと刀が見える…

瀧奈「因果切断」刄獻を武器にして植物の壁を突破して現れる。

ヴィリス「!……水よ!」水の魔法を使い瀧奈を遠ざけようとさせるが緑翠鳳鷹に寄って守られるてしまう…

ヴィリス「リス……っ!」

いつの間にか周りには花が一輪も咲いていない場所へと移動させられていた…

やむを得ずヴィリスは自身の魔力を使い植物を生み出す…

瀧奈「このまま刄獻で」…


……だが突然、大きな揺れが生じ、瀧奈の体制はぐらつき…

その隙をついたヴィリスは瀧奈の足に錫杖を引っ掛けて転ばせ移動する…

瀧奈「ッ……」即座に立ち上がる…

立ち上がった瀧奈が前方に目線を送ると、すでにヴィリスとの距離が出来ていた。


ヴィリス『今の揺れは一体…』

……〈・・・〉ヴィリスの耳元に何かが聞こえてくる…

?『           」

ヴィリス「……わかった…」

何かを聞いたヴィリスは立ち止まり…


ヴィリス「仕方ない…仕方ないわね……」


〈ッ……〉…

瀧奈「見つけた!」

……追ってきた瀧奈がやってくる


ヴィリス「私の負けで進めてあげるわ…」

〈シャリン…シャリン…〉地面に何回も錫杖の先で叩き続け始める



瀧奈「……」『何か始めた?』

フリート『上を見て』

瀧奈「上?」

……上空から何やら人影が見え…


瀧奈「アレは…まさか」


頭上から降りてきたのは物凄い速度で落ちて来るイヴ(神纍)だった

イヴ(神纍)「・・・」


瀧奈「こっちに来てる…」

……瀧奈は落ちて来るイヴ(神纍)の攻撃を避け離れる、そして〈ドゴゴゴ〉っと地面に穴が空きその揺れによって建物が崩れかけるた……

ふと…鼻にツンと来る……大きな穴から遅れて歪んだ風が吹き込む…


瀧奈「アレは何だ……」

下には大きな管に繋がれた心臓の様に動く大きな生命体?が居た…ただ流れくる感覚で理解できる……穢れし意識…


〈ゴボッ……〉

ディザルト〈……『●●●●』〉


そんな時ふと、その生命体の核に僅かに動くピンク色の髪が見えた……

見覚えがある色に特徴あるツインテール、その正体を知っている。


瀧奈「……ティファレット」


〈ガタン〉その場所の近くにある扉からいきなり出てくる人物が見え…

ダスリヒ「あれが例の…」

αメリー「動いてる……」

早く着いた、ダスリヒ …αメリー…ラス…ネメシスの4人が居た。


\\\\\\\\\\\\\場面は変わり\\\\\\\\\\\\\

……場面は変わり、グラトニアジェスター、恵マレシ肉片と戦闘しているѦレクリエムとバベル、デスコード達…


グラトニアジェスター 〈グガガガガゴガ〉

デスコード「ハァ…ッハー…」

ダビンチ「時間は稼いだほうだろう……一旦ここから離れよう」

恵マレシ肉片〈マァマ゛〉

ナマムギ「このままじゃ…」

Ѧレクリエム「そろそろ逃げんと」

何度も倒したはずの恵マレシ肉片は、周囲に湧き出て、ゆっくりと迫り来る…

バベル「……っ、急げ!」移動用ゴーレムを生成し乗り込む…

デスコード「先に行ってください…後で追いつきますので、ご心配なく」

Ѧレクリエム「そうさてもらうで」そう言いナマムギを持ち上げてゴーレムに乗り込む……

ダビンチ「道を開けた瞬間に進め!」急いで取り出した小さな石のかけらを潰し 恵マレシ肉片に向けて強力な魔術砲を放つ、

一瞬の道が開いた隙にゴーレムは素早く移動し始める。

グラトニアジェスター〈ァァァグ!〉獣の様な口が裂ける程に開いたと思うと口の中に新たな口が現れる…

デスコード「!」止めようとするが、恵マレシ肉片に行手を塞がれ、

グラトニアジェスター「禊ギ落チロ!」と人間の発する声で唱える…

背後のヘイロウが白く光り回転し始めると、頭上に巨大な魔法陣が現れ…光の槍が降り注ぐ……

ダビンチ「あれは…まずい!」

ナマムギ「うわぁぁぁ!」

バベル「……急げ!」

デスコード「ッ……私では止められない価値…失落の堕天使[バァルゼエル]の持つ光」

……光の槍が降り下され、次々と怪我を負う、だが…そんな危うい時…

その光を飲み込むほどの闇が覆い尽くし、グラトニアジェスターの攻撃がを消す。

グラトニアジェスター〈シァァ!〉

アズラト「悪食[アクジキ]……」

そこには光を飲み込むほどの闇を放つアズラトの姿があった…

アズラト「あら、カエサル見っけ」

デスコード「アンラ≠マズダー…」

後から〈ブロロロロロ〉と車のエンジン音が聞こえてくると…森から装甲車が現れる。

凛太郎「アレが祝福?……呪いの間違いだろう…あの有様は」

メイザー「同じような物だろ…切るぞ」

凛太郎「承知」

……2人は勢いよく飛び上がりグラトニアジェスターの両腕を目掛け、


ザッ―――――――――――……


凛太郎「 村雨[ムラサメ] 」…

メイザー「フルンティング!」…

同時に斬りさいた…


一方、群がる恵マレシ肉片を突如一掃するのはカラクリ忍者…伊永巳の人形だった。

恵マレシ肉片〈マ゛ッ 〉

伊永巳「ふむ危ない所だったな」

不知川「周りは任せた、私は医師だ怪我をしたなら来てくれるかい」

ダビンチ「魔訶不思議探偵団か……」


恵マレシ肉片〈マァァマ゛〉

また湧き出てくる…が、正確かつ無数の弾丸が恵マレシ肉片を撃ち抜かれた。…飛んできたであろう方向を見ると軍人らしき女性が立っていた…

Ѧレクリエム「何や、コンチェルト!お前 生きてんか」

Ѧコンチェルト「はい……クインテットのお蔭で……それと彼ら」


グラトニアジェスター 〈グガガガガゴガギゴ!〉

アルジャーノ 「ギーメル頼んだ」大きな盾を構えギーメルを守れる様にしている、

ギーメル「まかせといて」大きな銃型の魔道具をグラトニアジェスターに向ける…


バベル「この人数一体どうした…」

Tsアレフ「ざっくり言うと…アルジャーノが逃走中に彼女らを見つけて、その途中で僕らとも向かってる間に合流してたんだ……まぁ乗ってた車が大きくて良かったけども……」…

バベル「知らない間にここまで…」…


不知川「行けるかい?デスコード」デスコードに近づき瞬時に怪我を治す

デスコード「また借りを作ってしまいましたね……アンラ≠マズダー!」

アズラト「来いよ!カエサル」

…2人は共鳴し合いグラトニアジェスターの方に向かいうつ…

グラトニアジェスター 〈ガガァァァァァ…〉

背後のヘイロウが増え一つ一つ別の色で物凄い回転と光りを放ち、

放たれる力は、炎…水…風…地…光…闇…それ以外、様々な属性を宿すヘイロウが現れていた……


この瞬間に全てを出し尽くすつもりだ…


グラトニアジェスター〈ァァァグ!〉また、獣の様な口が裂ける程に開き、口の中に新たな口が現れ「偽善の化身!愚者共よ!禊ギ落チロ!!」人間の発する声を発し…周囲のヘイロウが眩く光り回転し始め、様々な方向に巨大な魔法陣が現れ…多種多様な属性の槍が全員に向けられる。

凛太郎「まだ、させませんよ」

メイザー「……」

2人の追加攻撃が命中しグラトニアジェスターの行動を少し遅らせる…


アズラト「盟約……共鳴共演狂想態メモリレェズン…」自身の力をディスコードと同調させ……


デスコード「アオフゲレークト・ヴェーアテ(押し付けられし価値)…」


画像

〈カチッ……〉


奇妙な音がした瞬間…グラトニアジェスターに多種多様な属性の槍が刺さる…



グラトニアジェスター〈キァァァァ〉

……気づくと半分もの周りのヘイロウと巨大な魔法陣はデスコードに支配されていた。

デスコード「禊ギ落チロ…」


グラトニアジェスター〈グギギギァァァ!〉

…怯むも自身の力を暴走させ残った半分の魔法陣で無造作に放つ……

デスコード「完全に支配仕切れなかった方が動き始めましたか……」すかさず少し支配た力で自身の身を守る…

恵マレシ肉片〈マァァマ゛〉降り注ぐ槍に巻き込まれて消える…

アルジャーノ「ッ……これは…」ギーメルを降り注ぐ槍から守るが盾が破損していくのを確認して焦る…

ダビンチ「これを使え」錬成した盾をアルジャーノに投げ渡す…

アルジャーノ「……助かった!」

ナマムギ「ヒィィ!」

バベル「下がってろ!」

Tsアレフ「破風の混源[デスヴェントウスルーケオス]!」上空に風圧を集中させ一部を吸い寄せて相殺させて始める…

Ѧコンチェルト「シールド!」

Ѧレクリエム「守抱法炎」炎が舞い飛んでくる槍の軌道をずらし守る…


不知川「アズラトの言っていた技は、そろそろできますかね?」ベヘル達を護衛しながら様子を伺う…

べヘル「はい!いつでも!」

伊永巳「道を開けよう、一瞬を狙って撃ってくれたまえ!」降り注ぐ槍を人形達を動かしグラトニアジェスターに向けて一直線の空間を作る…

見事に作り出された間に……

アズラト「見ものね……」


ベヘル「今死難き名状よ!此処にて結末を!打つ!」

……背後には能力により出されていた十字架に捧ぐ星6字板が異様な程に禍々しい力が溢れ〈ガコン〉っと動き0位置に戻ると…

〈――――――……〉

強力な光線が放たれた直進する…


ベヘル「デストラクション」

グラトニアジェスター〈グ…ギギギ〉

……〈グチャ……〉何か落ちる音…

一瞬の光と同時にグラトニアジェスターの大半が消し飛ばされてるいた

グラトニアジェスター〈キャァァァァァァァァァァァァァァ…ァ…ァァ……〉消滅しかける…


だが、執念深も無惨に散らばる恵マレシ肉片を喰らい始める…

アズラト「潔く消えなさい」まだ再生しようとするグラトニアジェスターに触れ消し飛ばす。……



不知川「こりゃ凄い…彼は逸材だ」

ベヘル「いやぁ…こんな技、貯める事に無駄って言うほど長いので……でも、ありがとうございます」

デスコード『……彼と似た技を…』

ダビンチ「これで事は一旦終わり、さて…失落の堕天使バァルゼエルを阻止しなくてわならんな……」

バベル「……」

ナマムギ「?ん……あ、アレは?」何か音を聞き分け周りを確認すると信号弾が打ち上がってる所が見える…

打ち上がる煙は赤い色に破裂した瞬間青白い煙と混じり広がる…

伊永巳「おぉ!アレはシャーロットか!シャーロットが近くにいるぞ」

向かう方向とは違い少し離れた場所の森から信号は打ち上げられていた。

……伊永巳も同じように打ち上げる…


アズラト「……?…おい!お前の主人の所に行くぞ、案内しなさっさと」デスコードに声をかける…

デスコード「……はい…お気遣い…大変ありがとうございます」…

Ѧコンチェルト「ご同行いたします……彼と」

Ѧレクリエム「なんや?巻き込むなや!かまわへんけども……」

不知川「私も付き添いしよう、他の事は任せますよ伊永巳」…

伊永巳「任せとけ!」


…デスコード、アズラト、Ѧコンチャルト、Ѧレクリエム、不知川の5人は、ルシエルの居る北の方へと向かいはじめる。…





続く→




メリーさんの執事【R.s.༗】

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