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🖊️_(:3 「うぉぉぉぉ!課題が…作図・設計・制作が一向に終わらねえ!」(以下省略)
記録物語-R.s.༗《レェズ》メリーさんの執事《極夜ノ暁金 編》の続きでございます…では、続きをご覧下さい。作者より
……場面は変わり……
――ヘブンズロード――
アンシェイドー〈ヴァオルルル!〉
バァルゼエル「鬱陶しい!』」
翼を広げ周囲に威圧を放ち、次ははっきりと目に見える程に空気は重くよどみ…穢れし意識と同じオーラが周りを徘徊する。
Ѧパルロ「FFF!(非常に強く!)」自身の能力で、ルシエルに助力する…
ルシエル「………ふっ…うぅ…そろそろ手に負えなくなってきました…」バァルゼエルとアンシェイドーの衝突から皆んなを守るが限界が近いとさとる…
シリアルキラー「ごめんなさい…」
ルシエル「……謝らないでいいのよ」
Ѧパルロ「……時間は稼げたはず…」
爻綺「次は一体どうしたら」心配する…
……激しいぶつかり合いをするバァルゼエルとアンシェイドーの間には誰も入れず傍観者と化するしかなくなった…
……姿や形すら変化してしまったアンシェイドーは異様な程に強く、チーターの様な脚に鋭い鉤爪と鋭い牙…そして何よりも、煌びやかな色を持つ幻影だった。…
アンシェイドー〈ヴゥルル〉
……吹き飛ばされた身体の部分が粒子が集まるかの様に瞬時に再生し固まる……
バァルゼエル「……』…突如、背後に魔法陣とヘイロウが混ざった陣が現れる…
シリアルキラー「痛い…怖い…」何かを見たシリアルキラーは、目を瞑り手で目を隠す…
ルシエル「離れて!皆んな!」…
発言と共に、シリアルキラーの腕を掴みバァルゼエルから離れる…
Ѧパルロ「っ……」シリアルキラーとルシエルを抱えて踏ん張り走る…
爻綺「アンシェイドー!」アンシェイドーに呼びかける…
アンシェイドー〈………!!〉
……パチ…ッ……
バァルゼエル「〈神罰の威光〉』…
……一瞬、歪んで見えた幻日は、
アンシェイドー〈ヴァァァァオオオオゥ!〉大きく広げた変形した腕で、その光から他の皆んなを守り、攻撃を受ける……
凄まじい光が全てを包むかの様に広がり視界が見えなくなった…
少し長引く閃光が開けた後…
目の前に見えた光景は、
アンシェイドー〈……〉
余りにも悲惨であった…
ボロボロになって崩壊し崩れゆくアンシェイドーと大怪我を負うѦパルロ…そして右腕を火傷して溶けている爻綺の姿があった。
軽傷ではあるが、シリアルキラーとルシエルは皮膚に火傷跡ができていた。
Ѧパルロ「…ぁ…っ……」…
爻綺「っ……アン…シェイド…」
シリアルキラー「……」……
ルシエル「この子のトラウマが…」…
……厄災…その後の静けさ、
そこに残ったモノは…
天日[テンジツ]に近づき過ぎた愚かな者達。
バァルゼエル「まだ動いてる』…今にも消えそうなアンシェイドーに近づき…
アンシェイドー〈 ! 〉鋭い目をする
バァルゼエル「さよなら』右手を頭上に乗せアンシェイドーを消し飛ばす…
沈黙が流れる…
バァルゼエル「なぜ…』…
バァルゼエル「何故…震えている』右腕の痙攣を見て疑問を抱く。
……そのまま右腕を切り落とし、再生させてその場から北の方へと立ち去る……
取り残された4人…
Ѧパルロ『息が……』意識だけ保っているが、今にも止まりそうになる…
……目の前が暗く……
Ѧレクリエム「酷い有様やな…」
Ѧパルロ「この声は……」ふと気づくと急に全身が楽になる…
不知川「あの光を間近で生きてるなんて、凄い生命力だね」
Ѧコンチェルト「パロル、この方が治した」
Ѧパルロ「その人は……」
……何か言いかけた途中…
デスコード「私と言う者が居ながらも、無力に終わってしまい申し訳ございません!」
ルシエル「いいえ、無事で何よりです…」
デスコード「ルシエル様……」
アズラト「狂信者を持つのも大変ね〜」
デスコード「……っ…」アズラトを睨む。
ルシエル「可愛いものよ、ふふ」デスコードとシリアルキラーを撫でて微笑む…
爻綺「・・・」酷く落ち込んでいる。
不知川「……本当に似ている…」
……不知川は爻綺の手を取り、失った腕を再生させ怪我を回復させる。
爻綺「………ぁ…あたたかい…」不思議にも片目から涙が溢れる…
不知川「………」…少し顔が俯[ウツム]く
ルシエル「……バァルゼエルが力の大半に目覚め、彼は一瞬だけ孤狼の王が呼び覚めされてました…」
不知川「……ありがとう…」
不知川「摩訶不思議探偵団として、目的は達成したけど…ここからは仕事を始めなくちゃならない…」
そう言い立ち上がり、
不知川「アリアの存在証明を取り戻し、バァルゼエルを封印する…」
……場面は変わり……
瀧奈「ティファレット!」
……突然現れたイヴ(神纍)に襲われる瀧奈は、下の階層に謎の装置とティファレットを発見し、それに合流した形で、ダスリヒ、αメリー、ラス、ネメシスの4人がディザルトが隔離された部屋に到着する。
〈ガタン〉その場所の近くにある扉からいきなり出てくる人物が見え…
ダスリヒ「あれが例の…」
αメリー「動いてる……」
早く着いた、ダスリヒ …αメリー…ラス…ネメシスの4人が居た。
パローネ「ここまで生首になった私を連れてどうするつもりで?」
ダスリヒの腕に頭だけになったパローネが喋りはじめる…
ダスリヒ「生首になってまで生きてるのなら最後まで付き合ってもらうまで……だが、それにしても…これ程の物があるのは驚きだ……気が狂いそうだ」
ラス「アレがディザルト……」
ネメシス「膨大すぎるエネルギーだわ」
αメリー「……あ、ねえアレ」ネメシスに気づいた所を指を指す…
指した方向にはティファレットが埋め込まれていた…
ネメシス「どうして……ん…あそこに居るのはもしかして……」
全員が頭上を見ると瀧奈がおり、その背後にはイヴ(神纍)が迫っていた。
緑翠鳳鷹「何をよそ見しておる童!」
すぐそばに来ていたイヴ(神纍)に突撃し遠ざける……
イヴ(神纍)「邪魔…」…緑翠鳳鷹を蹴り飛ばしてその場から抜け出すと、両腕が変形し大きな鉤縄の様に扱い地面を刺し静止させた……伸び切った腕は瞬時に戻り瀧奈の方へと飛んで行く。
瀧奈「やばい!っ……」空いた下の階へと飛び降りて避ける。
そのまま大きな装置の方に飛び乗り、安全に地面へと降りた……
瀧奈「αメリー!ラス!ティファレットを頼む、小生は今上に居る奴を……」…
〈ガラッラ…〉と瓦礫が崩れ天井の穴からイヴ(神纍)が降りてくる…
ラス「わかりました」
αメリー「うん!」
……瀧奈はそのままイヴ(神纍)の相手をし、4人はティファレットが見える所まで走り抜ける……近くに着くと、大きな繭と融合しかけてる様な感じでティファレットは繋がっていた。
ダスリヒ「止め方を教えろ」
パローネ「装置を止めれば全ての供給は止まりますが、それは逆にこの怪物を解放させる事になります…」
ダスリヒ「……このまま、この者だけでも取り出すか」
パローネ「取り出す事はできると思いますが、それはボトルの栓を抜く行為と同じく結末は同じです」
ダスリヒ「……」
……どう遂行するか悩んでる時に、
ネメシス「私が糸で穴を塞げば……」
ダスリヒ「行けるか?」
ネメシス「はい」
ダスリヒ「皆さん後の事も任せました」
そう言い両腕に魔力を込めてティファレットを慎重にゆっくりと引き抜く……
ダスリヒ「グァァアアア!」隙間から流れてる出てくる呪いの様なモノがダスリヒの腕に少しずつ侵食し始める…
ラス「手伝います」…
ゆっくりと抜け出てくるティファレット…それと同時に溢れ出てくる呪い。
パローネ「……君達に一つ忠告しなきゃいけなくなった」
パローネ「彼が来た……健闘を」…
〈グチャ…ガシャン!〉とパローネの頭が潰されて機械ごと破壊される……
ダスリヒ「!」『気配がなかった』
突然現れた黒いローブを来た者がダスリヒに向かって襲いかかる
ラス「速い…」悪魔の翼を出しダスリヒとティファレットを覆う
ネメシス「クロートー!」3人を守る様にクロートーの女神像で行手を塞ぐが……
彼には通用しなかった…
クロウリー「アウデオ・リベロ (殊更に行う解放)……」…
……ネメシスのクロートーの女神像が突然消えて使えなくなり、そのままクロウリーは、ネメシスの頭上を飛び越える…
ネメシス「どうして……」
ダスリヒ「ガァァ!魔力が……」
ラス「これは一体……」
クロウリー「手を離した方がいい…これは忠告である」
そのまま、ラスとダスリヒを引き剥がし投げ飛ばす…
ラス「……大丈夫ですか?」
ダスリヒ「大丈夫だ、まだこの腕は使える」…
ドンと大きな音がしエニグマ化した瀧奈が飛んでくる…
瀧奈「痛えぇ……」
ネメシス「ウィリアム・クロウリー」
宙に逆さまで立たずむ、黒いローブをきた男…ウィリアム・クロウリーがティファレットを少し押し込み戻す……
クロウリー「融合させるのに、また数時間やり直しだ……だが関係ない、君達が居るのだからプラスだ」
……クロウリーの隣に来るイヴ(神纍)、
そして、殻を破り大きな図体を露わにし目覚め動きだすディザルト。
クロウリー「客人も増えたものだ」
後から合流してくるロディ達、
ゾルドナー「ここが貴様の基地か、」クロウリーに向かって叫ぶ。
旅冴「ディザルトに始祖イヴ……」
レオパルト「あれ?ルーデルとマープルちゃんは?先に着いてない?」
ダスリヒ「ここに居るのは私達と奴らだけです」
ロディ「あそこに居るのは……」
ベネット「ティファレット」
……その場に集まった、瀧奈…αメリー…ラス…ネメシス…ロディ…ベネット…オグリ…ネャリー…ダスリヒ…レオパルト…ゾルドナー…旅冴……相手は、穢れし意識ディザルト…イヴ(神纍)…彼、ウィリアム・クロウリー が対面する。
クロウリー「Jacta alea est[ヤクタ・アーレア・エスト]…賽は投げられた 」
ディザルト〈ヴァギァァァ!〉
爬虫類と蟲の様な不気味な姿から人の腕が生えてくる。
続く→