大和さんの熱も下がり、会社で流行っていた風邪もどうやら落ち着いたらしく、いつも通りの日常が戻ってきた。
食後の後片付けも終わってこたつに入りお茶を飲みながら、パソコンに向かい物件情報サイト開く大和さんに寄りかかり、私も横から覗き込む。
「駅からなるべく近くて、とにかく防犯がしっかりしてるところ……雫はなんかねぇのか?」
「えっと、収納が多いところがいいな」
「収納?……そんなにしまう物があんのか?」
「うん、服とか服とか……あと服とか」
「ほとんど服じゃねぇか」
呆れたような視線を私に向けた大和さんに、少し小さくなりながらも話を続ける。
「あと、可愛いと思って買っちゃったアクセサリーとかメイク道具とか……その他の雑貨も結構あるんだ。セールの度に買いに走ってたらすごいことになっちゃって……」
「これを機に断捨離しろ」
「えっ?!!でもこれでも結構した方なんだよ?!」
寄******
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