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急に始まります〜!
『 ゲームスタート。』
その言葉で始まったデスゲーム。
参加者はざっと100人、生き残るのは2人だけ。
最初のゲームは、、、
蓮「なんだ、、ここ、」
玲王「1面真っ白だね、、けど床に大きな丸がある、?」
???「皆様ようこそお越しくださいました。」
2人『?!』
???「おっと、驚かせるつもりはありません」
???「早速ですが貴方達には」
『゛殺し合い゛をしてもらいます』
ザワついていた雰囲気が一気にシーンと静まり返った。そりゃそうだ
急にそんなことを言われたら静かになるに決まっている。
他『そんな、、!なんでそんなことをしないといけないのよ!!』
???「命令ですから、、ボソッ」
蓮「…?」
???「とにかく貴方達のいる地面には円があると思います。」
???「そこから出ると、、」
他『出ると、、?』
???「まぁ出たら分かります。」
他「じゃあ私が出るわ!どうなるか分からないもの!」
玲王「えっでも殺し合いなら勝手に行動はしない方がっ、」
他「そんなこと言ってたら永遠にゲームが終わらないわよ!」
そして彼女が出た。皆が注目している中スピーカーから話しかけられた。
???「おっと、、出てしまいましたね。勇気ある行動。尊敬致します」
???「ですが貴方はここで終了です。」
他「じゃあ私はここから出れるのね!やった!」
???「おや?何か勘違いをしているのでは?」
???「終了とはゲームの事ではなく」
貴方の人生でございます。
次皆が彼女を見た時にはもう手遅れ。真っ白だった部屋は1部赤く染ってしまった。
参加者全員がまたザワつく。
他『嫌ァァァ!!人が死んだぞ!』
玲王「れ、蓮!どうしよう、、」
蓮「大丈夫だ、、俺から離れるな」
大丈夫と言ったものの絶対という保証は無い。
しかも生き残るのは2人だけ
非常に困難なのだ。
蓮「皆さん!落ち着きましょう!まず話し合って生き残る方法をっ!」
するとおじさんが
他「落ち着いてられるか!2人しか生き残れないんだ!ならお前が×ねばいいんだ!!」
そう言われて俺はおじさんに押された。
最低だと思うかもしれない。
けど自分がその立場になったらどうだろう?
恐怖に浸って仕方ないだろう。
これはデスゲーム。殺し合い、つまり仕方のない事なんだ。
玲王「蓮ッ!!」
俺の名前が呼ばれた気がする。
けど助かるなんて思っていない
玲王には申し訳ない気持ちと悲しい気持ちでいっぱいだった。
が、次俺が気づいた時には玲王の膝に乗っていた。
一番最初に目に入った光景は、
蓮「ッ!!」
血まみれで倒れたおじさんだった。
そこで俺は思った。
皆に思ったことを話してみた。
蓮「皆さん!何か変だと思いませんか?」
他『何がだ、、?何もおかしなことなんか、、』
蓮「玲王なら分かってくれるだろッ!!」
はっとした時に玲王を見た。
俺に怯えている様だった。
蓮「ご、ごめん。つい感情的になって、、」
玲王「あッだ、大丈夫、、」
玲王「結局何がおかしかったの、、?」
俺が思ったこと。俺の思い込みすぎかもしれない。けど明らかにおかしいんだ。
蓮「さっき2人が殺された時皆が見た時には死んでいた。完全に。音もしなかった。だとしたら、、」
どうやって死んだんだ、、、
玲王「確かに、、銃声もないし人影も無かった。遠距離操作とか、、?」
???「そこに気づいてしまったんですか、、残念です」
皆『?!』
急にしゃべり出した司会者。
俺はずっと司会者に疑問を抱いている。
最初の独り言は何だったんだ?
命令ってなんなんだ?
他に仲間がいるグルなのか?
俺の頭は最初と比べて正常じゃなかった。
???「仕方ない、、1個しかしてないですが次のゲームです。」
皆がザワつく中泣き声や怒り声も聞こえてきた。
???「次のゲームは、、、」
音を出してはいけません。
俺は は? と思った。
これから何人かが死んだとしたら静かにいられる訳が無い。
何が目的なんだ?
理由を聞きたいが、、音が出せない。
今俺ができることは、、、
玲王を守ること。それだけだ。
他「はぁ?!無理に決まってるでしょ!!」
???「おっと、、もう即にゲームは始まっていますよ?」
え、、?
また音無しに死んでしまった。
すでに20人ほど死んでいた。
残り80人。
俺たちは生きて帰れるのか、、、?
蓮「(紙で会話しないといけないのか、、)」
📄蓮)玲王!絶対に俺が守ってやるからな!絶対に泣いたり喋ったりしたらダメだからな!
📄玲王)分かった!頑張る!
もうどれだけの時間が経っただろうか
残り3人になっていた
???「さて、最後のゲームへと参りましょうか、、」
最後のゲームは、、
3人で暮らしてみてください。
意味がわからなかった。
何故そのような発言をするんだ?
最初の疑問がまた頭にチラつく。
段々自分に腹が立ってくる。
空腹だからだろうか、、
???「では」
いってらっしゃいませ
その言葉と同時に家に飛ばされた。
2人は初めて見た様な様子をしていたが俺は違う
どこかで見たことがある。
気のせいか、、、?
???「ちなみに条件があります」
なんだ?と皆が司会者を見ていた。
???「条件は簡単です。家族の話をしないでください。」
玲王「それに違反すると、、?」
???「それくらい分かるでしょう。」
???「ではお楽しみください」
そこで俺は重大なことに気づいた
初めてじゃない気がした理由がようやく分かった
けどもう手遅れだ。
思い出したくなかった。
2人には言わないようにしておこう。
1年が経った
みんなで楽しく友達を呼んでパーティーや誕生日も祝った。
玲王「ーー!!ww」
他「ーーーー?!w」
蓮「ーーー💦ーー!」
玲王「あ!ちょっと待っててねー!」
蓮「どした?」
玲王「あー!なんか1年ぶりに母さんが会いたいっt…」
部屋が赤く染まった
本当に一瞬だった
何故だ?
不法侵入者か?
???「おやおや、、、」
2人『誰だ!』
???「…これはゲームというだと言うことを忘れていませんか、、?」
やらかしてしまった
玲王が死んだら俺はどうしたらいい?
約束を果たせなかった
守れなかった
話を振ってしまった
俺のせいだ
俺のせいで玲王が死んだ
これからどうすればいいんだ
そうだ
キッチンに行き
俺は包丁で自分を刺した。
これで玲王に会えると思ったんだ。
???「おめでとうございます。予想外でしたが最後の一人でございます!」
他「ッ!εε=ダッ」
???「逃げてしまいましたか、、」
???「おや?」
???「そこのあなた。」
???「よければ貴方もゲームに、、」
???「おっともう時間が来てしまいました。」
???「ではまた」
どこかで会いましょう。
おわりです!