テラーノベル
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ふと目を開けると、蓮の腕の中にいた。ちょっと落ちてたみたいだ。その温もりが心地良くて胸元に頬を摺り寄せる。
「…目、覚めた?」
「おれ、どのくらいねてた…?」
「15分くらいかな…ごめんね、加減出来なくて…」
蓮の眉毛が八の字になって下がってた。可愛い。
ふふっと笑いながら伸び上がって、ちゅっと唇に軽いキスをする。
「欲しいって言ったの、俺じゃん。久し振りで我慢出来なかった…疲れてるのに、ごめんな?」
「…大介が欲しがってくれて、嬉しかったから…最初はちゃんと優しくしようと思ったんだけど。久し振りで俺も歯止め効かなかった…」
「理性失くすくらい俺のこと抱きたいって思ってくれて、嬉しい」
そう言って笑ってみせると、蓮がくしゃりと笑った。俺の前でしか見せない、赤ちゃんみたいな笑顔。
愛おしくて堪らなくて、もう一度キスを落とす。
「…これだけ離れてみて、思ったんだけど」
蓮が真剣な声で話し始める。その顔を覗き込んでみたら、その表情も真剣なもので。いろんな意味でドキドキして、じっとその言葉の続きを待った。
こんなに長い間離れるのは初めてだから、蓮がどんなことを思っていたとしてもおかしくない。
そう思ってると、蓮が何度か瞬きした後にふふっと笑った。
「そんなに構えないでよ。大事ではあるけど、重い話じゃないから」
「なんだ、そっか…」
ほっと息を吐いて肩の力を抜くと、蓮が「本当に可愛いんだから」と言いながら瞼と鼻の横にキスを落としていく。
「初めてこんなに長い時間離れてみてさ、やっぱり俺は大介がいないと駄目なんだなって思ったんだ。大介が待っててくれてるって思うから毎日頑張れてるけど。時々ね、どうしようもなく恋しくなる」
「うん…」
「まあ、そんな時はカナダに行く前に撮った動画を見て1人でしてるんだけど」
「っ、おま…っ! ぜっっったいにスマホ落とすなよ…っ!?」
蓮がカナダに発つ前に、どうしてもって請われてヤッてる最中の動画を撮った。一回だけ見せて貰ったけど、エロまみれの汁まみれでとても素面で見られる動画じゃない。
一緒に動画を見ながら『最高、エロ過ぎ、めちゃくちゃ可愛い』を嬉しそうに繰り返してた蓮の頭を軽く引っ叩いたのを覚えてる。
「大丈夫、スマホじゃなくて別の媒体に保存して隠してあるから。俺があんなエロくて最高に可愛い大介を、誰かに見せると思う?」
「…いや、まあ…気を付けろよ…」
このことについては、もうあんまり触れないようにしよ…恥ずかしすぎる。帰国したら消せって言っても聞かなかったしなぁ。蓮のばか。
「それでね、思ったんだ。約束が欲しいって。これから先、永遠に離れないっていう約束」
「約束?」
「うん…大介、俺と結婚して? これから先の人生も、ずっと一緒に歩んでください」
俺の左手を取った蓮が薬指に唇を落とす。言葉もなく王子様みたいな仕草を見ていると、薬指の根元を甘噛みされて指先が震えた。
蓮の手が伸びてきて、頬を大きく撫でられる。
「…その涙は、良い意味にとっていいの…?」
「不意打ち過ぎんだよ、蓮のばかぁ…」
「うん、ごめんね。次に会えたら絶対言おうって決めてたから」
一筋だけ溢れ落ちた涙を、蓮の唇が吸い取った。その顔を掴まえて唇を合わせる。舌を差し入れて緩く絡めると、蓮もゆっくり動かして応えてくれた。
激しさはないけどじわじわくる気持ち良さに、熱い吐息を吐き出す。
「…ずっと一緒にいて…蓮の側から離れたくない。ずっと俺のこと愛して」
「うん、ずっと愛してる…大介だけ…」
「俺も蓮だけ愛してる…蓮と結婚して、蓮のものになりたい…」
「大介…愛してるよ、大介…」
「ん…俺も、好き…愛してる…ぁ、んっ」
蓮が俺の身体を掻き抱いて、首筋に顔を埋める。ピリッとした痛みがして、思わず声を上げた。
「ごめんね…もっと、大介が欲しい」
「ん、俺も足りない。もっとちょうだい…」
今はまだ一時帰国だけど、蓮が俺のところに帰ってきたその時は。もう二度と離れないし、離さない。
お互いにそんな想いを抱きながら、残り少ないこの逢瀬を満喫する為に再び求めあった。
蓮が帰ってくるまで、きっと寂しくなることもあると思う。でも、こうやって言葉にしてくれたから。蓮が俺を丸ごと欲しがってくれたから。
蓮がやりたいことをやり遂げるその日まで、待ってるからな。
大好きだよ、蓮。
素のまんまを聴きまして。何かもう、居ても立ってもいられないというかw
あのめめさく抱き寄せシーンがめめの発案というのは何となく予想も出来てたんですが、それに対する先輩ムーヴが。「お前のやりたいことは俺が全部叶えてやるよ」って、先輩男前過ぎません?
そうして出来上がったのがあのディ○ニープリンスとプリンセスかと思うと感慨深いですw
じゃあ多分あれですか、オドロウゼ! の抱き上げてくるくるもそんな感じで決まったんですかね? そこも詳しくしたいんですが!!
その後の乙女ムーヴもめちゃめちゃ可愛くて。真っ赤になってるって教えてくれてありがとう阿部ちゃん!
めめもちゅーしてあげれば良かったのにと思いつつそこでしないのがめめだし、めめさくなんだよなぁと。いいんです、その後の妄想が捗るから全然いいんです。プリンスとプリンセスだけでも十分です!
それはそれとしていつか本当にちゅーしてくれてもいいんだよ? w
というか、当初の予定ではお話の中でプロポーズまでさせるつもりはなかったんですが…うちのめめさく、すぐに添い遂げようとする…
あとやっぱり相互で愛が重いww
そしてめめは動画なんて撮らないと思いますw話の都合上そんなことさせてごめんなさい!!
コメント
1件
えぇ〜!?!?プロポーズまでいくと思わなかった!!😭💕 蓮が「永遠に離れない約束して」って薬指にキスするところ、王子様すぎてこっちまで涙出たよ…。大介が涙するシーンも、蓮が吸い取るところも、全部エモすぎるんだが!! お互い「俺だけ」って独占し合ってる感じがめちゃくちゃ尊い…この重たい愛、最高です🖤🩷 動画の話は確かに蓮っぽくないけど、そこがまた愛おしいなって思っちゃった(笑)