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絶対辰哉
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雫
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めめさく🖤🩷
「佐久間、おめでとう」
「おめでとう、佐久間くん」
「誕生日おめでとう」
朝からたくさんの人がお祝いしてくれる。日付が変わってすぐも色んな人がメッセージをくれたし、恒例のインライでファンのみんなも祝ってくれた。
もちろん蓮からも、日本時間で日付が変わってそんなに立たずに《誕生日おめでとう。帰ったらたくさんお祝いさせて》ってメッセージが着てた。
インライが終わってから即返信して、そこから少し通話も出来て嬉しかった。嬉しかったけど。
やっぱりちょっと寂しいなって思うのは仕方ないよな。
だって蓮と恋人になってから、誕生日に直接会えないの初めてだもん。
当日はどうしても会えないってことはあったけど、次の日とかその次の日とかには会えた。少なくとも、いつでも会えるって安心感があったから。
まあでもほら、俺は切り替えの鬼だからさ。
蓮の誕生日も直接お祝い出来てないし、まとめて盛大にお祝いしてやるって決めたから。
だからうだうだ考えるのは止め!!
そう思ってはいるけど、何となく誰かと過ごす気持ちにはならなくて。仕事が終わってすぐ、どこに寄ることもなく帰宅した。
結構遅い時間だし、親友をご飯に誘うにしても迷惑だろうしさ。
メンバーも何か察してくれたのか、何も言わずに見送ってくれた。
こういう時、そんな気遣いがありがたいなって思う。
家の駐車場に車を停めて、エレベーターで上がりながら携帯を取り出してチェックする。
いくつかあるメッセージの通知の中に蓮の名前を見付けて、慌てて開いた。
着信の時間は俺が車に乗ってすぐくらい。
《このメッセージを見たら、何時でもいいから電話して》
何だよそれ。
何時でもって言うけど、お前今撮影してる時間なんじゃないの? そんな時間に邪魔出来ないよ。
そう思うのに、エレベーターを降りて早足で部屋に向かう自分がいた。
だってやっぱり、画面越しでもいいから蓮の声が聞きたい。蓮の顔が見たい。
そう思う気持ちは止められなかった。
「ただいまっ」
急いで靴を脱いで中に入る。荷物を放り出しながらツナとシャチに声を掛けて、ソファにぼすんっと座った。
ツナもシャチも何事かと見てくるけど、ごめんな、パパ焦ってるんだ。
手早く携帯を操作して通話を立ち上げた。本当にいいのかなって、ドキドキしながら蓮に電話を掛ける。
コールが1回…2回…3コールめが鳴る前にプツッと音がして向こうと通話が繋がった。
『…もしもし、佐久間くん?』
「えっと、蓮…?」
『メッセージ見てくれたんだ。良かった』
電話の向こうの蓮の声がいつも通り優しくて、ほっとして肩の力が抜ける。
『佐久間くん、今は自宅? ビデオ通話にしても大丈夫?』
「あ、うん。家に帰って来てるから大丈夫だぞ」
『じゃあ、切り替えるね』
蓮の声が嬉しそうに聞こえたから、ちょっと笑いながら俺も携帯を操作する。
画面に映ったのは一時帰国の時と変わらず元気そうな蓮の姿。
いや、あの時より髪はちょっとだけ伸びたかもしれない。
ああ、蓮だ。俺の大好きな人だ。
『佐久間くん、誕生日おめでとう。やっぱり直接顔を見て言いたくて』
「うん、ありがと。俺も蓮の顔見れて嬉しい。でもお前、撮影の時間なんじゃないの? 電話なんてしてていいのかよ」
蓮がそんな風に言ってくれて嬉しいけど、撮影の邪魔してるんじゃないかって心配になる。
画面の向こうの蓮はきょとんとした後、イタズラが成功した子どもみたいに笑った。
『日本で待ってる大切な人が誕生日だからお祝いしたいって言ったら、早く電話してやれって帰されたんだ』
「は!? お前、そんなこと言って大丈夫なのかよ?!」
『俺は《大切な人》としか言ってないし。それにこっちの人は家族や恋人と過ごす時間を大事にしてるからね』
「そ、そっか…」
びっくりして恥ずかしくてそれしか言えなかったけど、蓮が『大切な人』って言ってくれたのが嬉しくて。
赤くなる頬を自覚して少し目を逸らした。
『…そうやって可愛い反応するんだから…抱きしめたくなっちゃうでしょ』
「な、何言ってんだよバカ」
『佐久間くんが可愛くて堪らないって話』
「…真顔で言うなよ。恥ずかしい通り越してリアクションに困るだろ」
『ふはっ、ごめんね。でも抱きしめたいのは本当だよ? 抱きしめて、キスして、いっぱい甘やかしたい。来年の誕生日にはそうするから、待ってて?』
「う…分かった。待ってる」
熱くなった頬を両手で隠しながら、こくりと頷いて答える。
照れくさいけど、蓮の言葉が嬉しい。来年の約束をさらりとくれるところも大好きだ。
『ね、佐久間くん。来年の佐久間くんの誕生日は同じ場所で、同じ空間で一緒に誕生日を迎えたい。それで俺が、一番に直接お祝いするから』
「うん、楽しみにしてる。蓮の誕生日だってそうだからな。一緒に過ごせなかった分、いっぱいお祝いするから」
『ありがとう。それでさ、やっぱりそのためには俺は佐久間くんの側から離れちゃ駄目だと思うんだ』
「ん? 何の話だ??」
『一緒の家に帰れば、いつだって日付を一緒に越えられるなって話』
「へ?」
すぐには理解出来なくてきょとんとしてると、蓮がくすくす笑いながら更に分かりやすく言い直してくれた。
『だから、一緒に住んじゃえばいいんだよねって話だよ』
「はぁ?! な、何でそうなった!!」
話は理解出来たけど、急過ぎてびっくりする。
蓮と俺が一緒に暮らすの? それって同棲??
混乱してる俺をよそに、蓮が静かなトーンで話し始める。
『離れてみて、俺はやっぱり佐久間くんがいないと駄目だなって思った。佐久間くんの笑顔と、太陽みたいな明るさを貰って俺は生きてたんだなって』
「そ、そんなことないだろ…」
『ううん、毎日思ってるよ。佐久間くんの笑顔に会いたいって。だから、日本に戻ったら、離れてた分もずっと一緒にいたいんだ』
「蓮…」
『佐久間くんは? 俺と一緒にいるのは嫌?』
「…そんなわけないだろ。俺だって蓮とずっと一緒にいたい」
蓮とこれだけ離れてみて、寂しいのもあるけど、それ以上に思ったのは。蓮が側にいるのが、俺の当たり前になってたんだなって。
それこそ空気とか水と同じように、あって当然でないと死んじゃうくらいに基礎代謝に必要不可欠な存在。
だからもう、離れるとかは考えられない。
『ありがとう、嬉しい。だからさ、離れられないならいっそ結婚するべきだよなって思ったんだ』
「うん、そうだな……結婚? け、結婚って言った?! 同棲じゃないのかよ!!」
『ずっと一緒にいるって約束するなら結婚でしょ。まあ実際に書類を出せるわけじゃないけど…俺の気持ち的には佐久間くんをお嫁さんの貰うくらいの覚悟だからね』
「俺が嫁なのかよ!?」
『まあ、夜の役割分担的にはね』
「…お前真顔でそういうこと言うなって言ってんだろ…」
『いや、この役割分担は今後の人生でも大事なことでしょ。俺はずっと佐久間くんのこと抱きたいからね?』
プロポーズもどきから、どうしてそっちに話が飛ぶんだよ。
そうは思ったけど、蓮が真剣に話してるのが逆に面白くてつい笑ってしまう。
『何笑ってるの』
「いや、真面目な顔と内容のギャップがおかしくて」
『大事なことでしょう』
「そうだな。俺もこの先もずっと蓮に抱いて欲しいよ」
笑いながらそう言うと、蓮が目をぱちくりさせた後にちょっと照れたように笑った。
蓮の無防備な顔、可愛くて大好き。
こういう表情を俺がこれからも独り占め出来るなら、結婚って考えは悪くないのかもしれないな。
『今はさ、まだプロポーズの予告みたいなものだから。日本に帰ったらちゃんと3ヶ月分の給料で婚約指輪買って、膝を付いてプロポーズするからね』
「蓮の給料3ヶ月分とか、博物館レベルの宝飾が来そうで怖いからマジで止めろ」
『ふはっ、さすがにそこまでじゃないけど』
「それに近いもんはあるだろ。そこに使わないで、将来の為に貯金するぞ」
『経済観念のしっかりした奥さんでありがたいよ』
そんな風に言い合って、一緒にくすくす笑い合う。
これからも蓮とこんな時間を共有したい。ずっと側にいて欲しい。
蓮の方からプロポーズしてくるの、待てずに俺が言っちゃうかも。
『…帰るまでにちゃんと考えておくから。だから待ってて』
「うん、ずっと待ってる。だから最後まで頑張ってこいよ」
『うん、ありがとう。佐久間くんが待っててくれるなら最後までいいものが出来そう』
「蓮なら絶対大丈夫」
お互いにそろそろ切らなきゃいけないかなって時間。
この瞬間はいつも寂しいけど、プロポーズの予告っていう大きなプレゼントを貰えたから。
嬉しくてぽかぽかしてる心とどんなプロポーズされるかドキドキしてる心を抱えて、幸せを噛み締めながら蓮を待ってるよ。
『あ、そうだ。佐久間くん、忘れちゃ駄目だからね』
「ん? 何を??」
『帰国したら一晩中佐久間くんを抱いて離さないって約束。プロポーズより前に、そっちを叶えてね。多分俺、佐久間くん不足のせいでしつこいから覚悟しといて』
蓮はそう言って、それはそれは良い笑顔になった。
しつこいってそれは、どのくらいですか…。
背筋に寒気が走ったけど、同じくらいに身体の奥が疼く感覚もあって。一人で赤くなって視線を逸らすと、ふふっと艶っぽく笑う蓮の声が聞こえた。
「…俺だって、蓮が全部触ってくれないと治まらないからな。お前こそ覚悟して帰ってこいよ」
『うん。大介の全部、残さず俺が貰うから。愛してるよ、大介』
「ん、俺も…愛してる、蓮」
蓮が帰国するまでまだあるし、直接触れ合うのもまたお預け。
だけど一晩中って約束もプロポーズの約束もあるから。蓮が、いつだって未来の約束をくれるから。
だから俺はどれだけ距離が離れていようと、幸せな気持ちで蓮を好きでいられるんだ。
いつもありがとう。大好きだよ、蓮。愛してる。
蓮との幸せな未来が現実になる喜びを噛み締めながら、画面の向こうの蓮にキスをした。
大切な人がどんどん出て行ってしまって、大好きなユニットも存続か解散かと囁かれる状況の中。いつでも元気いっぱいの笑顔で明るく照らしてくれたのがあなたでした
あの笑顔がなければ、どこかで折れていたかもしれません
太陽みたいなあなたがいつまでも大好きです
お誕生日おめでとうございます
これからの一年が幸せと笑顔に溢れたものになりますように!!
何とか当日中に上げられて良かったです。遠距離恋愛中の誕生日って難しいw
隙あらばいちゃいちゃさせたいのに、物理的な距離がもどかしいですね
帰国した暁には一晩中とプロポーズと、どちらも書けたらいいなぁと思います。これ以上ないくらいいちゃいちゃさせたい。マジでw
改めて、お誕生日おめでとうございます
コメント
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予告プロポーズ(*//艸//)♡ めめの給料3ヶ月分は確かに凄そう!! 私もさっくんと同時にツッこんでました-w-w うちの2人も、ですが やはり一緒に住んでいちゃこらして欲しいねぇ♪( ◜ω◝و)و ツナシャチモコの癒しトリオ+さっくんでまず間違いなく、めめは毎日癒される( *´艸) 私は壁になりたいよ(笑)

ファンの前で公開プロポーズもいいな〜💕 めっちゃ応援するから‼️