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優斗「今は…」
優斗「あの日の前夜か…」
優斗「はぁ…」
凛斗「優斗部屋入るぞ」
優斗「ビクッ」
凛斗「大丈夫か?」
優斗「…あぁ」
優斗「大丈夫だ…」
凛斗「そうか…?」
優斗「兄さん…」
優斗「何か」
優斗「悩み事があったりするか?」
凛斗「とくには…ないぞ」
優斗「そっか」
深夜0時23分
優斗(兄さんは…?)
凛斗「スゥ…スゥ…」
優斗「寝てるか…」
優斗「兄さん…ごめんな」
ザシュッ
兄を刺した
つもりだった
俺が振り下ろした刃は兄のシーツに刺さっていた
優斗「あれ、」
凛斗「気づかないとでも思ったか」
凛斗「残念だ優斗」
俺は兄に
“殺された”
優斗「…あれ、? 」
優斗「明るい…」
優斗「朝か…」
優斗「真奈さん、愛華さん」
真奈「優斗くんどうしたの?」
愛華「元気ないよ、?」
真奈「まぁ、あんな事があれば…ね」
優斗「実は、昨夜兄を殺そうとして逆に殺されてしまいまして…」
愛華「え?!」
優斗「ミッションクリアになるかと思って…」
優斗「殺そうと思ったんです」
優斗「でも…兄の方が上だったみたいです」
真奈「なんでまたそんな無茶なことを…」
愛華「まぁ、とにかく明日ウイルスが撒かれるでしょ?それまでになんとかしなきゃ…」
優斗「…僕が兄の部屋に入ってウイルスを探してみます」
愛華「出来るの…?」
優斗「やってみます」
優斗「今の時間研究に行ってると思うので家帰りますね」
真奈「待って!私も行く」
愛華「私も行くよ」
優斗「…ありがとうございます」