お久しぶりです。
今日は1話の続きです。
秒針が音を鳴らせながら足を組む。
アメリカ)8月7日8時30分”アイツ”もそろそろ死んだか。
コンコンッ
モブ)祖国様失礼いたします。
モブ)ただ今情報が入りました。
2人の若者が此方に頭を下げながら喋りだした。
コーヒーの中に砂糖を入れスプーンで混ぜた。
今日は雨だ。
窓には雫が付いている。
風が強いせいで雫が流れ星のように流れてゆく。
少し聞く気はないが、仕方がなく聞くしかない。
モブ)大日本帝国の死が確認されました。
真顔だった自分の顔に笑みを浮かべ無邪気な子供のように立ち上がりモブ共に問いかける。
アメリカ)その場所はここから近い?
荒地だ。向こうには黒い山。本当に黒い。
使いの者に案内してもらったが、今にも吐きそうだ。
焦げ臭いに死体のような匂いがする。
使いの者が急に止まり此方を振り返って一言
使い)こちらが大日本帝国の死体かと…。
アメリカ)東アジア最強の大日本帝国さまがこのざまか…。
一度だけ、あいつが帽子を取ったところを見た事がある。
いつもは帽子を被っていてあまり顔が見えなかったが帽子をとると女みたいな顔をしていた。
猫のような人で、見た目を中身も猫だった。
目つきは思ったより悪くはなく。
つり目に近い目だった。とても顔が綺麗だったそ
の時あいつの色んな表情が見たいと思った。
初恋はきっとあいつだろう…。
焦げ焦げになった初恋の人……。
顔すらまともに見てないが本当にこれが
あの人なのか?
何か違う気がする…
使い)アメリカ様なにか心辺りでも?
アメリカ)いや…。そういうのではないが。なんかな…。
ー電車ー
色んな人が乗っていて、私達兄妹は電車の上に乗っている。別に珍しくはない。
寧ろ電車の中に乗っている人の方が少ない。
妹は私にガシっと強く服の裾を掴み黙っている。
私は両手に荷物をもっているので妹の手を掴むことはできない。
今は何処ら辺を通っているのだろう。その時
少し大きなコダマリがきこえ雷か?乗客皆騒ぎ始めた少しした後強風が私達をおそった。
私は必死に妹抱こうと必死だった。
西の方を見ると大きな黒い雲がキノコのように膨れていた。
ある乗客一人が『爆弾?』と呟いた。
父のいる方向だ。父は無事なのでしょうか?
正直不安だった。考えたくない事態になるかも
しれない……。
目が覚めると曇り空の下私は寝転がっていた。
救助隊と思われる声が聞こえた。
なんとなく「祖国様」「祖国様」と言われてい
る気がする。
そういえばこんな事を思い出した。
私の父が死んだ日を思い出したのだ。
一時期【国は不死身】とい噂が江戸に流れた
それが本当か馬鹿な若者が父を切りつけ。
父が呆気なく死んだ。私はその時屋敷にいたの
で詳しい事はしらないが。
召使いからは「死んだ」という事知らない。
「祖国様…?起きたのですか?」
今は声を出す程の気力はない。なので頷くだけにした。
「嗚呼良かった」「これで国は安泰だ。」
「この国の勝利が__」
なんて言っているがいつ私が死ぬかも分からな
い若造共がよく言ったものだ。
私が優先的に病院に送られた。
入院して数日たった、
私の部屋には暇つぶし用にラジオが流れている。
ラジオに天皇の声が聴こえた。
まだ体は万全ではないがベッドの上で土下座を
した。
天皇からは「この国は負けた」らしい。
私は体制をもどし別に辛くも嬉しくもなくただ
空を見ていた。
私は体に包帯を巻いている。
皮膚は何とかなり。今日は見舞いに誰か来るらしい
子供達だろうか…。
見舞いの時間になった。
来たのは米国だった
此方に近ずいてきた。私は避けようとベッドの
端の方へ行ったが彼が私の隣に座った。
アメリカ)日帝。お前は負けたがよくやったと俺は思う。
日帝)なんだ。皮肉か?敵国に言われても慰めになってないぞ。
アメリカ)もう戦いが終わったんだ。昔の様にならないか?
日帝)昔の様にとは?不平等条約でもする気か?
アメリカ)お前なぁ…。ひねくれ者過ぎだろ。
日帝)どうも…。
アメリカ)日帝少しの間いていいか?
日帝)今日の大国様は珍しく甘えん坊ですね。
アメリカ)甘え坊って、、。随分達者だな。
飽き飽きとした表情で隣に佇んでいる。
日帝)…。
アメリカ)ジーー。
あまりにもこっちを見るので声をかけよう。
日帝)どうc
チュ
日帝)なっ///?!
日帝)此奴ッッッ//
次は私を押し倒してきた。私は女ではないのだぞ。なんて言いたいが、その時の私はそんなのを考える暇もなく固まっていた。
欧州の奴らはこれ程鈍感とは…。
アメリカ)///
日帝)お前が照れるな!!反応に困る!!
アメリカ)いや…。なんか、
此方の体をじろじろ見ながら、彼は口を開く
アメリカ)日帝ちゃん本当に男?
日帝)当たり前だろ?
アメリカ),,,,,。じゃー失礼しまーす!
続きは誰か描いてくれ。
これで終わりです。見て下さりありがとございます。
コメント
2件
うぁぁ!誰か続きを書いてくれ!