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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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※この作品はフィクションであり、この作品に出てくるような事実はありません。

※この作品とご本人様達は一切関係ありません。

※年齢操作があります。苦手な方はこの作品を読むことを、おすすめしません。

※検索避けのため伏せ字を使用しています。ご理解よろしくお願いいたします。




em視点


大先生と会って3日後。 今日は ci くんと遊ぶ日!


いつもは”だんわしつ”?ってところに集合してciくんとお話しているのですが、


今日は運動場で遊べるそうです!


体動かすのも大事やで!ってzmさんに教わったので、


ciくんと鬼ごっこをして遊んだのですが、


年下のciくんでも、いつも動いていない私には余裕で勝ってました,,,笑


ci 「はぁー、疲れた!!」


em 「ciくん足速いですね,,,」


ci 「そんなことないで!emさんが体力ないだけやない??」


em 「笑 確かに、そうかもしれませんね笑」


ふと、zmさんに目をやると、sypくんとお話をしていて


珍しく近くにいなかった。


zmさんとsypくんとも鬼ごっこやりたいな、と思ったけど


楽しそうに話してるし、邪魔するのも良くないと思ったので、

誘うのはやめた。


em 「なにお話してるんでしょうね。」


ci 「しらーん。


,,,そうや!俺、shaと久しぶりに会ったんよ!!」


em 「そうなんですか!元気にしてました??」


ci 「元気やったよ!でも、検査担当する,,,rbr?って人が


めんどくさいからいややって言っとった笑」


em 「笑 shaさんらしいですね笑


私は大先生とお会いしましたよ!」


ci 「え!いいな〜。俺も会いたかった,,,」


em 「元気そうだったのですが、何か考え事をしているようでした,,, 」


ci 「ut兄さんは考え事するのが好きやから、普通ちゃう??」


em 「まぁ、そうですね,,,。


でも、大先生shaさんは会えてないみたいです。」


ci 「えー、なんでやろな。俺ら会えてるのに。」


em 「不思議ですよね,,,」


syp 「おーい、ci。帰るぞー。」


遠くからsypくんの声が聞こえる。


お話終わったみたい。


ci 「えー,,,。,,,わかったぁ,,,」


今日は珍しく、ciくんが駄々をこねない日だった。


zm 「emさんも帰るでー。」


em 「はーい。じゃあ、またねciくん。」


ci 「うん!またな!」


そして、私達は自室へ戻っていった。




rbr視点


shaciに会わせてから数日後。


俺とknはお互いに話したいことがあったが、


検査やなにやらで予定が合わず、今日やっと会えるとのことで約束をした。


しかし、日中は教育係の仕事があるため、


会うのはみんなが寝静まった後のことだった。


rbr 「すまん、遅れた。 」


先に談話室にいたknに話しかける。


kn 「お、rbr!久しぶりやな!


遅れるなんて珍しいやん。どした。」


rbr 「shaがなかなか寝てくれんくて、」


kn 「お前まだ寝るまでそばにいるとかいう謎システムやっとんのか!?」


rbr 「え、そうやけど,,,??」


kn 「俺なんて1週間でやめたわ!


あんなん、こっちが眠たくてしゃーないやん!」


rbr 「さすがに、1週間ははやすぎやしないか,,,??」


kn 「そうか?まぁでも、もうそろやめたれよ。


ストレスやぞ。」


rbr 「ストレスってなんや!ストレスって!


まぁでも、もうそろ辞め時ではあるか,,,。


もう逃走とか考えてなさそーやしな。」


kn 「おん,,,。で、rbr。お前にzmからの伝言、あるぞ。」


rbr 「,,,なんて言っとった、?


恨み言を言われるだろうか。


でも、それは仕方ないよな,,,。


zmの人生奪っちゃったもんな,,,。


kn 「,,,。 お前のせいやないって


rbr 「ッ,,,!!ほんまに,,,??ほんまに言ってたんか,,,!?」”ポロポロ”


kn 「ほんまや、嘘なんてつかん。」


十数年ぶりの、間接的ではあるが、


zmが言ってくれた俺への言葉。


その言葉には、十数年経っても変わらないzmの温かさがあった。


その温かさに、涙が止まらなかった。


zmに会いたい。




俺はこの施設に入ってから、一度もzmを見たことがない。


ここの施設は4つの子供の棟と、1つの大人の棟、研究員の棟がある。


それらは全て渡り廊下で繋がっているが、


自由に行き来できるのは上層部と、 許可をもらっているもののみ。


しかし兄弟達は脱走防止のため、違う棟に入れられることはほとんど。


無事、研究員になって運搬の仕事に就くことができれば


会えないこともないが、話すのは厳禁とされている。


俺とknの一応、運搬の仕事だったが


多分、運悪くzmの働いてる棟には当たらなかったのだろう。


そのせいで一目も見れていない。



rbr 「よかったぁ,,,」”ポロポロ”


kn 「だから、これは俺からお願いや。


もう自分を責めんといてや。お前辛そうやねん。


見てるこっちも辛くなってくるわ。」


rbr 「グスッ,,,わかった,,,。」


kn 「よし!」


rbr 「ズビッ,,,。そうや、sypくん、元気やったで。


担当の子には手焼いとるみたいやけど、」


kn 「ほんまか!いやぁ〜、よかったよかった。 」


それからも、俺とknはたくさん話した。


兄弟の話、ここに来てからの話、仕事の話,,,


今までも話したことがある話もたくさんした。


最近忙しかったから、楽しく話せて気分転換になった。





記念すべき20話!

毎話たくさんの❤、ありがとうございます🥹

そして、本作品、❤3000突破、ありがとうございます😭

ほんとにモチベになります!

これからも、本作品を楽しんでいただけると嬉しいです☺️

ゴールデンブラッド

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