…寒い
私達は寒い城を探索している。敵は大体よ餅がやってくれているが篝火がある所が少なく中々暖を取ることができない。
暖をとり、進みを繰り返しているがよ餅にばっかり戦闘させていて申し訳なく感じてきた。
私はよ餅の心配をすると「いえいえ大丈夫ですよ、ご主人の役に立てるのが私の役目ですので」と、言った…
…これで本当にいいのかな?と、私は思いながら進んでいった。
よ餅のお陰で何とか先へ先へは進めれた。大きな扉を開いたその先には赤銅色の城と同じような構造をしており、奥には青人形と思われし女の人が座っていた。
彼女の右目は眼帯をつけており、左目に「Ⅹ」をつけていた。
「…水無月家の子よ其方は汝らに何の用だ?」と、私は赤人形と同じように話した。
「なるほど、それならば」と、よ餅に氷の牢獄を作成し、閉じ込めさせた。
「其方の実力を汝に見せてみよ」と、彼女は青い翼が出てきた。
…やはりこうきたか、私は刀を持つ。
よ餅は何とかしようとするが、あの牢獄は魔力をなくす物だろう…だから早く奴を倒さないと…
私は彼女に「深緑刀」と、緑色の一撃を与えるがそんな単純な訳でもなく避けられた。
彼女は「蒼弾砲」波動砲みたいに巨大な弾幕を飛ばしてきた。
私は何とか避けるものの残り玉の弾幕もあり、避けるのに一苦労する。
その後私は何度も何度も避けパターンを覚える。そして私は彼女が技を放つのと同時に「赫斬撃」と、赤人形の力を使い弾幕を掻き消してゆく。
私はそのまま彼女の元へと行き、「深緑刀」を放つ。しかし彼女は避けた…
彼女は「双弾砲」を放ち先程の大きな弾幕が2つになり襲ってきた。
私は赤人形を掲げ「紅残花」と、人形から棘のような物が広がり、そこから針が拡散してゆく。
そして私は弾幕を掻い潜り、「深緑刀」と、人形にダメージを負わせるが人形は私の左手を掴み「汝は赤人形の時だと思うなよ?」
と、彼女からの手は「霊魂弾」と、魔力の大きい塊のような弾幕を放った。
私は避けようとするが手が掴まれており逃れられない。
だから私は左手を切り裂いた。
「なっ、こいつ…自分の手を切っただと!?」
激痛が伴う左腕を堪えながら私は右手で持っている刀をぶん投げる。
「…くっそんな単純に投げられても」
と、彼女は刀を避けるが私は一瞬の速度で、もう一つの刀もぶん投げ、当てた。
「…お見事、其方の覚悟しかと受け取った…ここから先を通す権利をやる」と、彼女は人形化し、よ餅も解放されたのを見ると左手の出血のしすぎなのかぶっ倒れてしまった…