【𝑵𝑶𝐓視点】
結局、タソガレドキ忍者隊と忍術学園の教師及び生徒が見学をすることになった。
「結界貼ってから始めるよ〜?」
「結界がないと学園破壊されちゃうのでありますよ」
「結界は貼らなあかんの?俺は貼れんよ?」
「私は結界貼れないのでなんとも言えませんね。」
「さて、やろっか!」
“いっせーのー”で鳴り響いたスタートの合図
なぞった線で結んだ世界
色付けていく ここから
物心がつく頃 すでに此処にあった
僕じゃない誰かの記憶は
夕陽とともに蘇る
古ぼけた絵本を取り出して
落書きの中に1つの答えを見つけた
自分の価値に 目を疑って
どこまでだって 堕ちていけるの
どこか遠くに 消えてしまいたい
こんな世界じゃ 僕はいらない
カウントダウンは始まっているよ
“いっせーのー”で声を上げて
聴こえてくるんだ
自分の影の長さに気付く
もうこんな時間だ
一等星が顔を出した
届きそうで手を伸ばした
次は僕に着いてきなよ
どんな暗闇でも
(もういいかい?まーだだよ)
幕は上がりだした
(もういいかい?まーだだよ)
色付けていく ここから
10年後の僕らはすれ違いばかりで
幻想に想いを馳せては
“戻れない”そう思いこんだ
くたびれた心に追い討ちを
あの頃と変わらない夕陽も
なんとも思わない
自分を信じ 歩いていければ
どこまでだって 昇れるのにな
カットを跨ぐ その空白に
大切なモノ 見落としている
見つけられないと泣きわめく君へ
“いっせーのー”で声を上げて
聴こえてくるんだ
自分の影の長さに気付く
もうこんな時間だ
一等賞で駆け抜ける君
くっついていただけの僕でも
君の前を歩けるかな?
こんな頼りない僕でも
宝箱はホコリをかぶったまま
無くした鍵はずっと
君のポケットの中にあった
散らばっていた全てが
今ひとつに重なる
手を取り 始めよう
僕たちの物語
一度はいらないと思った
今なら胸を張れる気がしたんだ
愛おしくて 掛け声はいつも
“いっせーのー”で声を上げて
聴こえてくるんだ
自分の影の長さに気付く
もうこんな時間だ
一等星が顔を出した
届きそうで手を伸ばした
次は僕に着いてきなよ
どんな暗闇でも
(もういいかい?まーだだよ)
泣きじゃくった声で
(もういいかい?まーだだよ)
笑う君が見えた
(もういいかい?まーだだよ)
幕は上がりだした
(もういいかい?もういいよ)
色付けていく ここから
二代目が歌とともに結界を貼り、曲のその間奏に入った途端始まった。
まずは小手調べからするようで三代目が武器無しで蹴りを入れようとしたが、二代目はそれを読んでいたかのように足を掴み軽く投げ飛ばしたが…三代目は結界の壁に強く強打し数十秒間過呼吸を起こした。 二代目は三代目に”何時も言っているだろう?武器専門のオマエが体術で永久四天王のメンバーに勝つことなどない”と呟いたと同時。
次は四代目が相手をするようで瞬きの間に二代目の間合いに入り、お得意の関節技の準備をしようとするが二代目は一瞬の隙に四代目のやろうとした関節技を四代目に掛け、関節を外した。左脚の関節を外したからいくら身体が異常な程に柔らかく、自分から関節を外せる四代目は流石に痛かったようで悶えながら手を使って立ち、右脚で回し蹴りをした…が、防がれて二代目が右脚の関節も外した。四代目は体勢を立て直す為に関節を自身ではめる時間が必要だった。けれど、そんな隙を与えんと言わんばかりに攻撃をしようとした二代目と四代目の間に
初代が入り、三代目の意識がハッキリするまで、四代目の戦闘態勢が整うまでの所詮は時間稼ぎだ。しかし、侮ってはいけない。初代の中身は永久四天王の中でも威厳がなく、新人だが身体は永久四天王の中の最古参である”祖”だ。彼が居なければ永久四天王という永久犯罪者の中でも極わずかな位が存在しなかったも同然。 初代は永久四天王の中では1番忍者に近いものを扱う。流石に忍者の武器に関しては三代目が上だが、等しいことが出来るのは初代だ。二代目の中身はこのメンバーの創設者であり、永久四天王の世界を作った張本人。永久四天王の中身のメンバーでいえば1番接点は少ないが、身体は若かりし頃の二代目とは接触している。だからこそ二代目の身体の戦い方は分かっているがそれでも、二代目とは永久四天王内でも接点が少ない。永久四天王内で1番侮ってはいけない相手だということも知っている。
初代の身体の実験された結果の能力の一つである”自然操作”自然にあるものを操作できる簡単な能力だが、生命力によって操作できる原理だからこそできるものがある。二代目が槍で心臓を狙った途端、間に硬い土の壁ができた。これは生命力で地面の土を引っ張ってきた。この技名は”土遁 上流壁”防いだと思いきや二代目の怪力でそのコンクリートよりも硬く作った土壁を壊した。その拳を間一髪で避け、” 瞬身の術”で距離をとった。本来、初代は怪力で生命力ゴキ●リ並とは言われるが、生命力はまだしも…怪力ではない。怪力は生命力コントロールで一点に集中して殴り蹴りするからこそ実現出来るものだ。なのにも関わらず、この二代目は生命力コントロール無しで素の怪力を発動し、素で生命力がゴ●ブリ並だからこそ末恐ろしい。本人に自信が無いのもあるが、最弱と言っている一つの理由がこの二代目のこういう化け物じみた事をそれぞれの分野で余裕でやる永久四天王が居るからだ。人から見れば本人も充分すぎる程には化け物だが。
三代目、四代目が回復し今度は三代目と四代目の2人で協力して二代目に攻撃を仕掛け、初代は後方から手伝う陣形となった。
三代目が刀を持って注意を引いている。体術が弱くとも、そこらの木の棒や石ですら武器にし、それらを駆使して大熊や猪にですら勝てる二代目はそれを誰よりも理解しているから先程のように簡単には行かない。その隙に、四代目が野生の猫の本能を抑えつつ、命を狩り取ろうとする。四代目の猫の元は化け猫だから警戒せざる得ない二代目。2人に隙ができる瞬間、初代が生命力コントロールした術で少しでも連携を保たせる。これがなかなかにキツイ。二代目の身体は人心掌握や心を読む、次の動きの予測、怪力、挙げたらキリがないほどに身体の生きてきた環境的にもそういった類が強みだ。仮にも元は教祖。余計なことを考えるとそれを読まれたり、無意識のうちに誘い込まれることもありうるからこそこの連携はいつ壊されてもおかしくは無い。
その瞬間、二代目が少し本気を出した。”悪魔の尾”コレは悪魔のしっぽであり、 攻撃を回復力、防御力、 攻撃力、速さに変化でき、 何処までも伸びて遠隔操作、そして増殖まで。この尾は身体が信仰している神から授かったらしいが詳しい詳細は初代の身体、二代目の中身、身体くらいしか分からない。三代目の中身は二代目の中身に聞いてみたことはあるがネタバレ厳禁と言われたからこそ、謎のまま。尾は三代目と四代目の連携を崩し、初代が咄嗟に放った”火遁 鳳仙花の術”をいとも簡単に防いだ
制限時間もキツイのか、二代目は本気で相手をするようだ。
四代目が、化け猫の本能で攻撃を仕掛け。三代目が呪いで捨て身で殺しに来てる。初代に止める術はないが二代目に勝つチャンスでもある。首を切る攻撃をギリギリで躱し、耳が切れたと同時に 二代目は結界を解いた。
その瞬間、観戦していた忍者学園の生徒、教師、タソガレドキ忍者隊。皆に殺気が届いた、とても重い殺気が瞬きの間に学園内に広がった。流石に二代目は子共に殺気を当てる訳には行かないから生徒と言っても5年や6年のみが当てられている。二代目はこの場において1番やっかいな三代目の首を切り、心臓に弾を一発撃った。四代目が爪攻撃である”逆撫で”を生徒巻き込む覚悟に使用しようとしたので腕をもぎ取り、首をねじ切った。初代に関しては爆発を起こそうとした為、信仰能力の一つ、”空間移動”存在する空間移動を 創ったり持ってきたりできる。を使い、爆発を初代の体内に移して初代が破裂し、肉片が飛び散った。
その時、曲が終わった。
「しゅーりょー!」
その二代目の合図と共に、初代は肉片から再生。三代目は弾が体内から出て首が胴体と繋がり。四代目は首と腕が繋がった
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