3日目
🇯🇵「朝です。起きなかったら猫耳メイド服+語尾にゃんで1週間過ごしてもらいますよ。」
🇺🇸「んなこと言われたら起きるしかなくなるじゃねーか」
🇯🇵「寝ててもらっても構いませんよ?」
日本が目を光らせて笑っている。口角はいつもより上がっている。
🇯🇵「昨晩の犠牲者はイタリアさんです」
🇮🇹「えぇ~まあこうなると思ったけど」
🇯🇵「まあ、とりあえず人狼仕留めちゃいましょう。話し合ってください。」
🇺🇸「じゃあ占い結果、聞いてもいいか?」
🇬🇧「先にドイツ、どうぞ」
🇩🇪「黒って出たぞ」
🇷🇺「えっ、ちょっ、」
🇬🇧「私の占いでも黒と出ました」
🇷🇺「えぇ…(´д`|||)」
ロシアはしょぼーんとなりながらウォッカを流し込んだ。
🇷🇺「俺黒?」
🇬🇧「はい、黒と出ました」
🇩🇪「黒って出たんだから黒だぞ」
🇷🇺「黒か…」
🇨🇳「もう黒って出たし、今の時点で黒2人だから追放しないと負けるアル」
人狼の人数が市民陣営の人数より多いor同数になった場合、その時点でゲームは終了し、人狼の勝ちになる。
🇨🇳「あ、ちなみにポーランドは白だったアル」
🇺🇸「マジか」
残り人数は5人。追放済みの2人は白だったため、人狼は残り2人いることになる。今回人狼を追放できなかった場合は人狼2人・市民陣営2人になり、同数になってしまうため市民陣営が負けてしまう。
🇬🇧「では、とりあえず今回はロシアを追放しましょう」
🇷🇺「チッ…まあいいさ、後悔するだけだ」
🇨🇳「これで黒が1人消えるアルね」
ロシアはドイツとイギリスを睨み付けた。
🇬🇧「ロシア、どうしました?」
🇷🇺「後悔するだけだぞ、いいのか?インチキ占い師め」
🇩🇪「インチキって…イッヒは本物ダス」
🇬🇧「あれ~占い師って1人だけのはずですよね?」
イギリスは挑発するように言い放った。
🇩🇪「イッヒが本当の占い師ダス!皆信じて!」
🇬🇧「では今夜お互い占いあいましょうよ」
🇩🇪「イッヒは良いぞ、でも本当に良いのか?黒であることがバレちゃうぞー?」
🇬🇧「そちらこそ、黒であることがバレますよ。嘘は絶対バレますからね?」
二人の間に緊張が走る。観戦している4人は笑いながら見ていた。
🇷🇺「どっちみち俺は追放か?意見変えなくていいのか?」
🇨🇳「絶対変えないアルよ、乙」
🇺🇸「お前を泳がせるメリットが無いからな」
🇯🇵「残念ながら時間です、では投票に移ります」
🇯🇵「せーの」
ロシア:3票
ドイツ:1票
イギリス:1票
ドイツが不思議そうに呟いた。
🇩🇪「何で俺に1票…」
🇬🇧「私にも1票…なぜでしょうか?」
ロシアは冷たい視線を送った。
🇷🇺「インチキ占い師に票を入れることくらい当たり前だろ」
🇩🇪🇬🇧「インチキじゃなくて本物だ/です !」
🇩🇪🇬🇧「あ」
二人は偶然にもハモった。その側で日本が笑った。
🇯🇵「んふふふ…では、ロシアさん遺言を」
🇷🇺「後悔しろインチキ占い師め」
🇩🇪「だから誰がインチキd」
🇯🇵「はい、そこいちゃいちゃは別室で(できればベッドで)しましょうね」
日本がまたまた笑いながら二人を落ち着かせた。
🇯🇵「皆さん夜です。寝てください、睡眠は大事です。まあ社畜は寝れませんけど」
??「……ま、いっか」
??「とりあえずあいつらを早めに消さないといけないけど…消したら疑われるよな」
??「…あいつを消すしかないか」