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4日目

🇯🇵「皆さん、残念ながら朝です」

🇺🇸「残念ながらって何!?!?」

🇩🇪「あーね」

ドイツは察した。

🇯🇵「昨晩の犠牲者は中国さんです」

🇨🇳「なんでアル!?絶対襲撃する意味ないアルよ?」

🇯🇵「まあ、、いいや、とりあえず話し合ってください」

🇨🇳「ひどいアル」

🇯🇵「あ、そうだそうだ」

日本は何か思い出したようだ。

🇯🇵「そういえば、今回人狼を消さないと市民陣営が負けます」


🇺🇸「占い師組、占い結果は?」

🇬🇧「勿論、ドイツは黒でしたよ」

🇩🇪「イギリスは黒だった」

🇺🇸「……こうなると思った」

アメリカは半分呆れつつも、二人の様子を注意深く伺った。

🇬🇧「実は私、最初の日からドイツを疑っていました」

イギリスが自信に満ちた眼差しをアメリカに向けた。

🇬🇧「二人でアメリカを占うことになったとき、ドイツは微妙な反応をしました」

🇩🇪「急にあんなこと言い出すから…そりゃそうなるだろ」

🇬🇧「確かにそれだけなら人狼とは決めつけられませんね」

🇬🇧「ですが……」

アメリカは発言におかしなところがないか注意している。

🇬🇧「前の日に分かりました」

🇩🇪「……言ってみろよ」

🇬🇧「ロシアが追放されるとき、『インチキ占い師め』と言いましたよね」

🇩🇪「そうだな」

🇬🇧「私達、睨まれましたよね。私、よくロシアの目線がどこにいっているか見ていたんですけど、ドイツに目線がいっていました」

🇩🇪「それはお前の主観だろ」

🇬🇧「それだけならまだ怪しむ程度でしたね」

アメリカはさらに耳を傾けた。

🇬🇧「インチキ占い師に票を入れることくらい当たり前だろ とロシアが言っていたので、ドイツへの票は仲間に裏切られた、ロシアのものでしょう。あと、私に入れたのって、あなたですよね? 」

🇩🇪「……!?」

ドイツは驚いたが、すぐに気をとりなおした。

🇩🇪「何でだよ」

🇬🇧「はい図星」

🇩🇪「あ」

🇬🇧「否定しないのはほぼ確で黒です。しかも、あ とか言っちゃいましたね?これであなたは黒確定です。あなたの猫耳メイド服姿が今にも見えそうですよ?(笑)」

🇺🇸「HAHAHA、正体を自分から明かすなんてなぁ、やっぱり昔からお前の陣営は弱いんだn」

🇩🇪「黙れアメ公」

イギリスとアメリカは笑い転げていた。観戦者も笑っている。ロシアは笑い半分絶望半分の顔をしているが、それを含めてドイツ以外は笑っている。

🇬🇧「やはりジョークが下手ですね(笑)」

🇩🇪「……猫耳メイド服地獄かよぉ、最悪すぎる」

🇯🇵「うへへへ、へへ」

🇺🇸「もう本人認めちゃってるし、投票移ろうぜw」

🇺🇸「あ、でも…」

アメリカは急に青ざめた。

🇺🇸「親父のことだし、こうなるように仕向けたとかあり得るぞ」

🇩🇪「……確かに」

🇯🇵「時間です、投票しましょう。せーの」

🇺🇸「親父、今回は信じて良いよな?」

🇬🇧「何ですかその毎回私が酷いことをしているかのような口ぶりは」

🇺🇸「……まあいっか、今回は信じてやるよ」

🇯🇵「……では、気を取り直して。せーの」

ドイツ:2票

イギリス:1票

🇯🇵「ではこれで、ゲームを終了します」

🇯🇵「勝者は─────」

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