🇯🇵「皆さん、残念ながら朝です」
🇺🇸「残念ながらって何!?!?」
🇩🇪「あーね」
ドイツは察した。
🇯🇵「昨晩の犠牲者は中国さんです」
🇨🇳「なんでアル!?絶対襲撃する意味ないアルよ?」
🇯🇵「まあ、、いいや、とりあえず話し合ってください」
🇨🇳「ひどいアル」
🇯🇵「あ、そうだそうだ」
日本は何か思い出したようだ。
🇯🇵「そういえば、今回人狼を消さないと市民陣営が負けます」
🇺🇸「占い師組、占い結果は?」
🇬🇧「勿論、ドイツは黒でしたよ」
🇩🇪「イギリスは黒だった」
🇺🇸「……こうなると思った」
アメリカは半分呆れつつも、二人の様子を注意深く伺った。
🇬🇧「実は私、最初の日からドイツを疑っていました」
イギリスが自信に満ちた眼差しをアメリカに向けた。
🇬🇧「二人でアメリカを占うことになったとき、ドイツは微妙な反応をしました」
🇩🇪「急にあんなこと言い出すから…そりゃそうなるだろ」
🇬🇧「確かにそれだけなら人狼とは決めつけられませんね」
🇬🇧「ですが……」
アメリカは発言におかしなところがないか注意している。
🇬🇧「前の日に分かりました」
🇩🇪「……言ってみろよ」
🇬🇧「ロシアが追放されるとき、『インチキ占い師め』と言いましたよね」
🇩🇪「そうだな」
🇬🇧「私達、睨まれましたよね。私、よくロシアの目線がどこにいっているか見ていたんですけど、ドイツに目線がいっていました」
🇩🇪「それはお前の主観だろ」
🇬🇧「それだけならまだ怪しむ程度でしたね」
アメリカはさらに耳を傾けた。
🇬🇧「インチキ占い師に票を入れることくらい当たり前だろ とロシアが言っていたので、ドイツへの票は仲間に裏切られた、ロシアのものでしょう。あと、私に入れたのって、あなたですよね? 」
🇩🇪「……!?」
ドイツは驚いたが、すぐに気をとりなおした。
🇩🇪「何でだよ」
🇬🇧「はい図星」
🇩🇪「あ」
🇬🇧「否定しないのはほぼ確で黒です。しかも、あ とか言っちゃいましたね?これであなたは黒確定です。あなたの猫耳メイド服姿が今にも見えそうですよ?(笑)」
🇺🇸「HAHAHA、正体を自分から明かすなんてなぁ、やっぱり昔からお前の陣営は弱いんだn」
🇩🇪「黙れアメ公」
イギリスとアメリカは笑い転げていた。観戦者も笑っている。ロシアは笑い半分絶望半分の顔をしているが、それを含めてドイツ以外は笑っている。
🇬🇧「やはりジョークが下手ですね(笑)」
🇩🇪「……猫耳メイド服地獄かよぉ、最悪すぎる」
🇯🇵「うへへへ、へへ」
🇺🇸「もう本人認めちゃってるし、投票移ろうぜw」
🇺🇸「あ、でも…」
アメリカは急に青ざめた。
🇺🇸「親父のことだし、こうなるように仕向けたとかあり得るぞ」
🇩🇪「……確かに」
🇯🇵「時間です、投票しましょう。せーの」
🇺🇸「親父、今回は信じて良いよな?」
🇬🇧「何ですかその毎回私が酷いことをしているかのような口ぶりは」
🇺🇸「……まあいっか、今回は信じてやるよ」
🇯🇵「……では、気を取り直して。せーの」
ドイツ:2票
イギリス:1票
🇯🇵「ではこれで、ゲームを終了します」
🇯🇵「勝者は─────」
コメント
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勝ったのは市民側か…それとも人狼か… 猫耳メイド服は誰のものに…? 一体…どうなっちゃうの~!? 来週もお楽しみにっ!
勝利を掴んだのは誰だ!!? To be continued──☆