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エピローグ「新たな目標」
世界統合事件から数日後。
街には平和が戻っていた。
壊れた建物は少しずつ修復され、人々の笑顔も戻ってきている。
防衛軍本部。
神城怜、ユーマ、ネイト、ジョト、ダッド、ケイト、閻魔。
全員が久しぶりに一つの部屋へ集まっていた。
閻魔は笑う。
「ようやく終わったのう。」
ケイトも小さく頷く。
「皆さん、本当にお疲れ様でした。」
その時。
部屋の扉が開く。
「よう。」
古流斬だった。
相変わらず気の抜けた表情。
ユーマは笑う。
「父さん。」
古流斬は神城怜を見る。
「神城。」
「よくやった。」
神城怜は照れながら頭を下げた。
「ありがとうございます。」
古流斬は少し笑う。
「もう。」
「俺が教えることは少ないかもな。」
その言葉に神城怜は驚く。
ユーマも笑った。
「神城。」
「本当に強くなったな。」
古流斬はユーマへ視線を向ける。
「ユーマ。」
「……抜かされたな。」
ユーマは苦笑した。
「そうだね。」
「悔しいよ。」
少し俯く。
だが。
すぐに笑顔になる。
「でも。」
「嬉しい。」
神城怜は驚く。
「ユーマ……。」
ユーマは拳を握る。
「神城が強くなった。」
「俺も負けてられない。」
「また目標が増えた。」
神城怜も笑う。
「俺も。」
「まだまだユーマには負けない。」
二人は笑いながら拳を合わせる。
古流斬はその様子を見て小さく笑った。
「競い合えるライバル。」
「いいもんだ。」
傲慢も腕を組みながら笑う。
「若手が育ったな。」
閻魔は満足そうに頷く。
「これからの時代は。」
「おぬしたちじゃ。」
古流斬は窓の外を見る。
平和な街並み。
静かに呟いた。
「……これで終わり。」
「じゃない。」
「次はお前たちの時代だ。」
神城怜とユーマは同時に頷く。
「はい!」
古流斬は背を向ける。
「さて。」
「俺は昼寝でもするか。」
ユーマは苦笑する。
「最後まで父さんらしいな。」
部屋には笑い声が響いた。
こうして――
古流斬たちが守り抜いた平和は、新しい世代へ受け継がれていく。
⸻
完
『空白の継承者』 完結
#作者干渉型コメディ
澪彩の引き出し【サブ垢】
10,730
#ご本人様とは一切関係ありません
yozakura🌸
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ゆきまる
MaruM
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コメント
1件
うわあああ完結したんだね…!!✨ お疲れ様、古流斬先生…!😭💕 第38話、めっちゃエモかった…!「これで終わりじゃない」って古流斬が言うところ、グッときたよ…。神城とユーマが拳合わせて「ライバル」って再確認するシーン、青春の極みすぎて涙出そうになった。 最後まで「らしさ」全開で、読後感がすごく温かい…!素敵な物語をありがとうございました🌸