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再婚は急に決まった
母「麗羽。ママね。再婚することになったの」
麗羽「えっ?」
麗羽「今度のお父さんは大丈夫だよね、、、?」
母「ええ。多分ね、、、。だから何かあったら言ってほしいの」
麗羽「、、、わかった、、、」
麗羽「家は、、、?」
母「ここのほうが部屋数も多いからここのままで変わらないの。だから学校も変わらないわ。でもあっちにも子供が6人いてその子たちは、こっちに転校してくるらしいの」
麗羽「、、、、わかった、、、、」
母「あ、ちなみにそろそろ着くらしいわ」
麗羽「、、、じゃあ、、、部屋にいるから来たら呼んで、、、」
母「わかった」
in自室
麗羽「はぁぁぁ。こういうときには歌うかぁ」
麗羽「ケセラセラ」
「今日も唱える」
「限界?上等やってやろうか」
「愛を捨てるほど暇じゃない」
「いつもallright,allright」
「ここを乗り越えたら」
「楽になるしかない」
「Ah,ayy(ない)」
「痛み止めを飲んでも」
「消えない胸のズキズキが」
「些細な誰かの優しさで」
「ちょっと和いだりするんだよな」
「負けるな」
「今日も踏ん張って」
「固めた殻で身を守って」
「また諦める理由探すけど」
「ケセラセラ」
「今日も唱える」
「限界、上等。妬ましさも全部」
「不幸の矢が抜けない日でもAllrightAllright」
「食いしばってる」
「でもね、」
「今日はちょっとだけご褒美を」
「わかってるけれど」
「私を愛せるのは私だけ」
「生まれ変わるなら?」
「また私だね」
「一人ぼっちだと気づいても」
「繋がりは消えるわけじゃない」
「たまにがいいためにでいい」
「ちゃんと大切だと思えるから」
「あなたの幸せを分けてほしい」
「悲劇の図鑑」
「私ってそう」
「仕方ない程自分よがり」
「バイバイ幼き愛の日々」
「いいよもう願うは「はじめから」」
「ベイベー大人になんかなるもんじゃないぞ」
「ツァラトゥストラ」
「ケセラセラ」
「今日も唱える」
「何のせい?誰のせい?」
「勝てなくたっていい」
「負けない強さを持ちたい。そうさ。AllrightAllright」
「乗り切ってみせる」
「ケセラセラ」
「今日も言い聞かせる」
「不幸の矢が抜けない日でも。AllrightAllright」
「止まらないで居よう」
「だから、今日は」
「ちょっとだけご褒美を」
「笑える日は来るから」
「私を愛せるのは私だけ」
「生まれ変わるなら?」
「また私だね」
「バイバイ無頓着な愛の日々」
「ファンファーレ喜劇的な続きから」
「ベイベー大人になんかなるもんじゃないぞ」
「ケセラセラ」
「バイバイ空っぽ器にヒビ」
「ファンファーレ明日も続きから」
「ベイベー大人になんかなるもんじゃないけど」
「ケセラセラ」
「なるようになるのさ」
「ケセラセラ」
ケセラセラ/Mrs.GREEN APPLEより
麗羽「ふぁぁぁ。やっぱり歌うと落ち着くなぁ。」
母「麗羽〜。来たわよ〜」
麗羽「あ、は〜い!」
inリビング
麗羽「お母さん〜。来たの〜?」
母「えぇ。あ、この子達よ」
父「新しく父になります。」
父「みんなも挨拶して」
ななもり「、、、ななもり、、、です、、、」
ジェル「ジェル、、、です、、、」
さとみ「、、、さとみ、、です、、、、」
ころん「ころ、、ん、、、」
莉犬「莉、、犬、、、」
るぅと「る、るぅと、、、です、、、」
麗羽「あ、えっと、、、、」
麗羽「麗羽、、、です。よろしくお願いします、、」
母「それで今から5年間海外に転勤にいくから、家のことはよろしくね〜」
麗羽「え?急すぎない?」
母「ごめんね〜言うの忘れてた💦」
母「お金は送るから安心して」
麗羽「え?あ、うん」
母「それじゃあ行ってきます」
父「行ってきまーす」
麗羽「い、いってらっしゃい、、、」
すとぷり「、、、いってらっしゃい、、」
ガタン
麗羽「あ、部屋、、案内するので、、、ついてきてください、、、」
すとぷり「コクッ」
in2階
麗羽「ここがななもりさんの部屋で、ここがジェルさんの部屋で、ここがさとみさんの部屋で、ここがころんさんの部屋で、ここが莉犬さんの部屋で、ここがるぅとさんの部屋です、、、」
すとぷり「コクッ」
麗羽「えっと、、、私の部屋ここなので、、、何かあったらよんでください、、、、」
すとぷり「コクッ」
麗羽「そ、それじゃ、、」
ガタンッ
麗羽「はぁぁぁ、やばい、、、また、、男性恐怖症出てきちゃった、、、」
麗羽「はぁはぁはぁはぁ。ひゅーひゅー」
麗羽「(深呼吸しないと、、、)」
麗羽「フーハーフーハー」
麗羽「ふぅ。落ち着いたぁ。」
麗羽「やっぱり落ち着かないな、、、歌うか、、、」
「幼き日光はなく」
「殴られるたびに声を失った」
「泣けばもっと痛みが増える」
「心の糸はぷつりと消えた」
「縄に縛られ歩く影」
「名前もなくただ売られるだけ」
「差し伸べられた二つの手が」
「暗闇を裂いた蝶の羽音」
「涙を禁じられた小さな瞳に」
「映る優しさ信じてもいいの?」
「もしも運命が選べるなら」
「この手で未来を掴みたい」
「ただ流される人形じゃない」
「コインじゃなく心で決めるから」
「大切な人奪われても」
「泣けない自分が憎らしかった」
「でも君の声胸を揺らし」
「凍りついた心溶けてゆく」
「何度傷ついても立ち上がるよ」
「視界を失っても構わない」
「命を掛けて守りたいのは」
「君がくれた小さな光」
「〝悲しい〟も〝嬉しい〟も」
「知らなかった感情」
「君と出会い初めて知った」
「生きる意味」
「もしも明日が終わるとしても」
「この心は君を選ぶから」
「過去の闇も未来の痛みも」
「君とならば越えてゆける」
「欠けた夢の欠片を胸に抱いて」
「痛みのすべてが強さに変わる」
「君を見つける心は消えない」
*涙を知らない花/*Yuri_musicより
麗羽「ふぅ。あの人達は信じてみてもいいの?」
麗羽「もうわからない。何もかもが、、、、」
麗羽「あの時何をするべきだったんだろう。そのことに気づいてればあんなことにはならなかったのかなぁ」
麗羽「どうなんだろ。もうわからないや」
麗羽「、、、どうしよう。もう何もかもが怖いよ。〝また〟裏切られるのかなぁ。」
麗羽「ふぁ。とりあえずもう寝よっと」
次回。学校