軽い嫉妬。込み上げてきた気持ち。
中学2年生になって少し経った頃。
1つ歳が離れていた友達が、
「好きな人が出来たかも…!!」という報告をしてきた。
友人「いやさー、好き?なんか分からんけど気になってる?って言うかー。」
自分「いや、それ好きなんちゃうん?」
友人「いや、なんかそれがさー、そのきっかけ?がさー、その子同じ塾で1つ上の人やねんけど、最近よく塾帰りに見送り?っていうか一緒に帰ることが多くってさー。んで、よく休憩時間に話すこともあって、授業中もよく目があったりするんよねー。」
自分「え、それやばっ!脈アリやん!」
友人「んで、別に好きじゃないんやけど、その子が別の女の子と帰ってるとこ見るとちょっとイラってするんよねー。」
自分「いや、だからそれ好きってことなんちゃうん!絶対好きやって!両思いやって!脈アリやって!っていう3コンボ全部揃ってるから!(?)」
友人「そうなんかなー?てか、今日なんかその子が話したいことがあるから花咲川橋のとこに来て欲しいって言われとるんやけどさー。」
自分「いや、それぜっっっっっったいに告白やん!!やばっっ!!」
友人「いや、でもそれで告白されたとしても嘘コクとかやったらどうしようとか思ってまうやんか。ほら、今流行ってるやん?」
自分「そん時はもう関わらんようにすればええやんか。そいつはクズやったってことやからさ。」
友人「いや、でもそれで立ち直れたらいいけど、私立ち直れる気せんからさー。」
自分「まぁ、そん時はウチが慰めたるから!!!もしそんなゴミみたいなことするやつおったら許さんし!!」
友人「まじーー?ありがとう。頑張るわー。」
と言って、そのあと、予想通り、
その子から告白され、OKし、付き合い、
無事に彼氏彼女に、カップルに、なれたらしい。
「え!まじ!!?おめでとう!!!! 長続きすればええね!お幸せに!!」
と送った自分。
その裏腹に凄く凄く羨ましくて。
嫉妬という感情なのだろうか。 その感情は、この時以外にも思っていた時があった。その度に我慢していた。 いっつも人と自分を比べて、その度に”羨ましい”と嫉妬して。
“あの子みたいになりたい”そう思って頑張っても思い通りにいかなくて。できなくて。
そんな自分が嫌いで憎い。
…けど、こんなこと言ったら絶対ダメかもしれないけれど、”なんであの人が…なんでアイツが?いっつも年上やからなのか知らんけど上から目線で色々言ってきて、勉強もできて、なんでもできるからって褒められて、なんでも相談できて、病みアピみたいなことしてきて、自慢ばっかしやがってさ。なんなの?なんで?なんでアイツばっかが幸せになってるの?なんでなんでも上手くいくの?なんで?なんでなの?”と、恨んでしまう。
当然、そんなこと言えるわけが無い。
言っちゃいけないし。
そんなこんなで、またつらい日々が始まる。
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