…すみません。第四話と第五話入れ替わってます🥺
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第六話
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大雑把に手を広げて彼は口を開いた。
「僕の名前はッ…」
「黄です」
「全然タメ口で喋ってもらっても構いません、僕は癖なのでお許しを」
名前は、黄というらしい。敬語が癖ってなかなかだな…笑
「…橙。」
「こっちもタメで構わへんで、?関西人やから、気にしんといて~」
こちらの怖い人は橙というらしい。関西弁…初めて聞いた…。
『ぇ…あッ』
『橙くんと黄くん…?』
『…よろしくねッ?』
「あぁ…よろしく」
「よろしくお願いしますッニコッ」
…以外に丁寧な人達だ、((
『…そういえば、2人はどうしてここに来たの?』
普通の質問をしてみると…
「…サボりに決まってるじゃないですかッw」
やっぱり、サボりなんだなぁ…
『……..ふーんッ?』
『ちなみに…僕もだよッw』
『それもあるけど…、一番は愛されたい人に会いたくないってことかな』
本音を口に出せる…黄くん達なら。
「…青ちゃん」
いきなり、名前を呼ばれたと思い、体をビクつかせながらも返事を返す
『ん~?』
「紫ーくんの秘密、知ってますか?」
紫ーくんの秘密…愛求病のことだろう。咄嗟に出てくる、言葉を口にする
『あぁ、愛求病?』
「…そうです」
…あってたんだ()
『…僕もだからねぇ、因みに紫ーくんのは治ったよッw』
語り気味に紫ーくんのことを口にする。
「…治してくれたんですね、その口調からしたら」
『…うん、まぁね』
黄くんは、勘が鋭いようだ。論破されてしまった。
『逆に、僕はどんどんハートがでかくなってるよ』
「…青は、その人だけなん?」
橙くんがやっと口を開いたかと思えば、単純なことを質問してくる..。
『まぁ、紫ーくんみたいに沢山の人に愛されたいとは思わないかな』
「…ふーん?」
心の中で思った言葉をそっくりそのまま言葉にする。
『聞いといて、反応薄いじゃん』
「…慣れとるからなぁ」
『…そっか』
そこからはものすごい沈黙が続いた…が、直ぐに話しをしていた
キーンコーンカーンコーン
タイミングよく、授業の終わりのチャイムがなる。
『…あ、終わった』
「じゃあ、僕達一旦帰ります」
いきなり立った、黄くん達は戻るらしい。
『ぁ、うん』
『またね』
「はいッニコッ」
バタンッ
黄くん達が、屋上を出たことを確認すると、すぐさま口にする言葉は…
『…ふぅ、疲れた』
だった…笑
ガチャッ
その時、また扉が開かれた。
『……..?チラッ』
気になって、振り返ってみると…
「あ、いた」
…お弁当箱を持った、桃くんがいた。
『…うぇッ!?』
『なんで、ここに!?』
「青って結構サボり魔だよなぁ…」
いきなり正論を口出された、流石にこれは反論できない…。
『…えぇ、だって授業つまんないもん』
何となく思いついた理由を話す。
「ふーんッ?」
「あ、さっきから聞きたかったんだけど…」
聞きたかったこと…なんだろうか。
『……..?』
「そのハートマーク誰に愛されたくてついたの?」
一瞬驚いた。桃くんがこんなことを聞いてくるなんて、思いもしなかった。
『…聞きたいの?』
「聞いてるってことは、聞きたいんでしょうね?」
聞きたい…のか、と思いながらも答える。
『…そっか、分かった』
『後悔とか、しないでね』
嫌われたくない…けど、僕は桃くんを信じる。
「……..?うん」
『…さ、!』
「さ…?」
『桃くんだよッ…、?』
勇気をだして、口にした。
「…ぇ、俺ッ?──」
第六話
❦ℯꫛᎴ❧
コメント
8件
そこまま、俺も好きだとか言っちゃえ(( 今回も最高でした!続き楽しみにしてます!💭💭
好きだァァァ もう付き合ってもいいよ…(ごめんなさいw)