海月が宙を泳ぐ
それは神秘的で我々が想像も出来ぬ程美しいものであるのだろう
ある人は語った生き物とは神の作ったゴミに過ぎないのだと
ある人は語った人間は、神様の失敗作なのだと
ある人は語った命なんて消耗品でしかないのだと。
我々は、地球と言う星に生まれ生命を授かった恩義も忘れ、醜く争っている。
こんな世界は可笑しいのに、何故それに我々は気づかないのだろう
さて、話を変えよう。
もし、自分が人とは違うこの世界を正しに来た天使なのだとしたら、君はどうする?
人を分かってしまって、世界を正せない。
出来損ないになってしまったらどうする?
きっと、君には想像も出来ないのだろう。
だって、君は天使なんて綺麗な存在なのでは無いのだから。
君は気づいているのかい?己の醜さに
否、気づいていないであろう。
だって、君は……。
とある、小説のお話だった。
君はの先は分からない。小さい頃に自分が破ってしまったらしい
海月、みんなは海月を知っているだろうか。
海を舞い、月のように光り輝く、綺麗な海月
死ぬ時は、痛覚もなくそのまま消える。
儚い海月…。
そんな海月の様な姿をした俺。名前は鬱。
瞳の中に薄く海月のような模様がある。
俺は、この世界で醜く争っている人をとめるため、生命の意味を改めるため此処に来た天使である。
人々に、幸福をそして争いを起こすものに不幸を
我々天使否、神の目論見は人間を浄化することである。
争いを起こすのはどこか、君たちは考えたことがあるだろうか
争いを起こすのは、国である。
国民などではなく、国の偉い人つまりは総統、幹部達である。
争いを止めるには、争いを起こす原点、原因をそもそもとして止めれば良い
ならば、簡単だ。
『…その人たちに粛清を…。』
あわよくば、平和を…。
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