テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ぴろんっ!
LINEの通知音がして、スマホを取り出す。
「ねぇーイギリスぅー」
「なんですかフランス」
そっけなさそうにLINEの返信を返す。
本当は好きな人から来て嬉しい。
そんなことを相手は思っているとも知らずに。
「イギリス今日お前に言いたいことがあるんだけどさ」
…もしかして。
いや、そんなわけないか。
「…で、なんですか?フランス」
「…あのさ、…
je、イギリスのこと好きみたい、。」
「…は、はぁ!?!?!!!///」
大声を出して顔を赤らめてしまう。
そんな時もフランスは俯いて顔を隠して照れている
「ちょ、あなた何言ってるかわかっ…〜!!//」
「…なーんてね!!!」
「…はい?」
「嘘に決まってんじゃんwww
今はエイプリル・フールだよw」
「はぁ…!?
…そういうことでしたか、びっくりしました」
「えなになに???もしかして期待しちゃった???ブリカスくんそっかぁーお姉さんのこと好きだったんだw」
「そんなわけないだろ○すぞ」
「え???」
他愛もないいつもの会話、あぁそうか。
自分には絶対訪れない様な奇跡。
一生君の友人、友達。
「じゃ、jeは帰るからね〜」
「本当にそれ伝えたかっただけですか!?」
「そうだよーん」
「あ、あとあんたこれ、こないだうちに忘れてた時計。」
「え、?私時計なんて忘れてな…」
だっっっつ!!!!
「え、ちょフランス!?急に走り出して!?
え、ぁ、また連絡してくださいねー!?…
どしたんだろ」
「それにしても私、高いなんて忘れてないような…?
てかこれ数万する高い時計!?
え、あ、これ…」
「12:01」
「…!?!?!??///////////」
「ふふ、イギリスのばーか、//」
エイプリル・フール 4/1は
イギリスでは
「「嘘は午前中まで」というルールがある。」
ー完ー