「ん…ここは、?」
1人の少女が目を覚ますと隣で寝ている少女を起こす。
「ラメル何…まだ昼間だよ…仕事は夜でしょ…」
「寝ぼけてないでこの状況をどうにかしないとでしょッ!?」
そう言い周りを見渡すと見覚えがない部屋。
恐らく、あのお客さんの家だろう。
「モク達起きてー」
そう言ってドアを開けてくる人。
「あれ、もう起きてたんだ?おはよう」
その人は黒髪に緑色の瞳。
とても美人だ。
「え…と、」
名前が分からないため戸惑ってしまう。
「あ、そっか昨日疲れて自己紹介する前に寝ちゃったんだったね」
そう言うとその女性は微笑みながら
「私は陸海逢留。この陸海家の次女だよ、よろしくね」
そう自己紹介をしてくる。
発言的に昨日、2人の少女は養子に迎えられたのだろうと察した。
「ほら、皆待ってるから行こ?」
そう言って手を差し出すので
「着替えたら行くからいっててー!」
と、1人の少女が言うので逢留は分かった、待ってるね、と言って皆の元へ向かった。
「モク…どうしよ…」
「なにかいいものは無いのかな、?」
そう言って商品ファイルを開く。
「…!これなら」
そして少女はひとつの商品を取りだした。
「商品ファイルNo.31”美味味ふりかけ”!」
「それなら良さそう!」
そう言ってそれを手に持ち下へおりた。
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「美味味ふりかけ?」
お客さん…陸海艿兎にそのふりかけを渡す
「そうー!モク達からのプレゼント!」
「ありがとう、使ってみるね!」
そう言ってキッチンへ向かおうとする。
「ヒス、ちょッ!?」
「おい止まれ!!」
「だれか止めて!!」
そう言って止められた為、艿兎は養子になった商人…陸海智恵瑠に手渡した。
「ごめんね、?なんか使わせてくれないから…、私じゃない人にあげて欲しいな」
「…そっ、か」
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商品ファイルNo.31『美味味ふりかけ』
見た目は普通の瓶にほんのりと黄色い粉が入っている。これをかけるとどんな食べ物でも美味しくなるとか。ただし、使っていく事に寿命が短くなっていったり、かけていない料理が喉を通らなくなってしまう。
コメント
11件
なんちゅう商品...ッ!?w にうがキッチン行くとパンケーキの上のうぱが焦げます
ふりかけ怖っ…… 艿兎はキッチン行かせちゃだめ絶対
全力で止められてて🌱( '-' 🌱 )クサハエテ🌳( '-' 🌳 )モリコエテ◝( ˙ ꒳ ˙ )◜アマッ!!ゾン!! 2人どうなるんやろ楽しみじゃ◜ω◝