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私は松山 真理菜(まつやま まりな)!猫が好きな女子高校生です!現在、トラ猫のトラを飼っています!今日は休日で暇なの!今日はいつもと違った日を過ごしたいな…。いつもやらないようなこと、行かないような場所に行ってみようかな・・・。冒険したい気分ってところかな。
「真理菜!真理菜どうしたの?ぼーっとして!」
「ごめん!トラ!考え事してて…」
「なにの?」
「今日からの休日どう使おうかなって・・・。冒険したい気分だからいつもとは違った日を過ごそうと思ってて」
「それじゃあ、いいスポットがあるよ!」
「なに?!それ!」
「それはあくまで噂なんだけど…。幸運の緑の猫と不幸の黒の猫がいるって噂なんだよね。緑の猫の片方の耳は白色なんだ!その白色の耳を撫でるとその人に幸運が訪れるという!それと逆に黒い猫の首輪を触ると不幸が訪れるんだって・・・。気をつけなきゃね」
「じゃ、じゃあ、探すのは…」
「幸運の緑の猫・・・だね」
「情報集めしようか!簡単なものでもいいから何か特徴を知っていないとね!」
そういいながらトラは早速パソコンを使って調べてる。じゃ、じゃあ、私も調べようっと!私はスマホを使ってSNSで情報集め!
「幸運の緑の猫の特徴教えてほしい人はフォローよろしく!って書いてる…。フォローしないと情報が知れないしフォローしようっと!」
「情報はねー!緑の毛が一番のチャームポイント!今もひっそりあなたの近いところであなたの優しさを試そうとしてるかも?それに天使のかわいさを持つけど天使の姿も発見されてるよー!だって!」
「もう一方の黒猫の方は首輪がチャームポイントですぐにわかるってさ!それに性格はワル・・・って言っておいて実はすこしワルなだけでツンデレ!」
「ツンデレか・・・!」
「誰がツンデレだー!」
「えっ!だれ?!」
「しまったぁー!べ、別に俺は悪魔なんかじゃないんだからなー!」
「絶対悪魔じゃん」
「あれ、絶対あの黒い猫だよね」
「うん。例の」
「肝心の緑の猫はどこだろね」
コンコン
「あれ?お客?知らないなぁ」
「ご用件は何でしょうかー!」
ドアの向こうにいる人に聞こえるように言った。インターフォンを確認しても見えないのだ。でも宅配便とかだったら困るため、警戒しながらドアのカギを閉めたまま、そういった。
「緑の猫来てないっすかー?逃げちゃってさー」
「噂の緑の猫は飼い猫だったんですか?」
「そうそう!めっちゃなついていたのに窓から出て遊びに行ったのかわからないけど家から出ていっちゃってさ」
「そうですか・・・。では・・・」
「待って!」
「トラ?」
どうしてトラがいきなり叫びだしたのか分からなかった。
「緑の猫は天使の姿で見つかったことがあるんだろ?でも試そうと思ってこの世界にいるわけだ。飼われていることを神様ははんたいするだろう。きっと不幸と幸運でこの世界は成り立っているんだ。幸運を独り占めしたり悪用したらきっと神様は怒るはず。神様は忙しいから知らないんだろうけど飼われているのはおかしい。君たち、嘘をついてるよね?悪用しようとしてるのか何だか知らないけど!帰ってもらうよ!」
「うるせぇな!ぜってぇー!そこにいるんだからな!」
ガチャ!
強引に家に入ってきたのはヤンキーなのかわからないけど絡みたくない男たちだった。
「おいおい?ねぇちゃんよぉ!ぜってぇー隠してるだろ?出さないと痛い目合うぜ?」
実際、真理菜は緑の猫がここにいるとは思っていないし、知らないのだ!そして真理菜をにらみつけた後に真理菜のえりをつかみ、またにらみつけて
「さぁ、言わねぇとどうなるかわかってるよなぁ?!」
その瞬間を真理菜は見ていなかった。ふと気が付けばそのえりをつかんでいたヤンキーはいつの間にか倒れている。それにケガもしている。
「えっ?私は何もやってない!どうして・・・!」
「おいおい?ヤンキーなのか知らねぇけどもう倒れるなんてただ気取ってたやつだな」
「んだとこらー!だが今の力は認める・・・!」
「緑の猫の居場所を教えろ!」
「うるせぇなぁ?弱いくせに強いものにその態度で頼むのか?」
「僕は猫。だがもともとは猫界トップのヤンキーだ!人間なんかに負けるわけないだろ!」
「す、すみませんでした!」
「謝るなら警察はいらねぇんだよ!」
「本当にすみません許してください!師匠!」
「だめだ」
「せめて・・・。師匠に質問させてください」
「師匠が一番尊敬する強い方って誰ですか?」
「ちゅーる」
「ちゅーる・・・」
泣きながらその言葉をずっとつぶやいていたヤンキーだった。少ししたら警察が来た。そのあともずっと泣いていたらしい。取り調べをしているときに答えたのは
「ちゅーる様を愛しなければいけません!」
だとさ。ちゅーるは食べ物だし猫や犬用なのにね。
「まっ!一件落着かな」
「まさかトラが元ヤンキーだったなんて」
「言ってなかったっけ?」
「言われてない!」
「ごめーん!言ったら嫌われるかと思っててー!」
「もう!」
後日
「おはよー」
「おはよー!あれ?真理菜、珍しく寝坊?」
「うん・・・。緑の猫のことを考えてたらいつの間にか12時になってたから急いで寝たの」
「そうそう!緑の猫の情報見つけてさ。あのヤンキー、軍団だったみたいで日本でも有名なヤンキー集団なんだって。それに悪用されそうになってるって。それに今は東京にいるみたいで・・・」
「東京?!」
「でさ・・・。いいよね?いつもと違った日々を過ごしたいって言ってたよね!」
「えっと・・・」
「確かにそのままにしてたらかわいそうだけど・・・。私たちも危険な目に合うかもしれないんだよ?!」
「冒険してもいいって言ってたよね!僕は真理菜を守るから!」
「そうしたらトラが危険じゃん!」
「いいの!なんとかなるの!魔術知ってるから!」
「しょうがないな・・・」
「ちょっと貯金で行けるか、確かめてくる!」
「お母さんからお小遣いもらったらいいじゃん」
「お母さんは仕事で遠くの取材してるからしばらく帰ってこない」
「えぇ!」
「貯金箱は・・・あった!」
「いくら入ってるかな?って!」
「貯金箱はいっぱいあるんだ!」
「出してみよう!」
「ざっと100万ぐらいはあるね」
「正式に数えてみたら270万だったよ」
「これで東京行けるかな」
「余裕で行ける気がする」
「じゃ!行こう!」
東京へ!
「・・・」
「真理菜、そわそわしてるね」
「だって初めてだもん!都会!来ちゃった!すっごく田舎!ってわけじゃないけど田舎だもん!都会に来たことない田舎人にとっては貴重な経験!たのしんじゃおう!」
「わかってる?緑の猫を探しに来ただけであって・・・」
「!」
「この服着て!真理菜!」
「えっ?」
「すみません。緑の猫の行方、知ってる人ですよね?」
「え、ええっとぉ」
「僕の彼女に手を出さないでください。人違いですから」
わかった・・・。トラは私たちが猫の行方を知ってきたことを知っていたから狙われると思って別人を演じたわけか。それに人化してるみたいだし。じゃあ、私もフォローしてあげないと!
「そ、そうです!わ、私、引きこもりですし!(嘘)」
「そうですか・・・。すみませんでした・・・」
「っと。ばれるところだったね。真理菜」
「そうだねー」
「ん?この狭い通路に影が…。誰かいるのかな?」
そういってのぞき込んだら声がした。
「うわぁぁ!お願いです!だれにもこのこと言わないでくだい!」
「例の?緑の幸運の猫?」
「そうですそうです!ですけどなんだか狙われているみたいで・・・」
「私たちが守ってあげるためにこの東京に来たの!」
「そうなんですか!私は・・・」
「知ってるよ。久しぶりだね。ヨツバ」
「あっあなたは?!トラ?!」
「2年前に助けたことがあるんだよね。そのときも狙われてた。基本的に天界に行くときは神様の許しがないとだめだ。だから今は迎えを待ってるって感じかな。ちなみに不幸の黒い猫も」
「そういえばクロバは元気?」
「相変わらずツンデレだしワルですね」
「変わりなくてよかったよ」
「クロバって?」
「不幸の黒い猫のことだよ」
「へぇー!」
「クロバも狙われてるんでしょ?気に食わない人を呪うのに最適だとね」
「そうなんです!魔王様の迎えを待っていて・・・」
「それまで守ってあげようか」
「ありがとうございます!」
「やっぱりな。いたのか。逃げるなよ。お前らもやっつけてやるぜ」
「厄介なヤンキーさんだね」
「うるせぇな。邪魔者すべて吹き飛ばしてやるよ!」
「ヨツバ。お前を使って世界侵略してやる!」
「おらぁぁぁぁ!」
「ふんっ!」
さすが元ヤンキーのトラだ。無我夢中に飛んできたヤンキーをやっつけちゃった。でもやっぱり疲れたみたいだ。
「この方法はやめだ。もっと別の方法を・・・」
「私、頑張ります!ある程度の力があればできる技で私も対抗します!」
「ミラクルスター!」
たくさんのとげとげした星がほかのヤンキーをめがけて飛んで行っている。
「あぶねえ!」
「いってぇ!」
当たったヤンキーたちはすぐには立つことができなかった。多少のしびれがあるからだ。
「とどめです!スカイビーム!」
スカイビームはすごく体力を使う技だ。一度使えば大体の天使は動けなくなるくらいだ。座ったままのヤンキーたちをめがけてビームがいく。当たればすぐにやられてしまう。もちろん座っているヤンキーたちを当てることは簡単だった。
「うわぁぁぁぁぁぁ!」
「もう疲れました・・・。動けません・・・。後はお任せしました・・・。」
「僕はまだ行ける!あとは任せて!ヨツバ!」
幸運の緑の猫と不幸の黒の猫編一巻完