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愛の鞭だ、姉妹の努力が結ばれますように、ぴちちゃん低気圧とか変わりやすいから体調気を付けてね!
番外編だけど、本編と同じ熱量でしっかり読んじゃったよ🥀💞 お姉ちゃんのスパルタ特訓、めっちゃツラそうだったけど、ああいう“本気で向き合ってる”感じがすごく好き…… 「出来ないことは私が、私が出来ないことは貴方が」って台詞、双子の絆がビシビシ伝わって胸熱だったよ🔥 ラムリが虹色の薬作って遊んでるシーンでちょっと和んだ(笑) 後編で2人がどんな無理難題をどう乗り越えるのか、もうドキドキが止まらない……! お疲れ様でした&続きも楽しみにしてます🌙
番外編63『双子入れ替わり大作戦!』前編
デビルズパレス 音楽・ダンス練習部屋
『っ、なんでよ、お姉ちゃん…なんでこんなことしなきゃいけないの……。』
『貴方のためよ。百合菜。さぁ、歯を食いしばりなさい。』
『や、やだ、嫌だよ、いくらお姉ちゃんでも流石にこれは……。』
『さぁ、行くわよ…っ。』
『っ…!』
『あたたたたっ!!』
『身体が固い!!そんなんじゃダメよ!』
『もう柔軟ヤダー!!』
『何してんだ主様達は。』
遡ること数日前――。
『貴族のパーティーで私達主の実力を図る。ですか。』
グロバナー家当主。フィンレイ様が屋敷に来て、私たちにそう説明する。
『あぁ。君たちも知っての通り、グロバナー家に属する貴族の殆どが君達をよく思っていない。』
『チッ。俺達は構わねぇけど、主様は関係ねぇだろ…。』
『あぁ…頭の痛い話ではあるのだが近々パーティーが開かれるんだ。そこに出席して欲しい。』
『パーティーですか?』
『あぁ。1人の貴族がこう言い始めたんだ。』
『悪魔執事の主のことを今ひとつ見極めたい。本当にグロバナー家に相応しい人材が見極める必要がある。我々の用意する無理難題に応えてそれを全部クリア出来たらグロバナー家に仕える者として認めよう。』
『ということですが、如何ですか?フィンレイ様。』
『……。分かった。許可しよう。』
『貴族の手前当主である私は何も言えず…。済まない。』
『いいえ。構いませんよ。』
『つまり主様は見せしめかよ。パーティっていう名目で主様に恥をかかせようっていう魂胆が丸見えだな。』
『主さま、如何しますか?』
『……随分と舐められたものね。分かりました。悪魔執事を束ねる主として、その無理難題…全力で応えますわ。』
ということである。
『まさか百合菜までその無理難題に応えろだなんて…。』
『お姉ちゃん…私やっぱり無理だよ。お姉ちゃんは優秀だから出来ると思うけど…。』
『…百合菜。』
私は百合菜の手を握る。
『舐められたままでいいの?貴族達にギャフンと言わせてやるのよ。私達双子が。』
『お姉ちゃん…。』
『貴方に出来ないことは私が。私に出来ないことは貴方が。私達は双子よ。協力し合えばどんな無理難題にも応えられるわ。 』
『お姉ちゃん……。』
『その為にまず貴方は柔軟性が足りない。どんな無理難題か分からない以上。やれることは全部やるのよ。』
『うぐっ。』
こうしてお姉ちゃんによるスパルタが始まった。
学力テスト
『同じところで躓くのは基礎がなってないからよ!ほら、もう一度!』
『(°∀°)ヒィィィィ』
『主様いつになく本気ですね…。』
『そうですね…。少々やりすぎな気も…。』
『あぁ、既に悲鳴をあげているな。』
音楽
『また音が外れてる!これはド!弾いたのはミ!』
『(›’ᾥ’ ‹ )ヴゥ゙ゥ゙』
『フフ、主様怖いですねぇ。』
『主様がとんでもない顔をしてる…。』
『そうだね…。主様は怒ると怖いから…。』
芸術
『百合菜!薔薇が萎れてる!生け花ならもっと美しくしないと! 』
『( ⸝⸝⸝⩌⤚⩌*)ムゥ…』
『そんな顔してもダメ!』
『熱が入ってんな…。』
『むくれてるっす。』
料理
『料理なら得意だもんね!』
『美味しそうだわ。その調子よ!』
『主様乗ってきたな。』
『うん。楽しそうだね。』
薬品の調合
『科学は特に苦手なんだよな…。』
『主様流石に薬品の調合は出ないと思いますよ?』
『念には念を。よ。』
『わー!虹色になりましたよ!』
『ラムリ!遊ぶんじゃありません!』
『逆に凄いわねそれ…。』
お酒のブラインドテイスティング
『んー…。』
『主様、頑張ってください。』
『匂いと色で見極めるんですよ!』
『トビリス……15年物?』
『あー惜しいな…。』
『百合菜。落ち着いて。貴方なら大丈夫よ。』
猛特訓の末――。
百合菜はメキメキと上達した。
パーティ当日
『さて。パーティ当日だな。貴族の儂が用意した無理難題を悪魔執事は応えられるか見ものだな。せいぜい楽しい余興にしてくれ。』
階段の上から悪魔執事の主が降りてくる。
コツコツ…カツンッ。
『パーティにお招き頂き、光栄の至り。
今回は貴族様が用意した催しを私達主が皆様にお披露目したいと思いますわ。今回私達が行います催しはこちらです。』
ギュッ。
垂れている紐を引っ張り上から表が出てくる。
『これら20個の催しを私達2人がお披露目致しますわ。最後までお楽しみ頂ければ幸いです。』
『20個を2人で!?』
『いくら悪魔執事の主でもこれはできないだろう。はっはっは!』
(いくわよ。百合菜。貴方の特訓の成果、見せてあげて。)
(うん!)
次回、後編へ続く!