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それからボクらは2人で行動することが多くなった。それから間もなくしてボクらは2年生になった。3年生は卒業し、新しく63名の1年生が入ってきた。その間にもボクに対するいじめはあったけど梅に対するいじめは気づいたら無くなっていた。
そのおかげでボクは彼の笑顔をよく見れるようになった。とても嬉しかった。
梅「千夏!おはよ」
千夏「おはよ〜、今日はいつにも増して元気だねぇ」
梅「僕も先輩になったんだよねー」(誇らしげな表情)
千夏「あー…部活1年生昨日からだったんだ?」
梅「そうほう!なんだか1年生が弓引くのに苦戦してるの見ると懐かしくなってね〜」
千夏「へー、ボクは社会体育部だからそうゆうのはあんまりないかもなぁ」
梅「へー…」
(とてもよく似た顔の女の子と男の子が駆け寄ってくる)
女の子「雨波先輩!おはようございます!」
男の子「おはようございます」
梅「おはよう、響君、奏ちゃん」
千夏「わ〜、そっくりだね双子?」
奏「はい!そうです」
千夏「へ〜、にしても雨波先輩、かぁ。」(ニヤニヤしながら)
梅「か、からかわないでよ」
千夏「からかってないよー雨波先輩?」
梅「からかってるでしょ!」
千夏「あはは、ごめんって〜」
奏「…。お二人は付き合ってるんですか?」
梅「は、はぁっ!?つ、付き合ってないから!」(顔を真っ赤にして否定する)
一方千夏はお腹を抱えて笑っている
梅「ちょっ!千夏さん!否定して!」
千夏「ごめんごめん、付き合ってないよ」
奏「ご、ごめんなさい!。あまりにも仲良しそうに見えたから」
千夏「そう?良かった」
梅「ま、未だによく分からないとこはあるけどね。でも、他の人よりは心開いてくれてると思ってる」
千夏「酷いなー。きちんと開いてるつもりなのに」
梅「嘘つけ、お前の言ってること八割がた嘘だろ」
千夏「そんなに多くないよ〜六割くらい?」
梅「思ったより多かった」
千夏「嘘だよホントは2割」
梅「それがホントならいいけどね」
千夏「さぁ?どうだろうね」
響「奏、行こ」
奏「了解!。じゃあ先輩方、また」
千夏「バイバーイ」
梅「うん、また部活で」(二人と分かれる)
千夏「凄いねー、まさか初日であんなに懐かれてるなんて。流石、雨波先輩」
梅「その呼び方やめてよ」(恥ずかしそうに)
千夏「ごめんごめん、でも、いい子たちだねあの子達」
梅「うん、奏ちゃんは人懐っこいし響君はまだよくわかんないけど…」
千夏「にしてよホントにそっくりだったね!僕入れ替わってても気づかないかも!」
梅「いや、流石に髪の長さとか違うし分かるでしょ」
千夏「それもそうだねぇ」
梅「あ、じゃあ僕教室奥だから、じゃあね」
千夏「うん、またね」(手を振り2ー1の教室に入る)
男子生徒1「あ、春乃宮君じゃーん今日も気持ち悪い格好してるね〜。」(千夏の肩に手を置く)
千夏「……」(無視し荷物をロッカーの中に入れ席に着く)
男子生徒2「無視されてやんのー」
男子生徒1「うるせぇ!」
女子生徒1「春乃宮さんおはよ」
千夏「おはよ」
男子生徒1「女好きが」(わざと千夏の机にぶつかりその場を去る)
千夏は何も無かったかのように机を直し窓の外を眺めていた
男子生徒1「クッソまじ腹立つ調子乗りやがって」
男子生徒2「あー、俺さあいつが嫌がること考えたんだけどこういうのどうかな」
男子生徒1「どういうやつだよ聞かせろ」
男子生徒2「えっとね〜……」