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「懐かしさを感じさせる。レスター・アルヴィアン、君の父上と似ていると言われたことは?」
国王陛下はグラスの中のワインを煽ると、少し昔を懐かしむような表情と不安げな声色で質問をする。
「使用人たちが俺に対してそう言うことはあります。正直に申し上げれば実感や納得感はありたせんが。特に父上は俺に対しては厳格な当主でしたから。」
「レスター・アルヴィアンはより内向的でいつも寡黙だったが、君は外向的で正反対だ。だが両方とも冷静沈着、本心を悟らせないし、策略家でもあった。」
国王陛下は天井を見つめながらそう語りかける。俺は手元のグラスにワインを注いでから質問をすることに。
「本題に入っていただけますか?俺や俺の父上の性格や気質、あるいは外見について話したいわけではないはずです。おそらくユリアス王子殿下のことでしょう。俺は認めましょう、国王陛下。俺は彼を愛していてその逆もしかり。そして俺は彼を抱き潰すのに夢中で、彼は俺に与えられる快楽に浸るのを愛しています。」