テラーノベル
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その血の海であろうものの真ん中に、
何やら人影が立って居るのが見えた。
ここの使用人だろうか。
黒と白の正服を着ており、
白くなった髪の毛から老人である事が分かる。
そしてその老人は、
何故か赤鬼の様な面を付けており、
手には、
血の付いた刀を握っていた。
老人はこちらに気付くや否や、こちらにゆっくりと歩いて、近づいてくる。
明らかに俺に対して、
切り掛かってこようとしていた。
俺は身の危険を感じ、
銃を構え、相手に管告した。
「おい!止まれ!!止まらないと撃つぞ!」
それでも、相手の歩みは止まる事は無い。
俺は仕方なく、威嚇射撃を撃った。
老人の歩みは、やはり止まない。
それどころか、さっきよりも距離が、少しだが、どんどん短くなっている気がする。
しかし、何故か俺が老人の右肩を撃つと、老人は苦しそうに唸り声をあげて止まった。
だが、それも束の間、
また、何事も無かったかの様に歩き出し、
とうとう俺は、
壁を背に、追い詰められてしまっていた。
俺が最後に撃った銃弾を、
老人はひらりとかわし、
それとほぼ同時に、
俺の首元あたりに
鋭く細い、冷たい物が当たって、
そのまま、
『ザシュッ……』
と、そう音が鳴った瞬間、
俺は意識を失ってしまった。
コメント
3件
おお、第2話めっちゃ緊迫してたな……! 血の海に立つ赤鬼みたいな老人、威嚇射撃効かないし、最後ひらりとかわされて首元……そこで意識飛ばされるの、めっちゃ絶望感あるわ。主人公、銃持ってても不利な場面でどうなるんだろう。続きが気になる〜🔥
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