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あ、あれ？えーと、

慌てた手つきでベルトをカチャカチャいじる。

ただでさえ、ピタッとした革パンなのに、彼の前は膨らんでいて余計に脱ぎずらそう。

そんな様子をベッドから見上げる。

見られてるのに気がついた彼は余計に慌てる。

あ、ちょ、ちょっと待っててね。

真っ赤な顔して自分のパンツと戦ってる彼を見てたら、愛おしくなった。

もー、おいでよ、やってあげる。

そう言ってから、ベッドから身を乗り出し彼の 手首を抑えてゆっくり顔を見上げると額にうっすら汗をかいている。

つい、我慢できずに笑ってしまった。

ふはっ、どうしたの？余裕ないみたい。

ちょ、、待たせてごめん、

俺、逃げないんで。大丈夫っすよ。

……ありがとう