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菜月
【赤くん×???】 ・???他界済み
・学生パロ(赤:高2/???:高1)
・インタビュー中設定
・1話完結
記者「あなたの愛する人は、どのような人でしたか?」
赤「すごく頑張る人でしたよ。
周りから見たら、ちゃんとしてる人に見えてたと思います。明るくて、優しくて、ちゃんと学校行って、ちゃんと笑って、ちゃんと努力してる人でした。
でも本当はずっと、“もっと頑張らなきゃ”って自分を追い込んでしまう人でもありました。
それでも、その人は友達を本当に大事にする人でした。
誰かの言葉をずっと覚えていたり、ちょっとした一言で何日も嬉しそうにしていたり。
体育祭の時もそうです。
練習は大変だったはずなのに、“ちゃんと青春した”って言いながら、すごく楽しそうに写真を見せてきて。
空が綺麗だったとか、雲ひとつなかったとか、そんな小さなことまで嬉しそうに話す人でした。
好きなものへの愛もすごく真っ直ぐでした。
推しの話になると一気に止まらなくなって、ライブも配信も歌も、“生活の一部なんだよ”って当たり前みたいに言っていて。
でもね、たまに急に静かになるんです。
「疲れた」とか、「しんどい」とか、「もう無理かも」とか。
迷惑をかけたくないからって、全部ひとりで抱え込んでしまう癖がありました。
それでも、その人はちゃんと立ち上がる人でした。
「明日も学校頑張るね」って言って、
塾の前には「行ってくるね」って笑って、
何でもない日常の出来事を嬉しそうに報告してくれる人でした。
簡単に言うと、すぐ自分を責める人でした。
でも本当は誰よりも一生懸命で、ちゃんと人を大切にできる、すごく優しい人でした」
記者「彼女にメッセージを送れるとしたら、何を送りますか?」
赤「ちゃんと、生きてたね。
うまく笑えなかった日も、学校に行くだけで精一杯だった日も、それでも毎日を投げ出さずに生きていました。
だから、もっと自分を褒めてほしかったです。
そして最後に送るなら、これです。
生きていてくありがとう。
記者「そんなに優しい人だったのですか?」
赤「はい。
でもその優しさは、いつもニコニコしてるような分かりやすいものじゃありませんでした。
周りから見れば“いい人”だったと思います。
でもその人は、自分にはあまり優しくできない人でした。
記者「その人の性格はどんな感じでしたか?」
赤「明るそうに見えて、すごく繊細な人でした。
負けず嫌いで、やると決めたらちゃんと頑張る。
でも好きなものにはすごく真っ直ぐで、推しの話になると本当に楽しそうでした。
その一方で、自分にはすごく厳しくて、“まだ足りない”って何度も思ってしまう人でもありました。
本当はずっと、“認めてほしい”“安心したい”って気持ちを抱えていたんだと思います。
あとね、すぐ笑う人でした。
しんどくても、ふとしたことで笑ってしまう。その笑い方が少し子どもっぽくて、
記者「子どもらしく可愛らしい方だったんですね。」
赤「そうですね。
体育祭の話をするときは、まるでその日の空をもう一度見ているみたいでした。
“雲ひとつない晴天だった”とか、“神様も見てくれてたのかな”とか。
そんなふうに、日常の一瞬をちゃんと覚えていられる人でした。
推しの話になると急に無邪気になって、“本気で頑張ってる人”にすごく弱くて。
好きなものを見ている時だけ、
記者「臨床心理士という夢を掲げていましたね。」
赤「はい。
その人は本当に一生懸命な人でした。
小さなことを大切にできて、人の気持ちにちゃんと気づけて、誰かのために何かをしたいと思える人でした。
不器用なくらい真面目で、優しくて、少し泣き虫で、それでも何度でも前を向こうとしていました。
もうすでに少し
記者「とても年相応な方ですね。」
赤「そうですね。
背伸びして大人みたいに見せる時もあったけど、根っこはすごく年相応で。
頑張らなきゃって強がるのに、褒められるとすごく嬉しそうで、平気なふりをしても本当は不安でいっぱいで。
でも好きなものの話になると一気に無邪気になって、その年齢らしい“青春”をちゃんと生きていました。
完璧な人ではなかったけど、だからこそ人の痛みに気づけて、誰かの頑張りを本気で応援できる人でした。
静かだけど、
記者「愛する人、大切な人がこの世からいなくなってしまったら、あなたはどうしますか?