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放課後。


陽菜「美紀!頼む!今日もきてほしい!!」


『いや!無理!!!ほんと無理〜』


いやほんと目ぇつけられてんだって

怖いんよ?女子って。


陽菜「美紀が好きな○タバの新作、帰り奢るからぁ〜!」


『行くマス!!!』


私チョロない?



体育館前には昨日の練習試合よりかは

少ないけど人だかりが。


ほんまみんな暇やな

ま、私もか。


陽菜「はい、美紀。これ」

渡されたのはまた宮治の団扇。


『練習試合じゃなくてもこんなん持たなあかんの?』


恥ずかしすぎるやろ

そう思ってたらほんとにみんな持ってる


まじでアイドルかよ

毎日推しが見れるなんてHAPPYな人生やね


陽菜「今日は2階から見よー!」

2階も観覧OKなんや

ほんま人気やなあ


アリーナと2階席みたいで体育館がコンサート会場みたいやな


なんて…


考えてたら角名くんがこっち向いてたので

目が合った


一応会釈しといた笑


そしたら

ジャージ、を指さして 口パクで

「あ り が と う」と言った



たぶん。



お礼を言うのは私の方なのにね



練習見るだけで何がおもしろいんだろーとか

考えてたら

いきなり北さん?に向かって

宮侑の方が


ツム「あっ!北さん!!」


北さん「なんや」


ツム「俺、何カップですかぁ〜〜??」


バレーボールを服の中にいれてゆさゆさと

揺らす宮侑くん。


後ろで クククククと笑う治くんと角名くん。



北さん「侑。そんなしょうもない事せんと

はよボール片付けえ。」


シーーーーーーーーーン


すべるってこの事を言うんやな

辛いな、侑くん。


ツム「はい…」


北さん「ボールはそないして使うもんちゃうやろ。

それはお前が1番よー分かっとるやろ

治、角名、お前らもや。」


サム、スナ「はい…すいません」



怒られてる。


ほんと、バレー部って強いからもっと熱血っぽい感じだと思ってた


この前思った通りでみんな高校生っぽいし

しょーもないことして怒られて

全然熱血!って感じじゃなくて…


『好きだなぁ…』


陽菜「やっぱりそうやんねえ!?美紀もバレー部好きになってくれた!?嬉しい〜」


どうやら心の声が口に出ちゃってたみたい


『うん、見てて楽しいね(ニコ』


楽しそうな人達を見るのは悪くない!!!

稲荷崎高校恋愛日誌

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