※この物語はフィクションです。
実在の人物及び団体などとは一切関係ありません。
〈Case 9@ホームズの素顔〉
「 誉(ほまれ)、ちょっとホームズのフリして、さーやに会ってきて」
調の提案は突然のことだった。コンビニ行って来て、くらいの軽さで言われて、手から文庫本が滑り落ちる。
「それで、日程と場所なんだけど――」
「待て、待て待て。どうしてそうなったか説明しろ」
落とした本を拾って、さっきまで見てたページにレシートを挟んで閉じる。
さーやの一件は、IPアドレスがわかる特別なアカウントを渡し、様子を見ることになっていた。
それがなぜ、直接会うことになったのか。
しかも、俺がホームズのフリをしてまで。
「ネトストが悪化したのか?」
「いいや? それがネトストはいなくなったんだって。もう特別なアカウントは捨てて、元のアカウントに戻ってるよ」
「じゃあ、*****
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