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「ほんと、仕事は嫌い。」現代社会への軽い愚痴をこぼしたのは私こと山田由美。しがない会社勤めの女。それだけ。まぁ強いていうなら歴女だ。歴史の中でも特に好きなのが三国志と兵器、そして戦国時代について。残念ながら趣味が合う人に会ったことはない。「それにしても何でこの量の仕事が生まれるのよ…でも後少しで定時!後ちょっと頑張りますか。」と、仕事を始めようとしたその時。突如としてけたたましいアラーム音が会社中に響き渡る。どうしたと当たりを見渡すと突如として地震が起こった。そっかこのアラーム音緊急地震速報だ!しかし私の頭にはすぐ上にロッカーから落ちたと思われるダンボールが直撃。かなりの重量で私は気を失いその後倒れてきたロッカーの餌食となりこの世から消えていった、、、。
それからしばらくして、目が覚めた。「あれ?私ロッカーの下敷きに、、、?」目覚めた先は古い作りの民家と寝ている私の姿だった。そして何処かから声が聞こえる。耳を澄ますと、、、「黄月英、ちょっときておくれーー」と叫んでいる。しかしこの民家には私しかいない。「ってことは、私が黄月英!?」そう思わざるを得ない状況だ。