prtg
『昨日の告白、今日の僕たち』
tg視点
pr ちぐ、また机に落書きしとるやろ
放課後の教室。
ぷりっつ先輩が俺の机を覗き込んできた。
tg ち、違います! これは……あの、数学のメモでっ
pr “ぷりっつ先輩かっこいい♡”が数学のメモなわけあるか
ばれてる!?
俺は慌ててノートで机を隠した。
tg もぉぉぉ! 見ないでくださいっ!
pr はいはい。そんなに必死に隠すなら、もっとええ場所に書けや
先輩はケラケラ笑いながら、俺の机に自分のペンを走らせる。
一瞬で大きな文字が浮かび上がった。
『ちぐ=俺のもん』
tg ちょっ……せ、先輩!? こんなの誰かに見られたら!
pr ええやん、既成事実や
tg じ、じせいじじつ……!
顔が真っ赤になる俺を見て、先輩は机を指で軽く叩いた。
pr 俺もな、お前のこと好きやで
その一言で、頭の中が真っ白になった。
昼休み、俺とぷりちゃんは隣同士で弁当を広げていた。
すると、後輩が机を指さして叫ぶ。
「せ、先輩っ! この机、“俺のもん”とか書いてあるんですけど!!」
tg …あ
俺はカチコチに固まる。
横でぷりちゃんは、めちゃくちゃ堂々と笑っていた。
pr そらそうや。ちぐはもう俺のやからな
tg や、やめてください! 大声で言わないでっ!
教室中の視線がこっちに集まって、俺は顔を両手で覆った。
でも――隣で笑ってるぷりちゃんの横顔が嬉しくて、隠した手の下で思わず笑ってしまった。
リクエストくださぁぁい‼️‼️
コメント
4件
prtgどっちも行動が可愛い💕
やっぱりかちさんが書いてくれるぷりちぐは最高すぎますよぉ!🩵🫶🩵 ほんとどうやったらそんなの思い浮かぶんですか??? あ、次も楽しみにしてますね🩵🫶👍