TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する



前回のあらすじ

ri「帰れ」

tn「しゃーない、帰る」

ri「恐ろしや」

〇〇「疲れた、寝る、」(寝た)


tn「俺だけのものがいい」































tn「俺だけのものがええな…」


































私は、なにやらつんとサビたような匂いが鼻につき目が覚める。


私はゆっくりとその場の床に手をついて起き上がる。


するとすぐ目に入ってきたのは一面に鉄で作られている床だった。

首だけ動かし、周りを見てみると壁も、天井も、何もかもが鉄だ。


所々の角がサビかけており、鼻で息を吸うとそのサビた匂いが鼻の中を擽(くすぐ)る。


灯りは天井の真ん中に1つだけついているが、光が弱くて今にもパチッと消えそうなものだった。


背中が向いている方には、1つの扉のようなものがあった。


一面が黒色で、右側には小さい長方形のものが付いていた。


広さはあまり広い訳ではなく小さめの部屋。

まるで拷問室や、牢獄のようだ。


私はそんな部屋に1人で座り込んでいた。


私は恐怖と焦りに紛れながら、部屋の扉に向かうために立ち上がった。


するとその瞬間、なにか違和感に気付いた。


足首がなにやら締め付けられてるようは感じがしたのだ。

私はその足首にゆっくりと目を落とす。


そこには、鉄の輪っかのような物が片方の足首に付けられていた。


私は一瞬、それを見て足錠かと思ったが、もう片方の足首にはそのようなものはつけられていない。



すると扉の方から「ガチャ」と鍵が開くような音が響いた。扉がそのままゆっくりと開く。


その扉の先にいたのは_





































トントンさんだった































tn「あぁ…〇〇穣起きてはったんか」


そうトントンさんは私を見下ろして言っていた。


そんなトントンさんの瞳には光がなく、あの赤いマフラーが首元にかけられていない。


〇〇「え…?えぇぇとぉ……」


私はトントンさんが私をこの部屋に入れたのかと困惑した。


まぁ昨日から様子はおかしかったけども…。


昨日は、いつも忙しいのでストレスが溜まってたのかと思っていた。


でも今はそんなこと考えられない。


仕事のストレスが溜まって私を部屋にぶち込むなんて事あるか?



カツ、、カツ、、カツ、、



そんなことを考えているとトントン王子は足音を立てて私に近付いてきた。


座り込んでいる私の目の前に立ち止まると、トントン王子はスっと手を出して触ろうとする。


私はその手を勢いよく手ではらった。そのまま私は恐怖心のあまり泣きそうになってしまう。


tn「大丈夫や。そんな怖がらんでも。」


トントンさんはそう声をかけて両手で私の手を優しく包み込んだ。


それと同時に素早く私の手首に手錠を掛けられる。


そしてそのまま手錠を掛けられたその私の手をまた優しく両手で包み込む。


tn「〇〇嬢がここに居る事を知ってるんは俺だけやから。」


トントンさんは私の方を向いて目を細めながら嬉しそうにそう言った。


tn「皆にバレんようにしんとな…」


そう小さく呟いた後、ゆっくりと立ち上がり扉の方へ歩いてゆく。


tn「また来るわな」


立ち止まり、笑顔を向けてそう言った後、扉の外へと消えて、ガチャンと扉が閉まる音が鳴り響いた。



私は恐怖で力が入らない体に、そのままトントンさんを見送るしか出来なかった。



































──────────

♡7000




あのですね〜。

一日中に5000はやばいっすから。


まぁ数増やしといたんで頑張って下さい。


loading

この作品はいかがでしたか?

8,312

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚