テラーノベル
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「「ありがとうございましたぁ〜」」
今日も部活は終わり。
まだギターを弾きたいところだけど、時間は時間。
サッカー部みたいに部活多くてもいいのに。
と考えながら帰る準備をしていて、ふと元貴の方を見ると、まだ片付けていなかった
w「片付けないの?」
m「今日残る」
そう言ってまた椅子に座ってギターを触り始めた。
残っていいんだ。
部活終わったあとは何も無いし、明日は金曜日だし、残れる
元貴と2人きり。
2人きりと思っただけでもどうにかなってしまいそう
w「俺も残る」
m「そうなの、」
急いでギターをまたケースから出して、元貴の隣に座る。
少し弾いていたら、元貴がチラチラこっちを見てくる
m「…若井、ここ、教えて」
w「ん、笑いーよ」
すぐに教えてって言えないの本当に愛おしい
またいつもみたいに、後ろから抱きつくようにギターを支えてコードの位置に手を置く
m「こう?」ジャァーン
w「めっちゃ良い音…!」
m「あは、ありがと」
m「ん゛〜、」
ギターを置いて元貴が背伸びをする。
ワイシャツが少しぶかぶかしてて脇が見えそう、
ほんとに、どこまでも白い
m「疲れちゃったぁ、帰るね」
w「待って!」
m「?」
w「俺も帰る」
そういうと、少しぽかんとなって、少し笑った
早くと言われて急いで片付ける。
音楽室の鍵を閉め、元に戻す。
靴に履き替え、昇降口を出る
m「…若井」
w「ん?」
m「なんでもない」
m「呼んでみただけ」
w「何それw」
対して他愛もない会話なのにそれすら楽しく感じる。
ポツ、
m「んわっ、」
w「え、」
m「待って、雨降ってきた、!!」
最初はぽつぽつぐらいだったのに、そこから一気に激しくなってきた。
俺たちはパニくってとにかく走って、なんとか俺の家の玄関に来た
m「ぅわぁ、雨やっば」
m「めちゃくちゃ濡れたぁ、笑」
w「………、」
元貴の服が雨に濡れて肌に張り付いている。
めちゃくちゃ透けてるし…!!//
流石にこれで帰らせる訳には行かない。
絶対誰にも見られたくない。
w「元貴、泊まってって」
m「えぇ、?」
m「でも、迷惑になっちゃうよ」
w「だめ。今の元貴他の人に見られたくない」
元貴の腕を引っ張って俺の方にやる。
体がぴったりくっつくぐらい
m「やっ、若井風邪ひいちゃぅ…」
w「…とりあえず、風呂入ってきな」
m「ぅう、//どこにあるの」
元貴を風呂に案内をして、扉を閉める
……やっばい、
理性が壊れそうだった
簡単に泊まってってって言ったけど、絶対に俺が持たない。
可愛いのが悪いんだから
コメント
2件
おいおい、若井さん服を忘れていないか??バスタオル姿のもちくんが見れる予感💝💝